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2016年1月12日火曜日

稚内→苫小牧:北海道南下普通列車の旅

2015/12/31 木曜日

稚内の朝です。▼

北防波堤ドームです。この時期でもテント泊している人がいました。その他はすべて中国語を喋る人たちです。▼

冬のオホーツク方面を望みます。かつてはここから稚泊連絡線で樺太からの鉄路に続いていました。現在コルサコフ(旧大泊)までのフェリーは休止中とのこと。復活したら乗って見たいです。▼

以前サンクトペテルブルグの地下鉄の窓口で英語が通じなくて困っていたら、通訳してくれた通りすがりの学生の産まれ故郷がサハリンでした。地下鉄の中で、日本に行って見たいけど、彼にとって北海道は、はるか何千kmも離れたロシアの西端より遠い所だと話していました。

稚内駅に戻ってきました。▼

10:52発名寄行きで宗谷本線を南下します。▼

キハ54の単行で出発です。▼

今日は普通列車のみで北海道を縦断します。▼

抜海の手前。この天気では残念ながら利尻富士は見えません。▼

幌延で特急列車との交換待ち。▼

南武線と同じ6両編成まで対応できます。▼

前面展望。完全に埋もれたレールの上を進みます。▼

音威子府ではDE15除雪車が停車しています。1日8往復しかない路線も、この車両のおかげで走行できます。▼

14:06名寄に到着。▼

名寄からはキハ40の単行14:35発快速なよろ8号で宗谷本線を南下します。▼

とにかく北海道の列車の車内は暖房が効きすぎで本州と比べ暑すぎるぐらいです。

登りはエンジンを唸らせる塩狩峠も下りは静かにすべるように進んでいきます。▼

石狩川を渡ります。▼

15:59旭川に到着です。▼

ここからは電化区間。721系で岩見沢に行きます。▼

普通列車乗り継ぎの旅、旭川まで駅弁はなく、乗り換え時間も殆ど無いので、稚内駅のセイコーマートで買っておいた携行食で食いつないでいます(稚内駅の駅弁屋は年末年始で休業でした)。▼

車内はガラガラ。ここでも旅行者は中国語を話す人が多いです。▼

17:51終点の岩見沢に到着。▼

ここからは手稲行きで札幌を目指します。▼

札幌に到着。さあ、ラーメンでも食べようかと思ったら...▼

今日は大晦日。駅周辺の飲食店は午後6時前に閉店。辛うじて8時までのドトールで軽食ができるくらいでした。それでも、なんとか食いつなぎ、これから苫小牧に向かいます。▼

苫小牧行きの733系はガラガラです。途中鹿が線路内に飛び込んで来たと言うことで緊急停止。その後問題なく発車しました。ロングシートの近郊線でもそんなことがあるのが北海道らしいです。▼

稚内を出ること11時間。普通列車で苫小牧まで来ました。▼

さらにここから旅は始まります。

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