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2016年4月26日火曜日

春の秩父・羊山公園の芝桜・周辺散策

2016/4/25 日曜日

まもなく終点の西武池袋線飯能です。▼

先月のドイツ・フランクフルトでは飯能行きだと思って乗ってしまいました。▼

で、気がついたらも昔の西武線の赤電にしては鮮やかな電車で飯能に到着。▼

今日はここから黄色い電車に乗り換えてこの先に進みます。▼

ロングシートの明るい車内。今日は珍しく2000系です。今は4000系のクロスシートが主ですが、子供の頃は全て101系のロングシートでした。黄色い電車で秩父に向かうのは今世紀になって初めてです。▼

東吾野での交換待ち。次の吾野から西武秩父線になります。子供の頃はこのあたりにくると国鉄旧型輸入電機やEF65にも似たE851に牽かれたセメント貨物列車ばかりでした。▼

もうすぐ終点の西武秩父です。子供の頃は対面の窓いっぱいに広がる武甲山に感動しました。ロングシートの旅も、701系から見る羽越本線の鳥海山のように景色によっては悪くありません。▼

西武秩父に到着です。武甲山には雲が掛かっています。▼

徒歩20分ほどで羊山公園まで来ました。武甲山をバックに鮮やかな芝桜が広がります。▼

木の影のベンチで休憩です。天気はあまりよくないですが、かなりの行楽客で賑わっています。▼

秩父に来たらやはりこれ。みそおでん¥200也を頂きます。▼

羊山公園の見晴らしの丘から秩父市街を望みます。雲で隠れた山々の向こうは群馬県です。方角的には県境の神流川(かんながわ)下久保ダム方面です。下久保ダムも公共交通機関で是非行ってみたいポイントです。▼

芝桜は見頃ですが、藤はまだこれからです。▼

せかっくなので武甲山資料館にも寄って行きましょう。▼

昭和30年頃の武甲山。まだあまり削れていません。(受付で聞いたら館内の撮影はOKだそうです。)▼

秩父の山々にもツキノワグマがいるそうです。▼

羊山公園から秩父駅付近まで来ました。SLの走る秩父鉄道。非電化なのに何故か標識にパンタグラフのある釧網本線と違って標識に偽りなしです。▼

踏み切りを渡ってすぐの蕎麦屋でおすすめセット¥1,530也をいただきます。山の幸が満載です。▼

秩父駅まできました。▼

駅構内には有蓋貨車が留置されています。▼

ほらドイツとたいして変わりません。▼

ドイツといってもここは埼玉でしょう。ね。飯能って書いてありますし。▼

普通列車まで30分以上待つので急行料金¥200払って急行「芝桜」に乗ってしまいます。

ちちぶ餅をお供にいつものスタイルで進みます。▼

ほら。ズボンだって靴下だってドイツの時とおんなじです。▼

大野原を過ぎると太平洋セメントの工場が見えます。▼

ヲキ100を牽くデキ500型とすれ違います。太平洋セメントの熊谷工場まで石灰石を運びます。ちなみに同工場には鶴見線扇町から日本で最後となった石炭運搬貨物列車で石炭が運ばれます。▼

秩父鉄道6000系は元西武鉄道101系ですが、いつの間にかクロスシートになっていました。

昭和44年に正丸トンネルで秩父から飯能に鉄道が抜けられるようになる以前は、荒川に沿うこのルート以外に主だった物流のルートはありませんでした。▼

寄居に到着。お疲れさまでした。ここから八高線で帰りたいと思いますが、40分以上待たねばなりません。普通列車でも良かったかもしれませんが、元西武鉄道101系による時空の旅ができたのでこれで良しとします。

駅前のスーパーはいつの間にか閉鎖されています。過疎化は何も北海道とかだけの問題ではありません。▼

周辺散策をしながら秩父に戻るヲキの空車を見送ります。頻繁にやってくるので、駅のホームに上がっていたほうが良かったほうがいい写真を取れたかもしれません。▼

18:02発高麗川行きが入線です。▼

この駅で交換する同じく18:02発高崎行きで大回り乗車して帰ることにします。▼

実は八高線寄居・倉賀野間の乗り残しがあるため、埼玉・群馬のJR線は完乗していません。▼

倉賀野に到着。八高線をコンプリートです。ここで降りずに終点の高崎までいくと大回り乗車のために両毛線で小山まで行かなければなりません。高崎で駅弁を買って115系の中で食べる旅ができますが、今日は高崎線上りで帰ります。▼


春の秩父・羊山公園の芝桜・周辺散策はこれで終わりです。












2016年4月10日日曜日

高岡→七尾:氷見線・加能越バス・北鉄能登バス・七尾線へのショートカットの旅

2016/3/31 木曜日

富山の朝です。▼

松川の桜の開花も進み、春の息吹が感じられます。▼

仕事の最後の仕上げは10時過ぎには終わりました。あとは帰るだけですが連日少しハードだったので、富山周辺散策で心身ともにリラックスしましょう。

521系電車で金沢方面に向かいます。北陸本線はあいの風とやま鉄道になり413系・455系はもう会えなくなってしまったようです。▼

高岡に到着。万葉線の乗り場が隣接しています。▼

「♪僕のドラえもんが町を歩けば~」を思い出す世代ですが、万葉線の終点から富山ライトレールの終点までのバスでの盲腸線ショートカットは次回のお楽しみにとっておきます。▼

獅子丸といったら「♪風よ光よ正義の祈り~」を思い出す世代ですが、今回は別の盲腸線である氷見線を攻略します。▼

久しぶりのキハ40です。▼

青い海を眺めながら単行列車の枕木に揺られます。

海の向こうにうっすら立山連峰が見えます。▼

終点の氷見に到着。お疲れさまでした。氷見線をコンプリートです。▼

氷見駅から信号のある交差点を2つ分歩いて氷見駅口バス停まで来ました。

時刻は12:04。加能越バス脇行きで能登半島の海岸線を北上します。▼

市街地を抜けるとひたすら海です。▼

快適なバスの旅です。▼

12:37終点の脇に到着。あたりは何もありません。▼

ここが富山県と石川県の境界になります。ここからバスを乗り継いで七尾まで行こうと思いましたが七尾行きのバスは15:00。まだ2時間以上あります。13:00と時間を読み違えていました。▼

何もないところで2時間くらい潰すのはいつものことなのでどうにかはなるのですが、食事もしていませんし、ここまで来たバスで折り返して氷見市街に戻ります。▼

可能神社前で下車。人生は3歩進んで2歩下がるです。▼

徒歩すぐのところに道の駅氷見・ひみ番屋街がありました。▼

氷見うどん定食¥1300也を頂きます。▼

残念ながら今日はここから立山連峰は見えません。

先ほどのバスとちょうど2時間ずれたダイヤです。

とにかく海なのですが、2時間ばかり違う分、1回目よりは少し海の表情も違うかもしれません。▼

バスもこの通り。先ほどと違い年代ものです。▼

脇再び。おかげで随分と海とバスを堪能することが出来ました。

バス停の前にあるのはこの店だけ。自販機でジュースを買ってバスを待ちます。どんな辺鄙なところにも自販機があるのは本当に日本の凄いところです。

15:00発の七尾行きが到着しました。ここから乗る乗客は自分1人です。

脇を出て石川県に入った瞬間国道160号の道幅も狭く、バスの速度も格段と遅くなります。▼

最後にちょっとばかりの山道を通って七尾市街に抜けます。▼

15:38七尾駅前に到着。ここまで乗客は結局自分と途中で乗ってきたもう1人でした。この先能登半島の最先端の禄剛崎まではコンプリート済(詳しくは能都半島珠洲岬・禄剛崎への旅を参照)。これで能登半島の内浦(東海岸)を乗り合いの公共交通機関でコンプリートしました。▼

七尾からは七尾線で富山に戻ります。

もう会えないかと思っていた413系は健在でした。

七尾線は直流区間。交流区間の旧北陸本線を経て金沢に行くにはこの車両が必要です。

さあ。いつものスタイルで出発です。▼

あの山の反対側を氷見から七尾までバスで進んで来ました。

もうすぐ七尾線の終点津幡です。

デッドセクションで室内灯が消えました。

津幡に到着。

521系で富山に向かいます。

富山に到着。

どこの風呂屋でも良く見るケロリンの洗面器。嵩張るので今回は購入を断念。

あとは新幹線で帰るだけです。▼

新幹線の中で海鮮3種盛¥1,000也を頂きます。▼

鱒寿司は家に帰ってから頂きます。

越中からあっという間に大宮に到着。

府中本町にもいつの間にモノリスが出現。限りない日常にアクセントができました。

明日からは新年度。今年度最後の出張はこれで終わりです。