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2019年4月9日火曜日

鹿児島→本部:マリックスライン「クイーンコーラル8」乗船記(前編)

2019/3/5 火曜日

鹿児島新港まで来ました。▼

停泊しているのはマルエーフェリーの「フェリーあけぼの」。マリックスラインと隔日で鹿児島・沖縄航路を運航しています。▼

今日乗る船はその隔日運航のマリックスライン「クイーンコーラル8」です。▼
 

ターミナルはとても綺麗で、このような売店もあります。▼

乗船はボーディングブリッジから。沖縄に行くのは生まれて2回目。1回は2014年11月に今は無きマルエーフェリーの東京沖縄航路で行きました。男なら沖縄など船で行くのが当たり前。飛行機を使う男は二流です。▼

今回の部屋はオーシャン東九フェリーの旧船(例えばこちら)を髣髴させる「ザ・2等寝台」。8人部屋に2人だけでした。同室の方はタンクローリーのベテラン運転手さんで、今回は倉敷の水島から沖縄に特殊オイルを運ぶとのこと。普段は九州がメインで沖縄に行くことはまず無いとのことでした。▼

運転手さんによると、今回は(会社の予約した部屋が)ドライバーズルームかと思ったら一般の2等寝台だったとのことでしたが、フェリーでプロドライバーの方とご一緒する機会はなく、このあと下船までいろいろとお話させていただきました。*括弧内は会話文脈からの推定。

早速デッキに上がりました。▼

出航する奄美海運「フェリーきかい」。鹿児島から喜界島を経て沖永良部島を結びます。▼

入港する屋久島からの折田汽船「フェリー屋久島2」。鹿児島を起点に行くところはまだまだあります。▼
 

18:00太い汽笛と共に鹿児島新港を出航しました。背後に見えるのは「フェリーあけぼの」。▼

今日の噴煙は桜島ではなく「クイーンコーラル8」。▼

背後には昼間乗ったフェリー第七おおすみ。▼

出航の儀式が終わったので急いでレストランに。19:00で終わりなのです。▼

定食がメインでコストパフォーマンスは高いです。▼

マニアックな現在位置表示。業務用の機器をそのまま流用しているのはコスト削減策のようです。▼

やはり離島航路。条件付き運航があります。伊豆諸島航路の「東海汽船」のような趣です。▼

今回、事前にあまり調べておかなかったのですが、お風呂は無くシャワーのみ。鍵のあるロッカーは無いので貴重品は丈夫なビニール袋に入れてフックにぶら下げておきました。▼

シャンプー、石鹸は売店でそれぞれ50円、20円でした。やはりここは沖縄航路でした

再びデッキに上がるとそこは漆黒の闇でした。▼

船内も静まりかえっています。もう寝ることにしましょう。▼

やや荒れ気味の南西諸島南下の旅が始まりました。エキサイティングな航海になりそうです。▼

マリックスライン「クイーンコーラル8」乗船記(後編)へ続きます。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    懐かしい船です。自分は名瀬~亀徳を日帰りで1往復半しています。どちらも年末の帰省に重なり名瀬からの船は廊下にまでマットを敷き詰めまさしく地獄難民船でした。
    そして、1回目の船は恐らく同じ船だったと思います。
    帰りは荒天のため欠航になり、大晦日強引に大荒れの中、何とか鹿児島まで飛行機が飛んでくれ、荷物は奄美におきっぱで正月を荷物のみ迎えた記憶が。。。
    そして2回目は無事に航行されました。その時の船が確かもう一つの船会社のあけぼのだったと思います。僅か4時間の船旅でしたが、時間がない中では自分にとってはなかなかの難度の高い航路でした。

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    1. お久しぶりです。

      奄美群島を巡られたのですね。今回はシーズンオフの平日だったので船はがら空きでした。ただし、この船は沖縄・奄美への物資の輸送の要となっているようで、各寄港地では人より貨物のほうが乗降が多かったです。せっかく休暇をとったのに船は欠航ということも多く、こんどこそはリベンジ!というところも船旅の楽しみかもしれません(笑)。

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