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2013年8月10日土曜日

網走市内散策→帰京

網走駅の朝です。この駅は釧網本線の終着駅ですが、旭川へ向かう石北本線の始発駅でもあります。

さらに石北本線への旅というのもありえますが、せっかく網走に来たので網走バスの1dayパスを使って市内観光をします。

天登山方面のバスにのります。

石北本線の踏切を越えます。

監獄博物館に到着。網走刑務所の古い建物などを移設して屋外展示している、世にもめずらしい刑務所テーマパークです。

鏡橋を渡って入所します。案内板によると「川面に我が身を写し、襟を正し、心の垢を拭いおとす目的で岸を渡るようにと」、そう呼ばれるようになったそうです。

記念撮影用の懲罰房。

お腹が空きました。囚人たちと一緒に、

ヘルシーな監獄食を頂きます。

監獄博物館を後にして、北方民族博物館へ到着。

世界中の北方民族の歴史と風俗が学べます。

まだ周りたいところもありますが飛行機の時間もあるので網走駅に戻ってきました。

美幌行きのバスで女満別空港に向かいます。

本物の網走刑務所の入口前を通ります。

車窓に広がる網走湖。

バスのディーゼルに揺られます。北海道の大地ともお別れです。(バスと単行列車の区別がだんだんつかなくなってきました。)

女満別空港に到着です。時刻は16:40です。

18:25発ANA4754便は、羽田での折り返し便のトラブルで機材変更のため、約2時間遅れの20:30発となりました。空港で約4時間足止めになります。結局旅の初めで検討していたJAL1190便と同じ時刻です。これならあともう1箇所くらい観光スポットに寄れましたが、空港を最後の観光スポットとしましょう。


¥1,000の食事券をもらいましたが、終電に乗り遅れたら¥1,000以上の出費がありそうですが、北海道の最後のひと時を満喫しましょう。

屋上の展望デッキに出てみました。

札幌行きボンバルディアCRJ200。かなり小回りが効きます。

20:35ようやく搭乗が始まりました。

搭乗機のB737-500。AIR  DO54便とのコードシェア便です。

座席は非常口です。

普通の席より足元が広いですが、非常の際は乗務員のサポートをする必要があります。そのときに備え非常マニュアルをよく読んでおきます。

外はすっかり暗くなりました。雨に濡れる空港を後にします。

2時間のフライト。ほとんどの人が寝てます。

羽田に到着。東京は雨は降っていません。

あとは帰宅するだけですが、まだ荷物がでてきません。

やっと荷物が出てきました。

京急線・久里浜行きです。何とか南武線の終電に間に合いそうです。

南武線立川行き最終電車に間に合いました。(この後の稲城長沼行き最終、登戸行き最終でも帰宅自体はできますが、終点までいく最終はこの立川行きです。)

最後の普通列車南武線川崎・中野島間の運賃¥290を加えて、普通列車運賃合計は¥23,730でした。北海道&東日本パスなかなか使えます。今後の旅でも活用を検討しましょう。

7日間に渡る旅はこれで終わりです。


2013年8月9日金曜日

釧路→網走:釧路湿原・摩周湖の旅

雨のぱらつく釧路駅の朝です。

今日は釧網本線を網走に向かって進みます。

快速「しれとこ」キハ54の単行列車です。

さあ出発です。

釧路湿原に到着。

露に濡れた小径を登ります。

細岡展望台に到着。

人が踏み入ることのない湿原が広がります。

蛇行する釧路川。かつて海だったところに湿原ができたそうです。

岩保木(いわぼっき)水門。湿原と市街地とを分かちます。

ビジターズラウンジで小休止。次の列車を待ちます。静かな森の中時間はたっぷりあります。

ゆったりとした時間を満喫して、釧路湿原を後にします。

湿原らしい天気の中列車は進みます。

摩周に到着。お疲れ様でした。露に濡れたキハ54が綺麗です。

ここからバスで摩周第1展望台まで行きます。

「霧の摩周湖」。まったく何も見えませんが、そのぶんとても神秘的でした。

とりあえず焼きとうもろこしを頂きます。

摩周駅に戻ってきました。駅前の足湯で旅人たちと語らいます。

摩周の豚丼を頂きます。次の列車までまだまだ時間があります。

霧の向こうから、キハ54単行が近づいてきます。

いい塩梅です。

さあ、終点の網走に向かいましょう。


釧路から網走までの普通列車の運賃は¥3,570で、今日までの合計は¥23,440となります。1万円以上もとが取れることになります。パスはまだ明日まで有効です。

知床の山々が見えてきました。

知床斜里に到着。ここからは海沿いにそって進みます。

暮れ行くオホーツク海を望みながら、ディーゼル音高らかに単行列車は進みます。まさに至福のときです。

釧網本線走破までもう少しです。

網走に到着。釧網本線をコンプリートしました。

お疲れ様でした。

駅構内の待合いベンチ。職員の方の手作りのものが多く見受けられ、心が和みます。

すっかり日が暮れました。森と泉に囲まれた釧網本線の旅でした。お休みなさい。

明日は、網走市内散策です。