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2015年9月11日金曜日

函館→帰京:函館市内散策

2015/8/16 土曜日

旅の最終日。今回の旅のゴールの函館に到着しましたが、これからのことは未定です。東京行き最終の東北新幹線の出発時刻19:44までに新青森にいければよいので、先ずは函館散策です。

とりあえず、函館本線の基点まで。

その先にはかつての青函連絡船摩周丸が見えます。

料金¥500を払って摩周丸に乗船です。

かつてはこの船が函館駅と青森駅とを直結していました。

ジャイロコンパスの展示。船の仕組みに関する展示が多く、昭和20~40年代の風情を人形達が語る青森にある八甲田丸とは、展示の趣が違います。

現代の青函連絡船とでも言うべき、津軽海峡フェリーブルーマーメイドが見えます。当初はこの船に乗って青森まで船旅と思っていましたが、キャンセルがないか電話で確認したところ、今日は徒歩乗船でも不可とのことでした。下船後の新青森までのバスの便とも合いそうだったので少し残念です。

仕方がないので、青森には行けない青函連絡船で船旅気分を味わいます。

大函丸(たいかんまる)が入港です。下北半島の大間まで行きます。大間からバスで脇野沢に行き青森に渡るといった経路や、大湊に行き大湊線に乗るといった下北半島巡りの妄想が広がります。夏休みは明日まで。東北なら泊まれる所もあるのですが、少しは休みたいので今日の内に帰りましょう。

可変ピッチプロペラ。やはり展示はメカニックです。

雑魚寝船室で揺られます。船旅気分を存分に味わいます。

だいたい気が済んだので、船は大概にして、路面電車で市内散策です。

十字街に到着。

ロープウエイで函館山に登ります。

渡島半島と自己相似形なので、右が内浦湾、左が日本海と錯覚してしまいます。まさしくカオスな状態です。

山頂は雲の中です。このロープウエイ結構速いので、あっという間に到着です。

メンテナンスの方はあんなところに乗って登ってきました。少し驚きです。

霧が晴れて港が見えてきました。ナッチャンworld。かつて青函航路を往復していた高速船です。今は自衛隊が使用しているようです。

ふと見ると、青函フェリーあさかぜ5号が出港です。青函フェリーは津軽海峡フェリーに比べ、マルエーフェリーに乗るような覚悟が要るような気がします。

下山して赤森レンガ倉庫を散策します。

函館本線の基点まで戻ってきました。もうすぐ15:01発の木古内行き普通列車が出発です。乗車券は買ってあるので急げば間に合います。

でも、駅弁を買っている余裕がありませんでしたので、普通列車の旅は諦めて、函館で食事をしていきます。スーパー白鳥の発車時刻まで、適当に時間を潰します。2時間くらいはいつものことです。

駅構内から見た北斗星色のDD51です。もはやブルトレは20年以上前に乗った「あさかぜ」が最初で最後となってしまいました。でも、船ならばこの旅でも「はまなす」は舞鶴から乗ってきましたし、「あさかぜ」もさっき見たばかりです。

17:07スーパー白鳥で出発です。次の五稜郭からは江差線を進みます。

江差線の終点木古内に到着。ここからが海峡線です。もう江差までの分岐は通じていません。鉄路での奥尻島への夢は叶わなくなってしまいました。チャリダーの乗車で数分発車が遅れましたが、格安で海峡を渡る手段はこれしかないので致し方ありません。自分の青春はどこに置いてきたか忘れましたが、若い人に頑張って貰えればそれでいいです。

在来線で青函トンネルを進めるのも今年度限りです。

入りました!!

140m上は海底、その100m上は海面です。

蟹田に到着。青春18きっぷのチャリダー達が降りて行きます。

新青森に到着。ここからは一気にショートカットです。

はやぶさ39号東京行き最終です。来年は北海道から新幹線が乗れるようになります。

大宮まで3時間立席です。東海道線の普通列車の旅ほどぎゅうぎゅうではないと思えば、このくらいはなんとかなります。置いてきたかと思っていた青春は実はここにありました。思い出を載せて新幹線はひた走ります。

新横浜からの新幹線で始まった旅なのに、なぜか大宮に帰って来ました。

7日間に渡る旅はこれで終わりです。





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