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2017年6月9日金曜日

名古屋→仙台:太平洋フェリー「きそ」乗船記(2回目)(2)

2017/5/5 金曜日

午前6時過ぎ。房総半島沖を進みます。▼

朝日で影が長いので随分とスマートに見えます。少し若返りました。▼

船内の椅子は夜間に揃えられているようです。▼

昼食のバイキング。朝食は何を食べたのでしたっけ?▼

午後はなにもしないを満喫します。▼

僚船の「いしかり」との反航です。デッキに出るのが遅れて室内からの撮影となってしまいました。▼

仙台港に入港です。昨年末はここから「いしかり」で名古屋に向けて出港しました。▼

仙台北港駅構内のタキ1000達です。彼らも仙台から名古屋までを縦横無尽に移動します。▼

まもなく接岸。乗下船口が開きました。▼

年季の入ったバス。タイヤハウスの側面がめくれ上がっています。これで仙石線の中野栄駅まで行きます。▼

そうそう。これですよ。30年ほど前初めて仙台で乗ったバスで見たこのつり革。久しぶりに見ました。前後に動かずとても安定した構造です。▼

中野栄からは仙石線。松島湾を望みながら石巻へと向かいます。▼

終点の石巻に到着。仙石線をコンプリートです。▼

ちなみに東北本線小牛田からの石巻線はここで終点ではなく女川まで行きます。▼

駅を出たらちょうど午後7時。からくり時計が開きました。▼

市街地はひっそりとしています。食事をしたいのですが地方都市はこの時間開店しているのは居酒屋ばかり。お酒が飲めないのでこういうときに困ります。▼

飲み屋のようですが、一応お食事処と書いてありましたので入ってみましょう。▼

カウンターでは常連さんと思しき二人がにぎり寿司を食べていました。かなりマイペースそうな大将は「お好みのものなんでも」というだけ。そう、この店にはメニューがないのです。「なにができますか?」と聞いても、答えはやはり「なんでも」。お酒を飲むのであれば、自然と肴は決まるのでしょうが、と思っていたらカウンターの奥に申し訳程度に「ラーメン」、「天むす、餃子セット」と書いてあったのでそれを頼むことに。▼

たっぷりのわかめに細麺。シーチキン入りでピリッとしていてなかなかの美味です。▼

完食です。ご馳走さまでした。この店は食事だけでもOKのようなので、今度は食べたいものをよく考えてから来ることにします。▼

やはりこういう店は足繁く通って常連になれば、「ツー」と言えば「カー」で、食べたいものが自動的に出てくるのでしょう。いい年してまだこのあたりの按配が良くわかりません。でも、上陸したばかりの東北の夜にはとても似合う場所でした。▼

こうして始まった東北の旅。あすはまた離島に行きます。

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