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2013年2月17日日曜日

両毛線・日光線・足尾の旅(2)


通洞駅です。

ベンチには防寒対策が施されています。


駅前の様子。タクシーは暇そうです。

足尾の町。誰もいません。

足尾銅山観光へ到着。休日にもかかわらずここも誰もいません。

世界遺産登録を目指しているそうです。

トロッコに乗るのは自分1人です。千葉の鋸山以上に寂れています。

貸切状態と思ったら。3人組みが駆け込み乗車してきましたがそれでも4人です。

先頭のアプト式機関車を切り離し、惰性で坑道へ進みます。なかなか本格的です。

坑道内を進むトロッコ。エキサイティングです。これを楽しみにきました。

と思ったら、100m程で終点です。「もう終わり?」という感じですこしテンションが下がってしまいました。

ここからは徒歩で見学です。

江戸時代の手堀り採鉱。ボタンを押すと人形がしゃべりながら動きます。

明治・大正時代。削岩機の導入です。

昭和になって電気点火式のダイナマイトになり、遠隔から操作で安全性と効率が高まりました。

昭和40年代。不景気な話をしながらの食事です。このあと閉山となりました。

坑道を過ぎるとトロッコ機関車の展示です。

足尾で採掘された鉱物の展示。

20Kgの銅の延べ棒。

寛永通宝の展示館です。

足尾で造幣されたものは、裏の「足」の文字があることから足字銭と呼ばれたそうです。寛永通宝一枚が一文(8.5円)です。早起きすると25.5円得するということです。

1両(小判一枚)が4000文です。これが最大硬貨の10両(大判1枚)だと40000文で36年半早起きが必要です。

銅いたしまして。

足尾銅山観光以外どこもやっていませんが、1件だけラーメン屋がやっていました。もう5時、兎に角お腹が空きましたので入りましょう。

超オーソドックスな昭和の味です。

下野新聞です。栃木の高齢化の問題などが1面です。

お腹もふくれました。渡良瀬川に下りて見ましょう。

空もすこし夕暮れてきました。

駅に戻ってきました。桐生からイルミネーションめぐりで全線を往復するイベントがあります。

駅を後にしてバス停に向かいます。

誰もいない山の中で一人バスを待ちます。

日光行きのバスを貸しきり状態です。国道122号「日足トンネル」で細尾峠を越えます。

日光駅に到着。気品があふれています。

日光線107系。両毛線に継ぎ本日2度目の107系です。

ねむり猫に華厳の滝です。
 

ドアは手で開けます。

日光線107系は3月16日のダイヤ改正ですべて205系に置き換わるので、これが乗り納めかもしれません。(日光駅の張り紙でさっき知ったばかりです。今日来てよかったです。)

宇都宮に到着。

両毛の下野(下毛野:しもつけの)から上野(上毛野:こうづけの)にいくのではなく、
東京の上野(うえの)行きで大宮まで帰ります。こんなところで上野違いです。「うえの」を「こうづけ」と読んでしまいました。

107系三昧、渡良瀬渓谷、足尾銅山ととても充実した旅でした。

両毛線・日光線・足尾の旅終わり。

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