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2017年7月29日土曜日

夏の東海道・御前崎への旅

2017/7/23 日曜日

午後1時半清水港から清水駅に到着。▼

東海道線の車窓に続くお茶畑。牧ノ原台地を進みます。▼

14:42菊川に到着です。▼

駅前から14:48発浜岡営業所行きバスに乗車します。

ここから約1時間20分程かけて御前崎まで行きます。▼

御前崎は駿河湾と遠州灘を分つ岬ですが、東海道線からは随分と距離があります。▼

15:31浜岡営業所に到着。今日は曇っているとはいえバスを降りるとやはり暑いです。▼

15:35発御前崎海洋センター行きに乗り換え。ここからは完全貸切です。▼

16:10終点の御前崎海洋センターに到着。よく見るとセンターがCenterではなくローマ字のSentahです。ここから帰るにはもう18:10の最終バスしかありません。今回の旅の始まりの沼津駅からすべてギリギリのダイヤでバス・船・鉄道を乗り継いできました。遠出をするときは帰り道も重要です。▼

徒歩10分ほどで御前崎灯台に到着。先月行った観音崎灯台と同様に映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台になったそうですが、肝心の映画はまだ見てません。▼

駿河湾方面を望みます。水平線の先は伊豆半島です。▼

ここから西側は遠州灘。伊勢湾と遠州灘を分つ伊良湖岬は実は3年前にコンプリート済み。次の目標は伊勢湾と熊野灘を分つ志摩半島の大王崎です。▼


大王崎を制覇すれば、犬吠埼野島崎石廊崎、御前崎、伊良湖岬、大王崎、潮岬室戸岬足摺岬都井岬と茨城から宮崎までの黒潮に乗った点と点がつながります。


下の道まで降りて来ました。夕陽に照らされてキラキラと輝く海と灯台が綺麗です。▼

地図を見るとその差はよく分からないのですが、石廊崎より南に位置するようです。▼

写真ではよく分からないのですが、この岬はこの時間でも観光客が結構いてカフェなどもオープンしています。もっと寂れていると思っていたので意外でした。▼

そろそろ最終バスの時間です。今度は遠州灘に沈む夕陽が見られる秋・冬に来ることにしましょう。▼

田舎道をトボトボとバス停まで歩きます。路線バスで帰る人はやはりいないようです。▼

誰もいない終点で一人バスを待ちます。▼

バスが来ました。▼

これで、夏の東海道・御前崎への旅は終わりです。




2017年7月25日火曜日

沼津→土肥→清水:エスパルスドリームフェリー「ドリームスター」/「富士」乗船記

2017/7/23 日曜日

午前10時。東海道線で沼津まで来ました。▼

10:05発沼駅前1番バス乗り場から沼津港方面行きの伊豆箱根バスに乗ります。▼

約10分で沼津港に到着。

湾内遊覧船の「ちどり」が停泊しています。▼

今日乗る船はエスパルスドリームフェリー「ドリームスター」です。▼

「ドリームスター」が入港です。この船で土肥港まで行きます。

10:35沼津港を出港です。かつては定期航路でしたが、今はGWや夏休みの季節航路として就航しています(1日3往復便)。▼

大型展望水門「びゅうお」を潜り外港に出ました。日本最大級のこの水門、展望台にもなっているそうです。今度はここに登るためだけにやって来ても良さそうです。

乗客は自分以外に6名。夫婦・友人同士のペア3組です。▼

室内は高級感が溢れる上に冷房も効いて快適なのですが...▼

デッキに出てみるとつり革があります。そう、この高速船とにかく揺れるのです。▼

必死に手すりにつかまりながら伊豆の西海岸を進みます。▼

戸田港に入港(「とだ」ではなく「へだ」と読むそうです。)。大漁旗やUW旗など桟橋は物凄い歓迎ムードです。臨時便とは言え、航路復活は港町には喜ばしいことなのでしょう。▼

他の乗客はすべてここで降りてしまいました。戸田まではこの船以外には伊豆箱根登山鉄道の修善寺駅からバスが1日7本あるだけですが、この航路を使えば修善寺駅は終着駅ではないことが分かりました。戸田観光も兼ねて今度は陸路から攻略してみたいです。▼

豪華船室を貸し切りになりました。▼

11:40土肥港に到着です。▼

船を下りると、同じくエスパルスドリームフェリーが運航している駿河湾フェリー「富士」が入港です。▼

右に舵を切ってフェリー桟橋に付きます。▼

12:00発清水港行。フェリー桟橋に向かいましょう。▼

この船に乗るのは5年ぶりの2回目(前回の乗船記はこちら)。当時沼津・土肥間に定期航路があるのを知ったのも実はこの船に乗ったのがきっかけでしたが、もたもたしているうちに廃止。今回は期間限定とは言え、駿河湾で船のハシゴが出来たのでとりあえず満足です。▼

涼しい船内。今日は曇っているとはいえやはり暑いのでなかなかデッキに出られません。

まずは熱海駅で買った鯛めしを頂きます。▼

甘いでんぶがまぶしてあります。ここまですべて予定通りです。▼

デッキに出てみました。厚い雲の下伊豆半島を後にします。▼

残念ながら富士山も見えません。▼

三保の松原(散策記はこちら)が見えてきました。もうすぐ清水港です。今日は、客室からデッキに出るだびに眼鏡も曇ってしまいます。▼

13:05清水港に入港です。ここからは写真の左端の無料送迎バスで清水駅まで行きます。▼

午後1時半清水駅に到着。今日はここまですべてギリギリの乗り継ぎなのですが、このあとの旅程もギリギリのダイヤでの乗り継ぎになります。▼

東海道の旅はまだまだ続きます。

2017年7月19日水曜日

伊豆半島・石廊崎・下田港散策

2017/7/16 日曜日

12:30東海道線普通列車で熱海まで来ました。▼

ここから伊東線に乗り換えて伊豆急下田まで行きます。クロスシートでゆったりと思っていたらこのあと恰幅のいい夫婦と向かい合わせ。私のボリュームのせいもあるのですが、若干窮屈になってしまいました。▼

窮屈ながらも窓の外を眺めると離島を発見。初島です。航路を調べると熱海、伊東から高速船で30分とのこと。熱海にはまた来なければなりません。▼

「♪伊東に行くならハ・ト・ヤ 電話は4126(よい風呂)」CMから流れるそのテーマソングで関東人にはおなじみのこのホテル、有名な割には自分を含め知人に行ったことがあるという話を聞きません。同ホテルHPによると、食事つき日帰り温泉があるそうです。お電話でのご予約も受付けておりますということなので、4126で電話予約して是非行ってみたいです。▼

レスラー夫婦(失礼)は伊東で降りたので、ゆったりと熱海駅で買った「鯛めし」を頂きます。▼

うっすらと伊豆大島が見えます。ここにもなかなか行けません。▼

終点の伊豆急下田に到着。▼

駅前から15:10発石廊崎港口行きの東海バスに乗ります。▼

石廊崎に行くのもこの路線バスに乗るのも実に36年振り。▼

約40分の乗車で石廊崎港口に到着。ここから灯台までは徒歩20分程度です。▼

とにかく今日は暑いのですがしばらく上り坂が続きます。レスラー夫婦のことは他人事ではない程度に体重は増加しているので、あの向こうに灯台があると思わないと登れません。▼

椰子の木の向こうに灯台が見えます。ここまで500ml入りペットボトル1本消費。▼

石廊崎灯台に到着。午後4時を過ぎたこの時間だとほとんど人もいません。▼

灯台の先にも道が続いています。あそこが相模湾と駿河湾を分つ伊豆半島最南端です。▼

スカシユリが咲いています。これは東京湾と相模湾を分つ三浦半島最南端城ヶ島で3年前に見て以来です。次の目標は駿河湾と遠州灘を分つ御前崎制覇ですが、何年後のことになるでしょう。▼

伊豆半島最南端に来ました。伊豆七島は肉眼でかすかに見えるだけです。

午後4時までの時間なら遊覧船で岬の入り江を回れるようです。

夕陽に照らされる灯台を後にしてバス停に戻ります。

17:25の最終バスは石廊崎港口からここ石廊崎港までやって来ます。秋・冬なら駿河湾に沈む夕陽をしっかり押さえてからこのバスで帰れそうです。

バス停前の商店でアイスを買って軒先で休みます。店のおばさんに36年振りに来たことを言うと、それこそその時代は子供が多く家族連れで相当賑わったとのこと。商売は今でもそれなりで、伊豆の西海岸にある堂ヶ島にも店を出していて、そこには洞窟めぐりの遊覧船があるので、是非行って見るといいとのことでした。▼

帰りはやや年代物の車両を完全貸切。

下田まで戻ってきました。まだ日があるので下田港を少し散策しましょう。

ペリー提督に見守れながら沈む夕陽。▼

神新汽船のターミナルまで来ました。

「フェリーあぜりあ」神津島、新島などの伊豆七島を廻ってここに戻ってきます。この航路は先代の「あぜりあ丸」の頃から挑戦しようとしていましたが未だ実現できずです。▼

関東人の私はやはり「いずちとう」と発音してしまいます。朝日新聞は「あさしんぶん」です。実は関東人は標準語が喋れないのです。とそんなことを考えていたらというのは嘘ですが、辺りはすっかり茜色に。

日没しました。写真を撮っている間に相当蚊に食われました。

今日は暑い中随分と歩きました。生マグロの付け丼で締めます。

伊豆急下田駅からは普通列車で4時間かけて家路に就きます。

伊豆半島・石廊崎・下田散策終わり。