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2016年11月10日木曜日

東京→徳島:オーシャン東九フェリー「おーしゃんのーす」乗船記(2回目)

2016/11/3 木曜日

りんかい線で国際展示場前まで来ました。▼

西の空には三日月が昇っています。明日11/4に休暇を取得し4連休としましたが、旅のプランを立てたのは昨日の夜。秋の行楽シーズンに直前で取れる宿はほとんどありませんが、それでも1、2部屋は空いているところもあるので、予約が取れたところを中心に瀬戸内海の島巡りをする予定です。▼

3年ぶりの東京港フェリーターミナル。¥200だった駅からの送迎車は無料になっていました。いつの間にかフェリーも新船に代わっていました。あのボロっちい味のある船達はいなくなってしまいました。

でも今日の配船は、新船のドックの都合で、11/26で引退の「おーしゃんのーす」です。もう乗れないと思っていたので、冗談抜きで本当に嬉しいです。▼

実は、今回は予約無しでした。何せ昨日の夜この船に乗ることを決めたので、電話もネットも間に合いませんでしたが、乗客といっても20人くらいなので、特に問題はありませんでした。

同じ埠頭の反対側のバースには博多行きRORO船「さんふらわあ はかた」が停泊しています(船名は配船表で後から確認)。
フェリーターミナルの入り口では、「商船三井フェリー」の文字だけがでかでかと見え、巨大な建物にしか見えなかったので、今日乗る「おーしゃんのーす」よりも気になっていました。デッキに上がってようやくその全貌を拝むことができました。

ちなみにこちらは僚船の「さんふらあ とうきょう」。先月初めの横浜港に続いて「最近、東京港にも全然行っていないなあ」と、散策していたときに適当に撮った写真の中にありました。

寝て一畳ですが、個室になります。ハンガーは個室ごとに異なるというニクイ演出。世界に名だたる大都会「東京」から出る唯一の旅客フェリーのくせに、ここまで貧乏くさいいい仕上がりの船は「おーしゃんのーす」だけになってしまいました。本当に大好きな船です。

船首のデッキからは東京ゲートブリッジが見えます。

19:30定刻通り出港です。

ずんずんとゲートブリッジに進みます。この時間が何とも言えません。

ゲートブリッジをくぐり終わると、左右対称に東京タワーと東京スカイツリーが見えます。

風の塔を横切ります。今日は川崎港・横浜港は省略です。

午後9時少し前。この船の冷凍食品の物は少し辛いので、持ち込みの助六寿司を頂きます。このあと、0時頃まで寝てしまいました。

午前2時半。駿河湾沖を航行中。

ノンアルコールの梅酒で一杯やります。とにかく気ままなカジュアル船の航海です。▼

独特の振動音に揺られながら、再び眠りに就きます。

さすがは「おーしゃんのーす」。大差はないですが「おーしゃんさうす」ほどはうるさく無いです(笑)。











2 件のコメント:

  1. オーシャン東九フェリーって、数あるフェリーの中でも一種独特の雰囲気を持っていますね。フェリーに乗り始めた頃、船好きの先輩何人もから乗船を勧められ、実際乗ってみて何となくわかりました。

    商船三井のRORO船、こうしてみると確かに大きな建物に見えますね。白とブルーの船体に赤いファンネルというパキッとした配色は目立ちます。だんだん気になってきました。これからどこかで出会ったら手を振りそう。。w

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    1. 特に派手なところは無いのですけど、何か惹きつけられる魅力がありますね。都会の喧騒から離れた夕刻の東京港の雰囲気もよく、出港は限りない日常からの離脱といった趣きが感じられます。

      商船三井の船は側壁がフラットなので、近くから見るとその大きさがとても引き立ちます。特徴のある貨物船を一通り覚えたら、それらの配船に合わせた旅の計画も面白いかも知れませんね。

      洋上では無理ですけど、港で手を振っていたら、もしかしたらちょっとだけ乗せてもらえるかも知れませんよ(笑)。

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