ページ

2014年11月10日月曜日

那覇→帰京:海中道路・平安座島散策の旅

2014/11/4 火曜日

那覇バスターミナルより出発です。モノレール以外に鉄道の無いバス王国の沖縄だけあって、いろいろなバスが勢ぞろいしています。

9:45分発沖縄バス52系統与勝線「屋慶名バスターミナル」行きで与勝半島方面に向かいます。

国道58号線を北上します。

国道330号普天間基地脇を通過します。

進駐軍が誤って付けた「コザ」という地名はそのまま使われています。

海が見えてきました。そこはもう与勝半島です。

終点の屋慶名バスターミナルの2つ手前のJA与那城前で下車します。ここで12:00発の海中道路を走るコミュニティバスに乗り換えます。

時刻は11:20を過ぎたところです。まだ時間があるので海中道路を見に行きました。ちょうど干潮で海底が見えています。橋ができるまでは干潮時に島までそのまま歩いて渡っていたそうです。

そばにあるうるま市役所与那城庁舎にいってトイレ休憩をしたついでに観光案内を貰って来ました。コンビニもそばにあるのでそこで買い物もできます。

コミュニティバスには那覇からの次のバスでも間に合いましたが、不慣れな土地なので早め早めの行動で情報集めをして正解でした。

バスの中の路線図。海中道路で平安座(へんざ)島に渡り、その後右にある浜比嘉(はまひが)島の先端まで行って平安座島に戻り、宮城島、伊計島にいたる路線です。片道55分で1往復。2時間に1本の頻度です。運転士さんは半袖のアロハシャツを着ています。

まず平安座島に渡ります。

続いて浜比嘉島に渡ります。3人いた乗客もこの時点ですでに自分1人です。

浜比嘉島から折り返して平安座島に戻って来ました。この島は石油備蓄施設があります。

宮城島、伊計島へと金武(きん)湾を望みながら橋を渡り続けます。左手の海上にタンカー用のシーバースが見えます。

12:55終点の伊計共同売店前に到着です。5分後に折り返します。少しだけ散策しましょう。

どの家にも石敢當があります。写真では足しか見えませんが石敢當の上にシーサーがあります。

貸切状態のバスで浜比嘉島まで戻ります。

伊計島から見た太平洋。こんなきれいな海を見たことはありません。

「♪ざわわ ざわわ ざわわ」と口ずさみながらサトウキビ畑を見ているととても物悲しくなります。

浜比嘉島に到着です。海中道路方面を望みます。ここで誰もいない海をしばらく眺めていようと思います。

平安座島と浜比嘉島を結ぶ浜比嘉大橋。平安座島まで歩いて渡りましょう。

平安座島からは歩いて4kmの海中道路を進みます。風に飛ばされた誰かさんの麦わら帽子。沖縄らしい風景です。

午後3時海中道路の中間地点にある”あやはし館”で沖縄そば付きのマグロ丼とマンゴージュースを頂きます。

再び海中道路を歩いて平安座島を後にします。先ほどまで見えていた海底も満潮で見えません。

時刻は16:10。JA与那城前からは沖縄バスで那覇まで戻ります。

夕刻のラッシュです。バスのダイヤはこれも見込んで組まれているようですが、やはり専用軌道を走る鉄道があったほうが良いような気がします。

18:40那覇バスターミナルに到着。(本当は1つ前の県庁北口で降りてホテルに預けていた荷物を取りに行きました。)

那覇バスターミナルの前は、ゆいレール旭橋駅です。

モノレールでの空港アクセス。とても楽チンです。

滞在は往路の46時間よりずっと短い27時間。沖縄ともお別れです。

B777-300で羽田まで帰ります。

非常口列の内側席通路側を取りました。とても開放感があります。

空港で買った夕食を頂きます。

食後にタイムリーに飲み物のサービスがありました。

のびのびした足元で今日はちょっとばかし余裕があります。

行きの飛龍21の船上で食べる予定だったカップのBlue Seal アイスを購入。開放感のあるシートで船・単行列車の旅の気分を飛行機で味わいます。

羽田に到着。あっというまの2時間でしたが、往路の船上の46時間もあっという間でした。

せっかくならモノレール尽くしで、今日は京急ではなく東京モノレールで帰ります。「モノレールに乗って沖縄へ行こう」とのことですが、沖縄へは船で行ってきましたので悪しからず。

4日間に渡る沖縄の旅はこれで終わりです。



4 件のコメント:

  1. こんにちは

    沖縄までの経路は違いますが、同じく平安座島に来ていらっしゃったとは驚きました。私は津堅島へ行くことだけが目的で他の場所はついで(結果的には面白かったのですが)でしたが。

    マルエーフェリーの航海記も読ませていただきましたが、やはりいいですね。首都東京から沖縄への直行便がなくなったのは本当に残念です。

    実は沖縄を含む南西諸島へは何回か行っているものの全て客船で、いつかフェリーで行きたいと思いつつ何年も経ってしまっています。私の場合は鹿児島までさんふらわあ、鹿児島からはマルエーかマリックスラインでと思っていました。仕事をしていた時も片道を飛行機にすれば十分行けると思いつつ今に至っております。
    喜界島に行った時もフェリー乗り場を見つけて中まで見学しているのに、です。
    早くしないと、どんどん航路が無くなっていますよねー。

    返信削除
    返信
    1. こんばんは

      マルエーフェリーの東京航路はギリギリ乗れましたが、昨年廃止の阪神航路はホテルや帰りの飛行機まで予約までしたのに、台風で欠航となってしまいました。

      確かに大阪からなら志布志航路で乗り継げば、まだ船で沖縄まで行けますね。ただ大阪までが退屈なのですよね。

      やはり、東京からですと、先ず札幌まで飛行機で飛んで苫小牧から名古屋まで太平洋フェリー、そのあと大阪から志布志航路に乗り継ぐといった、一般人が聞いたら首をかしげるルートを思いついてしまいます(笑)。

      削除
    2. おはようございます

      >先ず札幌まで飛行機で飛んで苫小牧から名古屋まで太平洋フェリー、そのあと大阪から志布志航路に乗り継ぐ

      そのお気持ち凄くよ〜くわかります(一般人ではないのでw
      それでも、関東はまだ選択肢がたくさんあるから羨ましいです。北陸は船好きにとっては僻地でございます。

      削除
    3. こんばんは

      新たな離島への航路を見つけて帰ってきました。

      関東も長距離フェリーに限定すると、OTFと北海道へのさんふらわあくらいです。あとは何処かに渡船でも無いか探すしかありません。

      北陸から船に乗るためだったら、何処にでも行かれる姿勢は見習わなくてはと考える次第です(^-^)

      削除