2016/3/5 土曜日
イェーナの朝。朝食はいたって普通です。▼
夜が明けたばかりのノスタルジックな住宅を後にします。▼
アウトバーン5号線でフランクフルトに向かいます。▼
さらに小型のものも含めて普通にトレーラを引いています。▼
時刻は正午。フランクフルト空港に到着。DBはドイツ鉄道のマークです。帰国のフライトは20:45。余裕を持って散策時間を午後6時までとしても、まだ6時間もあります。▼
空港駅から近郊路線(Sバーン)でフランクフルト中央駅に向かいます。車両には”430 666”とだけ書いてあります。Wikipediaの日本語版には430形という車両があります。さらにWikipediaのドイツ語・英語版を見ると2012年に導入された新鋭交流電車(15,000V, 16.7Hz)と詳細があります。16.7Hz(16+2/3Hz)などという周波数はドイツ周辺や北欧特有のもののようです。▼
ピッカピカの車内。この地域には2014年の導入。いろいろな所に機能美が見られます。ドアが閉まる再に警報音が鳴るので、少しびっくりします。▼
フランクフルト中央駅に到着です。▼
ベルリン中央駅行きICE。片道4時間程度あるようなので行って戻ってくることはできません。▼
標準軌なので新幹線と在来線の区別はありません。▼
114形電気機関車牽引の客車列車です。フランクフルトから東に70kmほどのフルダまで行きます。▼
乗ってみたいですが、今日のところはフランクフルト散策をします。▼
ねじ式連結器とバッファー。駅のドームもそうですが、これを見るとヨーロッパに来た感覚がいっそう強まります。▼
駅の外に出ました。▼
とりあえず遅めの昼食をします。▼
地下鉄(Uバーン)に乗ってみます。▼
ステップの構造はよく分かりませんが、地上部分では2段ステップになるのでしょうか?そもそもこの路線は地上に出るのかはわかりませんが、こちらではLRTが地下鉄だったり、路面電車だったり、郊外線だったりするようです。(ボストンのグリーンラインは地下鉄部分もホームがなくそのまま路面電車でした。)▼
Römerで降りマイン川のほとりでアイゼルナー橋を見ながら休憩です。マイン川クルーズと洒落込みたかったのですが、残念ながら今日はお休みとのことです。▼
バスと路面電車の色は統一されていますが、船も同じ色をしています。これは偶然でしょうか?▼
大聖堂を仰ぎ見ます。何処にでも教会があります。▼
ドイツは統一地方選のようなものをやっているようですが、国民のやることはどこでも同じです。▼
たまに花巻電鉄デハ3のようなレトロな妙に細長い電車を見ます。形式まで調べられませんが、車体に対してパンタグラフも妙に大きいです▼
日本料理店「スーパーカトー」。せっかく「営業時間」まで日本語なのに「月-土」の表示が無いのがおしいです。▼
時折ある日本語。それなりにお洒落らしいです。▼
Hauptwache駅まで来ました。▼
その先になにがあるか分かりませんが「飯能」と読んでしまいそうな所に共感を覚えとりあえず乗り鉄です。▼
車内のモニターには現在地と先の駅の到着時刻が表示されています。さすが最新鋭の430形です。▼
20分程で終点のハーナウに到着。お疲れさまでした。ドイツの東西統一直前頃まで八高線の東飯能を走っていたキハ30のように外扉で戸袋はありません。▼
ハーナウはブレーメンを終点とするメルヘン街道の基点です。あとで分かったことですがグリム兄弟の銅像があるとのこと、以前終点のブレーメンでは音楽隊の動物達の銅像はばっちり押さえてきましたが、基点は逃してしまいました。▼
ここでもトイレは有料でした。中は結構未来的のなのですが、ハイテクポイントが日本と違います。€1の価値は良く分からないです。▼
タキやホキ達が留まっています。日本だったらこういうところには良くいる同業者はいません。特に日本人は写真好きなのでしょうか?▼
ここもキハ30と同じです。▼
いつものスタイルで揺られます。▼
書店で買った鉄道本。でも良く見るとNorddeutschland(北ドイツ編)で、今回の路線は乗っていませんでした。西日本で北海道編を買ってしまった感覚です。でも、単行のレールバスなど味がある車両が満載です。Wikipediaによると、DBだけでも日本の約9割の面積を持つ国土に、約36,000kmの路線網があるそうです。富山-ウラジオストック航路でロシア入りした後シベリア鉄道を経てDB乗り潰しなどという夢が広がります。▼
ハーナウを出発してすぐの鉄橋の奥に目を凝らすと...
こんなところに原発があります。煙が出ていますが稼動状況はよくわかりません。▼
Hauptwache駅に戻ってきました。ユーロタワーの前で休憩です。ここが将に総本山(欧州中央銀行本店)です。▼
大聖堂をバックに路面電車が見えます。中央駅まで戻りましょう。▼
この街は至る所に路面電車が走っています。▼
いい塩梅です。▼
中央駅に戻ってきました。▼
帰国のフライトまでちょうど3時間。空港に戻りましょう。▼
駅構内に差し込む夕陽を後にして、空港行きのSバーンの出る地下ホームに向かいます。
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