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2014年7月22日火曜日

天竜浜名湖鉄道・遠州散策の旅

2014/07/20 日曜日

午前10時半。小田急線で新松田まで来ました。

駅の対面はJR御殿場線の松田駅です。

313系電車で出発です。もうここはJR東海の領域。車掌さんは静岡の人のようでアクセントが微妙に関東とは異なります。

今日のきっぷは休日乗り放題きっぷ。¥2,670で身延線の終点甲府や、東海道線の豊橋までを往復できてしまいます。特急券を買えば特急にも乗れますが新幹線には乗れません。特急は身延線での利用が便利です。

箱根の険しい山々を登って御殿場まで来ました。

駅前にはD52が展示されています。

テンダー車の自動連結器

開放テコを上げるとナックルが開きます。なるほど自動連結器の仕組みがよくわかりました。

さぁ後半まいりましょう。沼津ゆきで後半しゅっぱつ!

沼津に到着。御殿場からの静岡県側は富士山の裾野が見えるのですが今日は天気が悪くさほどいい眺めではありませんでした。(御殿場線の車窓についてはこちら

東海道本線線島田行き。時折211系も見られますが乗車は相変わらず313系です。

島田で浜松行きに乗り換え掛川に到着。沼津から約2時間ずっと313系3両編成で立ちっぱなしでした。

掛川城が見えます。城散策もしたいですが今日は鉄道で先に進みます。

時刻は午後3時。先に進む前にやや昭和の香りがただよう喫茶店で遅い昼食です。

おなかも膨れました。天竜浜名湖鉄道TH3000型で出発です。

いつものスタイルで単行列車の枕木に揺られます。現役では古参の車両。ディーゼル音・乗り心地はそれなりの味があります。

国鉄二俣線を引き継いだ路線には青々とした水田が広がります。

新東名高速との交差。遠州のかなり内陸側を走行しています。

午後4時半。天竜二俣に到着お疲れ様でした。

遠くの転車台と扇形車庫をズーム。新潟トランシスのNDCの宝庫です。今日はもう終わってしまいましたが定時に車庫の見学会をしているそうです。

キハ20と20系客車。こちらも公開日に内部を見学できるそうです。

駅周辺散策を終えさらに先に進みます。乗客はただ1人です。現在主力のTH2100型は古参のTH3100型に比べ、ディーゼル音・乗り心地ともに軽快です。1路線で2度おいしい単行列車の旅です。

天竜川を渡ります。天竜川は長野県の諏訪湖を水源として飯田線に沿って南下し浜松より太平洋に注ぎます。飯田線・南信州はまだ未知の領域です。

浜名湖佐久米に到着。浜名湖岸ぎりぎりを東名高速と交差して走ります。

終点の新所原に到着。お疲れ様でした。

ここはまだ静岡県です。時刻は午後6時半を回ったところです。

日没までに休日乗り放題きっぷの乗れる際限の豊橋までさらに行って見ましょう。

新所原から2駅の豊橋に到着。ここはもう愛知県です。

午後7時半の豊橋駅周辺の様子。路面電車が行き交います。食事も済ませたので再び普通列車で帰ることにしましょう。

20:54普通列車で掛川まで戻ってきましたがこのままでは帰宅できなくなりそうです。家を出たのは午前8時半くらいですが、普通列車で存分に散策したければ午前6時くらいに家を出ないと無理なようです。早起きは3文(約25円→詳しくはこちら)を大幅に上回る得です。

休日乗り放題きっぷで戻るのは断念して新幹線で帰ることにします。

とは言え新幹線は快適です。小旅行の思い出を載せて新幹線の普通列車「こだま」で途中なんども急行「のぞみ」・快速「ひかり」に抜かれながら東海道本線をショートカットです。

天竜浜名湖鉄道・遠州散策の旅はこれで終わりです。






2014年7月8日火曜日

小湊鉄道・いすみ鉄道・房総半島横断の旅

2014/07/06 日曜日

総武線直通横須賀線E217系で内房線五井まで来ました。時刻はちょうど正午です。総武線は千葉で外房線と分岐したのち2駅先の蘇我でさらに内房線に分岐します。

跨線橋の上から小湊鉄道単行のキハ200形気動車が見えます。もうすぐ出発ですが途中の上総牛久止まりで養老渓谷までは行きません。

次の列車まで1時間ほどなので車庫を散策しましょう。

ここには約2年前にJRの骨董品久留里線キハ30形乗車のついでに来たことがありますが、久留里線以上のインパクトがありました。(以前の散策はこちら

前回はSLのキャブまでは入らなかったので、今日はここから車庫を覗いて見ます。

釜の中はこのとおりです。

相変わらずのどかな空間です。(見学するときは”見学させてください”ひとこと言ってからのほうがよいです。)

1時間なんてすぐに経ってしまいました。2両編成のキハ200形が入線しています。傍らの無蓋車は時間が止まったかのように留置されたままです。

時間いっぱい。未知の世界に出発の時が来ました。

朽ち果てた無蓋車とにステンレスでピカピカなE217系を後にします。

青々とした初夏の水田が続きます。

里見での列車交換。タブレット(スタフ)が使われています。

養老渓谷に到着です。散策計画はまったく立てていません。

バスがすぐ出るということで帰りのバス(終バス)があることだけ確認してよくわからないままバスに乗車。バスの床は木製です。

終点粟又の滝に到着。途中の温泉郷で2名降り、ここまで来るのは自分1人でした。帰りのバスまでは1時間半ほどあります。

バス停すぐ横の小径を下ります。

すぐに粟又の滝です。

ここから養老川に沿って下流に2Kmほど散策ができます。養老川は小湊鉄道とつかず離れずして五井より東京湾に注ぎます。

数100m行ったところで倒木が通せんぼです。来た道を引き返すことにします。

いろいろと歩き回っているうちになんだかんだで1時間以上たってしまいました。バスの時間まであと10分ほどです。

16:02発のバスは養老渓谷駅と上総中野駅の2本です。養老渓谷駅行きは五井に戻る上りダイヤに合わせてあり、反対方向の下りダイヤは鉄道の方が5分ほど早く出発します。これから、さらに下り方面に進むので養老渓谷駅行きの最終バス(乗客は2名)は見送ります。

すぐに中野駅行きが来ました。ここでは上総などといった接頭語は必要ありません。乗客は自分1人です。

上総中野駅に到着です。上総中野駅行きのバスは粟又の滝のバス停で見つけたのでここからさらに旅が続けられます(運転日に注意)。

ほどなく列車が到着です。養老渓谷駅行きのバスでは間に合わない列車です。といってもここ上総中野駅が終点です。

「♪雨に濡れ立つ~おさびし山よ~」16:27黄色いスナフキン車両が入線です。ここからはいすみ鉄道(旧国鉄木原線)で房総半島を横断します。

16:40いすみ300形で出発です。

紫陽花の咲く一本線を進みます。

大多喜でキハ52と交換です。

構内のいすみ200形ミイ車両。全国でも数少ないバス技術をベースとしたLe-Carです。なくなる前にまた乗りに来たいです。

大原に到着です。ここから外房線で帰りますが、東京方面に帰るには上りでも下りでも途中下車をしなければ同じ料金で帰ることができます。

まだまだ旅を楽しみたいので外房線下りで大回りコースをチョイスして勝浦に到着です。

しばらくして東京発のE257系500番台わかしお15号が入線です。

わかしお15号(65M)は勝浦から終点の安房鴨川まで普通列車5265Mになるため特急券が要りません。大原駅周辺のコンビ二でお弁当や飲み物を買い旅の準備は万端です(この時間はコンビ二くらいしかやっていないので場所は違いますが飲み物だけは旅情のあるものにしました。)。

太平洋を望みながら外房線を進みます。高千穂のむヨーグルト(とてもうまいです。首都圏でも売っていますが今年のGWの現地訪問の際にもバスの待ち時間に飲みました。)を飲み終わったあとはそのまま眠ってしまいました。

夢から覚めたと同時に外房線の終点の安房鴨川に到着。ここは内房線の終点でもあります。

再び勝浦まで5276Mとして普通列車で戻り勝浦から東京行きわかしお26号(76M)となるE257系を横目に見ながらいつものスタイルで揺られることにします。

時刻は午後7時をまわり日没時間を過ぎました。

館山に到着。内房線の乗り残し区間をコンプリートしました。ここからはまた209系千葉行きで進みます。

内房線と外房線の分岐点の蘇我に到着。今日の大回り乗車はここで終わりです。ここから京葉線で帰ります。

小湊鉄道・いすみ鉄道・房総半島横断の旅はこれで終わりです。