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2016年1月8日金曜日

新潟→小樽:新日本海フェリー「らいらっく」乗船記

2015/12/27 日曜日

新潟駅バスターミナル10番のりばから新潟港を目指します。9:12発(平日は9:00発)のE11系統はフェリーターミナルを経由します。(ここまでの旅行記はこちら)▼

フェリーターミナルに到着です。(前回と同じように最寄の末広橋バス停から歩いてもいけますが、前回とは乗り場が変わっています。)▼

今日乗船する船は「らいらっく」。午前10時30分発小樽行き。前回乗った「ゆうかり」の僚船です。

冬季は料金が安いので、ステートルームBを貸切りました。この時期1人でも貸切料金は取られません。▼

洗面台にTV。いままでで一番贅沢な船旅です。▼

茶器を見ただけでわくわくしてきます。明日の朝まで、ここが俺の城です。▼

もちろん、売店で船名の入ったTシャツは購入済みです。ただ、天候の都合で小樽到着は2時間半遅れて明日の午前7時になるとのことです(前日電話連絡がありました。新日本海フェリーは毎度親切な対応です。)。▼

10:30信濃川河口から出港です。昨日はこの川の水源付近からひたすら川に沿って小海線・飯山線と下ってきました。防波堤の突端まで最後の川くだりをします。▼

防波堤を越える波。出港後すぐに浴室は閉鎖。映画上映も中止となりました。▼

潮目が変わる防波堤を過ぎると、いよいよ日本海の荒波が待ち受けています。▼

甲板にいるのはたった2人。こんな時化を楽しんでいるもう一人も同業者のようです。▼

2秒周期ぐらいでこのくらい揺れます。これからこんな状態が20時間も待ち受けています。犀は投げられました。もう後には引き返せません。▼

食事はこの船の楽しみのひとつですが、麺類は販売中止でした。▼

酔い止めが効いているのか、それほど気分は悪くはないですが、とにかく船の中では立っていられません。座っていても頭がずしんずしん言うので、結局この後は夕方まで部屋で眠ってしまいました。▼

食堂は営業中止。お弁当販売の行列です。僚船のゆうかりとの反航の時間ですが、今日ばかりは、デッキに出て相手の船に手を振るようにという放送はさすがにありませんでした。▼

このあとすぐにお弁当は滑り落ちて、蓋は飛んでしまいましたが、本体は水平飛行のまま見事着地。最悪の事態は免れました。立っていれば部屋の端から端までおっととということになります。台風に追いかけられた昨年夏の敦賀→苫小牧航路以上の揺れです。人生最大の揺れ。これが耐えられれば船旅はもう怖くはないでしょうか?▼

結局TVも見ないし、くつろぐために買った菓子類もそのまま。お湯を沸かすこともありませんでした。この部屋で前回と同じような船旅を期待していましたが、その夢は破れてしまいました。日本海航路は2勝2敗です。

しかたが無いので今日はこのまま寝ることにします。

続きは(こちら




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