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2015年1月21日水曜日

高知→徳島:室戸岬散策・安佐線・未成線(奈半利→甲浦)路線バス・牟岐線の旅

2015/1/2 金曜日

高知駅の朝です。前回来た23年前とは違いとても立派な駅になりました。

構内にはキハ32が停車しています。今回、もう旅も終盤というのにまだ国鉄型気動車には乗っていません。

土佐くろしお鉄道安佐線9640型で終点の奈半利まで行きます。

車内は満員です。乗車時はクロスシートに座っていましたが、おじいさんと小さなお孫さん2人がいらしたので補助席側に移りました。お正月でおじいさんが迎えに来たようで大変微笑ましく、途中駅で下車後もホームから私に向かって、お孫さんに何度もお礼を言わせていました。

御免に到着。ここまでは土讃線でした。高知からのJR四国の車掌さんは土佐くろしお鉄道の車掌さんと交代します。小学生に頃から気になっていた土讃線”大歩危”、”小歩危”23年前すでににチェック済みですが、この駅名表を見るとまだ見ぬ予土線”半家”への夢が広がります。

この車両には海側側面に展望車があります。

このとおり穏やかな海を見ながら南国高知を堪能できます。

奈半利川の鉄橋を渡ります。

終点奈半利に到着。時刻は正午。1時間40分の単行列車の旅でした。

12:02室戸岬行きのバスに乗り換えます。列車との接続はとてもよいですが、この日は列車のトイレが故障とのことで駅のトイレを使用しました。室戸岬まではさらに50分ほどあるので、体調の悪いときなどは気をつけたほうがいいかも知れません。

車窓は再び海が続きます。23年前は奈半利までの鉄道は無く、レンタカーを借り一人台風の中室戸岬を目指しました。真夜中の岡山発上り寝台列車”あさかぜ”に間に合う時間として、足摺岬の代わりにこちらを目指しました。青春の日が今甦ります。

室戸岬に到着です。前回がどうだったかもう忘れてしまいました。

そうです。思い出しました。灯台はあんな上です。前回は車で上がりました。

でも、今回は歩いてお遍路道を登らなければなりません。いい運動になりそうです。

徒歩20分ほどで灯台に到着。自分の足で登って来ただけあって満足感は高いです。お遍路道のような迷い道くねくねだった青春時代に、「兎にも角にも室戸岬」と一心不乱に突っ走ったときに比べると、ずいぶんと成長したようです。

昨日の足摺岬と同様に、この岬も海上・陸上双方からのアプローチをしています。(詳しくは昨年11月のマルエーフェリー飛龍21乗船記をご参照下さい。)

約1時間半の滞在を終えて、ここから甲浦(かんのうら)まで、奈半利からの高知東部交通のバスの旅が続きます。

奈半利・甲浦間は土佐くろしお鉄道安佐線(安佐西線)と安佐海岸鉄道安佐東線を結ぶ未成線区間で、ひたすら海岸線を通るとても風光明媚なバス路線です。

高知駅で買った天むす薫を頂きます。

室戸岬付近にも軽食ができる場所がありましたが、散策に時間を費やしたので、ほぼ想定通りバスの中で遅い昼食を摂ります。

集落などあたりを遮るものはなく、とにかく、海。海。海です。

安佐海岸鉄道安佐東線甲浦駅に到着です。ちなみにここはまだ高知県です。

ASA-100形気動車で再び気動車の旅が始まります。

車内のイルミネーション。これならトンネルも退屈ではありません。

終点の海部に到着。たった3駅の旅でしたが、ここはもう徳島県です。

ここからはとなりのホームにスタンバッている牟岐線1500形気動車で徳島まで行きます。

とにかく眠くなってきました。

気が付いたら徳島に到着。ほとんど寝ながら牟岐線をコンプリートしました。

海部からの清算は青春18きっぷを利用することにして、スタンプを押してもらいます。

牟岐行きのキハ47が停車しています。国鉄型の気動車には乗っていないので、青春18きっぷを利用してちょっとだけ乗り鉄しましょう。

高徳線の四国色のキハ47で板野まで来ました。単行でもいいくらいガラガラでした。

普通列車を乗り継いで高松まで行く元気はないので上下線が交換するここで折り返します。折り返しは普通に1000形気動車でした。

徳島駅の駅ビルで紀州の梅と桜海老の卵とじうどん定食¥743+税を頂きます。昼食が少ないので大盛りを頼みましたが、想定以上で食べるのが大変でした。

明日はまた船に乗ります。
















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