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2015年1月18日日曜日

大分→中村:宿毛フェリー「ニューあしずり」乗船記・豊後水道横断の旅

2014/12/31 水曜日

朝の大分です。北口駅ビル開業に向けて工事が進めれられています。

今日は、415系0番台佐伯行きで日豊本線を南下します。この車両はもう九州でしか走っていません。

駅構内に停車中の885系「ソニック」と787系「にちりん」。九州内での特急列車はキハ140の「指宿のたまて箱」しか乗ったことがありません。

いつものスタイルで出発です。

日代で特急列車との交換待ち。交換用にトンネルまで複線になっています。

豊後水道を望みなら列車は進みます。先方に大入島が見えます。終点の佐伯はもうすぐです。

10:39佐伯に到着。さらに延岡まで南下する普通列車は17:14までありません。

今年のGWの宮崎から日豊本線北上の旅では、延岡での普通列車5時間待ちの時間を利用して、高千穂散策をしました(詳しくはこちら)。南下の旅となると、この駅を基点に普通列車6時間半の時間調整が必要です。この時間を利用した大入島散策などは面白そうです。

駅から徒歩10分ほどで佐伯港に到着。大晦日で港は賑わっています。

12:00発高知県宿毛行き、宿毛フェリー「ニューあしずり」が停泊しています。

大晦日でとにかく混んでいます。客室にも行くのも一苦労です。

2等客室で約3時間の船旅が始まります。

さらば、九州アイランド。1日にも満たない滞在でした。

佐伯重工業の造船所。同社ホームページによるとオーシャン東九フェリー4姉妹の「おーしゃんうえすと」や「おーしゃんいーすと」のふるさとだそうです(乗船したことあるのは「おーしゃんのーす」と「おーしゃんさうす」)。大阪南港・新門司間を結ぶ名門太洋フェリーの造船実績もあり、瀬戸内海クルーズの妄想が広がります。

船内で落ち着いたところで、大分駅で買った駅弁をいただきます。

滞在時間の少なかった大分が凝縮されています。

¥100の貸し毛布を借りて昼寝をすることにします。食事のあとは昼寝。これぞ船旅の醍醐味です。

目が覚めたら四国が見えてきました。

豊後水道も2/3まで進んでいます。

宇和海展望タワーが見えます。

宿毛駅から宇和島方面に行くバスで行けるようなので、行ってみようかと思いましたが、日没には間に合いそうにありません。今回の旅は高知方面に進む予定なので、まだ乗ったことのない予土線乗車も含めて将来の散策スポット案に組み込むことにしましょう。

15:10宿毛港に入港。この旅3度目の海からの四国アプローチです。傍らには宿毛駅に向かう高知西南交通バスが停車しています。

このバスは通学専用としても使われているようです。

四国最南端かつ西端の駅宿毛駅に到着です。

ここからは土佐くろしお鉄道TKT8000形で宿毛線を進みます。この旅初めての気動車です。4日目になってようやく登場です。

前方のシートを転換させいつものスタイルで単行列車の枕木に揺られます。中村までの宿毛線は工事は国鉄時代に着工されていたようですが、開業したのは平成になってからの比較的新しい路線です。宿毛・宇和島間は未成線のままで、バス路線がその役割を果たしています。

四万十川が見えてきました。上流の沈下橋などが有名ですが、これも将来の予土線沿線散策に組み込みましょう。

今日の目的地の中村に到着です。

明日は足摺岬散策をします。

2 件のコメント:

  1. ご旅行中に失礼します。
    そうそう、この可愛い電車に乗りました。
    大分から南下されたのですね。私は何を思ったか宮崎から北上いたしました。そして「ニューあしずり」船内では、椎茸めしをいただいた後お昼寝のコースですw
    今、鳥羽の島旅ブログを書いておりますが、ツイッターが気になってなかなか先に進みません(人のせいにしてはいけませんね)

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    1. こんばんは

      やっと佐伯のホテルで一息ついています。実はこの記事、自分ではあまり読み返していなくて、現地で復習しています(^_^;)

      前回は宿毛でバスにすぐ乗ってしまったので、港の様子を見ることができませんでした。3時間はお昼寝にちょうどいい時間ですね(^。^)

      更新されたブログを拝見させて頂きました。鳥羽付近も長らく行っていないのでそろそろです。

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