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2017年9月3日日曜日

知床半島・フレペの滝・知床五湖・カムイワッカ湯の滝への冒険の旅

2017/8/17 木曜日

ウトロ市街からバスで知床自然センターに到着。今日は、まずここからフレペの滝に行くことにします。滝までの道はヒグマが出没するとのこと。心の準備も大して出来ていませんが、他に行く場所もないので意を決して出発です。▼

「♪しれ~とこ~の岬に~ハマナスの咲く頃~」。ヒグマと遭遇しないかと意識を集中すればするほど、何故か昨日知床観光船で流れていた「知床旅情」が頭の中でリフレインします。これは何か生命にかかわる危機に遭遇したときに脳裏を巡る走馬灯のような効果でしょうか?(笑)

フレペの滝に到着。20分の道を一人で歩いて来ました。苫小牧東港は5年前に1頭目撃されただけですが、ここは、ほぼ毎日出没!苫小牧東港で浜厚真駅まで歩こうかどうかと悩んでいた自分が信じられません。

展望台には2人ほど先客がいましたが、直ぐに1人になってしまいました。

綺麗な滝つぼです。

「♪冒険の海だ~ 船出だ~ 風が呼ぶ~ 行く手に待つのは~」と歌いながらと言うのは嘘ですが、海を見れば観光クルーザーです。

滝の向こうには灯台が見えます。まだ少しビビッていますが、灯台のほうに行ってみることに。臆病なくせに怖いもの知らずです。

この道の先は宇登呂灯台。ヒグマと関係者以外立ち入り禁止でした。好奇心が怖さを上回っていますが、決まりは守って知床自然センターに戻ることに。

知床自然センターから知床五湖に向かいます。観光シーズンなのでバスは20分おきに出ています。

知床五湖に到着。電気柵のある木道以外のルートは熊対策のレクチャーを受講しなければなりません。「♪冒険!冒険!また冒険!」

レクチャー受講済みの立入認定証と売店で買った熊除けの鈴を持って出発です。

あいかわらずビビッていますが、自分の前後には結構人もいますし鈴もあるので、フレペの滝よりかは心強いです。▼

まずは五湖。綺麗な映りこみです。

青いとんぼ。こんなの初めて見ました。

続いては四湖。「♪あるーひ(あるーひ) 森の中(森の中)」なんて歌を歌いたくなる風景です。

お次は三湖。一番クマさんと出会えるところだけあってこのあたりの眺めが一番いいです。

その先は二湖。クマさんには出会いませんね。

最後は一湖。クマさんから見ると人間出没!なのですよね。

木道に出ました。

ここからは一湖と共に知床の山々が拝めます。

これがあるから人間もわざわざ感電してまでクマさんの住処には行かないのですね。

知床五湖フィールドハウスで昼食です。このあとは、カムイワッカ湯の滝に行きます。▼

カムイワッカ湯の滝までは交通規制が敷かれ、路線バスと自転車以外の車両は通行止めです。

ここが知床半島最北端のバス停です。▼

滝に向かうバス客とチャリダー達。

カムイワッカ湯の滝に到着。▼

温泉が流れる滝を登ります。

ウトロで売っている滑り止め付き靴下が推奨らしいですが、裸足になって登ることにします。靴はみんな川岸に置いています。▼

ここが公共交通機関でお気楽に来られる知床半島最先端です。とりあえず目標達成。

ツルッと滑ればそのまま滝つぼにドボン!登るより降りるほうが怖いのです。当然ここもヒグマ出没地帯。「♪冒険!冒険!また冒険!」あんまりお気楽でもないですね。

知床自然センターに戻ってきました。午後になってのヒグマ出没でフレペの滝への道は閉鎖されていました。午前中往復40分もの道を単独で歩いた自分を褒めてあげたいです。

「こけももソフトクリーム」を頂いて一息つきます。冒険の一日は終わりました。

斜里バスウトロターミナルに戻ってきました。一度宿に荷物を取りに行って、再びここから18:05発の網走行きに乗ります。

「♪しれ~とこ~の岬に~ハマナスの咲く頃~」。バスの車窓からオホーツクに沈む夕陽を眺めていると、またもや「知床旅情」が頭の中でリフレインします。

リフレインも収まった頃、今夜の宿泊地の網走に到着。

知床の思い出と共に眠りに就きます。

2 件のコメント:

  1. いつも楽しみに見てます!これからも更新楽しみにしています!

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    1. 匿名さん

      初めまして。コメントありがとうございます。とても励みになります!
      今後ともよろしくお願い致します。

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