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2015年9月4日金曜日

網走→帯広:釧網本線・根室本線の旅・塘路湖の散策

2015/8/12 火曜日

今日は快速しれとこキハ54で釧網本線を進みます。昨日は集中豪雨で釧網本線は終日運休だったようですが、今日はまったく問題はなさそうです。

10:01網走駅を出発です。

荒涼とした原野の向こうはオホーツク海。あまり天気はよくはありません。

知床斜里に到着。ここが知床半島攻略の拠点になります。2年前摩周駅の足湯で一緒だったウトロに向かう年配のご夫婦とはここで別れました。

レールと枕木だけが異様に目立つ橋梁です。

清里町に到着。列車交換のため停車。

快速しれとこ同士の交換です。2年前は対向の釧路発の列車で釧網本線を逆方向に旅しました。

標茶で13分停車。かつては、標津線が分岐していた駅です。現在は阿寒バスで標津まで行くことができます。日本最大の砂嘴、野付半島への夢も広がります。

長い停車時間にチャリダーがたくさん乗ってきてデッキは自転車でいっぱいです。

網走駅で買ったかにめしを頂きます。今日は何処に行こうか実はまだ決めていません。2年前の霧で何も見えなかった摩周湖のリベンジも考えましたが、バスの時刻が合いませんし、天候も期待できません。今回のような走破型の旅は偶然は得られやすいですが、確実性を期待するには滞在型の旅のほうがいいかもしれません。

塘路に到着です。今日はここで降りてみることにします。

山の上にあるサルボ展望台まで行ってみます。駅前には観光客がわりといますが、こちら方面に行く人はあまりいないです。

道のすぐ横には塘路湖が広がります。車窓から”びびっ”と来て下車しました。走破型の旅で見つけた偶然です。

展望台への山道。昨日の雨で少しぬかるんでいます。キャリーバッグを適当な所に預けてこなかったので、結局持って登らなくてはならなくなりました。

約20分でサルボ展望台に到着です。汗が噴出し続けていますが、途中で面倒になって引き返さなくて正解でした。あたりはひたすら静かです。白い風に乗ったコロボックルが現れそうな場所です。

キャリーバッグを転がしながら駅に戻ります。未電化ですが踏み切り標識にはパンタグラフがあります。

釧網本線をくぐるカヌー。線路周りに関心が移っています。

塘路駅に戻って来ました。なんだかんだで2時間楽しみました。

釧路からのノロッコ号が到着です。このあと、観光客がわんさと降りてきました。どこかに人が集まるところがあるようですが、時間いっぱいです。先に進みましょう。釧網本線走破を続けます。

釧路行きのキハ54単行が入線。

いい塩梅です。

大湿原を抜け釧路に到着。お疲れさまでした。すぐ隣のホームの根室本線芽室行きはすぐに発車ですが、これは見送り、釧路を2時間ほど散策します。

キャリーバッグをコインロッカーに預け、幣舞橋まで来ました。今日は霧で覆われていません。

橋の上から釧路川河口釧路港を臨みます。太平洋に沈む夕陽を見るには天気が悪いです。かつてあった東京・釧路航路で霧に覆われたこの港に入港するのは、かなり幻想的なものだったと思います。

釧路駅に戻ってきました。楽しみにしていたSTATION DINAR 946。でも黄色い看板下の店はなくなっていました。

駅横の店で豚丼を頂きます。お味噌汁が熱くておいしいです。

キハ40で根室本線の旅を開始します。

釧路駅で買った大判焼きをお供に、いつものスタイルで揺られます。

静岡県にある同名の駅のように新幹線は来ません。

古瀬で列車交換のためしばし停車。あたりは雨音とディーセルのアイドリング以外何も聞こえません。

ホームの板の間から蔓が延びています。ここにもいたずら冒険なコロボックルがいそうです。

根室本線のクライマックスの海岸線で日没時間を迎えましたが、太平洋に沈む夕日を拝むことはできませんでした。

帯広に到着。街は平原まつりの準備の最中でした。

明日はまた1日路線バスの旅です。
(つづきはこちら



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