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2016年11月20日日曜日

小豆島散策・寒霞渓ロープウェイ乗車記

2016/11/5 土曜日

小豆島池田港の朝です。国民宿舎の部屋の窓から、高松に向かう国際フェリーが見えます。▼

朝ごはん。中々豪華です。昨日夕食も頼まなかったのが悔やまれます。昨日は当初は高松市街で散策と併せての食事を考えていましたが、夕陽が見える時間帯の船に乗ることにしたので、結局夕食は土庄で買ったコンビニ弁当でした。(土庄から電話で送迎バスを呼ぶときに、ついでに今からでも夕食を頼めるか聞いてみましたが、さすがに無理でした。)

送迎バスで池田港ターミナルまで来ました。

防波堤の先まで行ってみましょう。

防波堤の先から見た第一こくさい丸。写真では見にくいですがデッキ後方にパンダがいます。他にもキリンがいる第三十一こくさい丸も見ました。

オリーブバスで草壁港に向かいます。ターミナル内まで入ってくるバスは少ないので、国道沿いの次のバス停の利用が便利です。

草壁港に到着。

「♪Wind is blowing from the Aegean~女は海~」。そこにあったのは場違いなエーゲ海風のフェリーターミナルでした。入口の門には「ΚΑΛΩΣ ΗΡθΑΤΕ ΣΤΗΝ ΣΟΝΤΟΣΙΜΑ」とギリシャ語が書いてあったので、グーグル翻訳をしてみたら「小豆島へようこそ」でした。

この似非エーゲ海。本物のギリシャ人が見たらどう思うのでしょう。10年くらい前のドイツでのことですが、音楽隊の動物達の銅像を楽しみにブレーメン中央駅を出た途端いきなり「巨大な神社の鳥居」があったりして、もう台無し。本物ブレーメンの音楽隊の銅像」より「似非鳥居」のほうが今でも鮮明な記憶として残っています(「ブレーメン 鳥居」で検索してみてください。)。

そんなことを思い出しながら桟橋に出ると、ちょうど、内海フェリー「ブルーライン」が入港。いい塩梅です。

白亜の船体にすっかり“魅せられて”しまいました(笑)。

「♪南にむいてる窓をあけ~ ひとりで見ている海の色」と、船にも乗りたくなりましたが、今日はバスとロープウエイを乗り継いで寒霞渓(かんかけい)に行きます。中華系観光客が多く、バスは複数台運行されていました。

頂上から草壁港方面を望みます。やや霞んでいて、遠くまで見渡せないのがやや残念です。▼

とりあえずここで昼食。小豆島はそうめんが名物だそうで、それを食べても良かったかなと後から思いました。まあ、そのときすぐに食べたいと思ったものを食べるのがいいのです。▼

ロープウエイを下ります。せり出した両脇の岩が迫力があります。もう少し遅かったら紅葉の季節だったようです。▼

草壁港再び。「♪美しすぎると怖くな~る」。海を眺めていると、真昼の蜃気楼が見えてきそうです(笑)。

さて、バスで土庄方面に向かいます。瀬戸内国際芸術祭が開催されているためか大変混雑しています。

土庄港までもうすぐですが、「世界一狭い海峡はこちらです。」との車内アナウンス。何だか意味が良くわからなかったのですが「土庄本町」で下車してみました。

土渕海峡。これが「世界一狭い海峡」です。左が前島、右が小豆島本島です。

小豆島の一部だと思っていたところは実は別の島でした。前から行こうとしてまだ行っていませんが、下関の彦島水門のようなところです。

「海上工事」と書いてあります。確かにここは海のようです。

こちらがその「海上工事」。海に入っての作業、ご苦労さまです。

リアル瀬戸内少年野球団。あっ、あれは淡路島でした。そうだ。淡路島も行かねばなりません。



瀬戸内少年野球団(小豆島もリアルな瀬戸内です。)の裏は小学校でした。入り口に瀬戸内国際芸術祭の案内所があり、そこの女性から「ここでも写真展をやっているので、見て行って下さい」と言われ、学校の奥へと進みます。

昨年度で閉校になった校舎内。「松組」とか「竹組」とかありました。

教室で、多度津から来たというおじさんから話かけられました(私ももうすぐ50のおじさんなのですが、このブログでは55~75歳くらいの人をおじさん・おばさん、40歳以下はお兄さん・お姉さんと呼びます。)。もともとは大阪に住んでいたとのこと。女木島などを廻ってここに来たということです。このおじさん、私と話す時はきれいな標準語を話しますが、案内所の方とは大阪弁で話していました(実は四国弁だったかも知れませんが私には区別は付きませんでした。)。

実は関東(東京)方言というのもあり標準語とは少し違うようですが、関東の人間は他の地方出身の方から指摘されるまで、それに気づいていないことも多いようです。標準語を話そうとわざわざ気合を入れないと、「新宿」は「しんじく」、「七味唐辛子」は「ひちみとおがらし」、「歩いていく」は「歩ってく」、としか言えませんし、子供の頃じゃんけんは「ちっけった」(東京・埼玉)で、「じゃんけんぽん」と標準語でいうのは今でも恥ずかしいです(笑)。

土庄港へ行く道すがら、あちらこちらにこんな連中がいたりします。

土庄港に到着。

二十四の瞳の島ともお別れです。

ここからまた、島巡りのサンセットクルーズです。

2 件のコメント:

  1. 寒霞渓に行かれたのですね。小豆島は何度か訪れているのにまだ登っておりません。やはり眺めは良さそうですが、なんといってもお天気次第でしょうか。

    内海フェリーは、船もかなり個性的で目立っていますが(あの辺りの船は皆面白いですけど)、あの乗り場の建物がねぇ。。私も初めて行った時は、一瞬乗り場を間違えたかと思いましたw

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    1. 寒霞渓は山頂より渓谷が見えるロープウェイの眺めのほうがよかったです。ただ、外国人観光客が多いので、登りは眺めの良い左側の窓をキープできませんでした。

      ロープウェイの車両は昨年新しくなったようですが、乗り場は昭和の風情が残る所もありました。今回、内海フェリーや国際フェリーには乗りませんでしたが、多少時代遅れに感じるセンスもそれはそれで楽しめそうなので、次は是非乗ってみたいです。

      今日は、東海汽船の横浜・東京航路をリベンジして今しがた帰ってきた所です。横浜港の出港予定をみたら、午前10時に「ぱしふぃっく びいなす」が小豆島に向かって出港していたようです。昨日大桟橋に行ったら停泊していたと思うので、小豆島ネタに繋げられましたが...(笑)

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