毎日暑い日が続きます。どこか涼しいところはないか探しにまた旅に出ます。
今回は、南武線立川行きで北上します。
府中本町で武蔵野線、武蔵浦和で埼京線に乗り換え、いつもの通り大宮に向かいます。
大宮から高崎線です。湘南新宿ラインの終点高崎に到着です。
乗ってきたE233系電車は小田原に戻ります。上州と湘南不思議な取り合わせです。
上越線のホームには湘南色の115系電車が止まっています。みかん色が美しいです。つい見とれてしないます。このカラーは群馬・新潟でしかお目にかかれません。上州と湘南の不思議な取り合わせはまだまだ続きます。
735M水上行きです。今日はこれに乗って上越線を普通列車で北上します。
お隣のホーム(左)にも115系がとまっています。
こちらは信越本線横川行きです。信越本線は碓井峠の横川・軽井沢間が廃止され、軽井沢から篠ノ井まではしなの鉄道になってしまったので、高崎・横川間と篠ノ井・新潟間で分断されています。
小山行きの107系電車です。この駅は上越線、信越本線だけでなく両毛線の始発駅でもあります。
高麗川行きのキハ110系です。八高線の始発駅であることも忘れてはいけません。
さあ出発です。自分で開けたドアは手で閉めます。
行楽客で混んでいて座れません。
吾妻線の分岐の渋川で大量に人が降り、ボックス席をキープしました。
上越線は利根川に沿って登り続けます。
水上に到着です。やっと涼しくなってきました。
12系客車が見えます。みなかみ号としてSLに連結されます。
上越線水上・長岡間は1日5本しかありません。普通列車で越後に抜けるにはこの時間に合せて家を出てこなければなりません。運転系統もここを起点に群馬側と新潟側で別れています。
ここからは新潟色の115系電車です。
長岡に向かって出発です。
お腹も空いたので、高崎で買っただるま弁当を頂きます。35年ぶりですが、小学生時代の昔と変わっていません。
湯檜曽駅下りホームです。新清水トンネル内にあります。上りホームは長岡方面から清水トンネルとループ線を経た地上にあります。清水トンネルは川端康成の小説でも有名です。
国境の長いトンネルを抜けると窓が曇りました。越後側は蒸し暑いようです。
岩原スキー場前駅。小学生の頃仮名書きで日本一長い駅名として日本一短い駅名の「津」と一緒に覚えましたが、今はどうなんでしょう?(「つ」は間違えなく日本一短い駅名。)
越後湯沢に到着。ほくほく線で直江津方面に直行できます。
このあとはひたすら115系に揺られます。
乗車券は北海道&東日本パスです。連続する7日間JR北海道とJR東日本の普通列車が載り放題です。一日あたり約¥1,429で、この目的なら青春18きっぷ(一日あたり約¥2,300で5人日、ただし全国のJRで有効)よりお得です。
新潟コシヒカリの米どころを下ります。
越後川口に到着。飯山線の乗換駅です。
ここからは飯山線に沿って流れてきた信濃川に沿って走ります。信濃川は長野県では千曲川と呼ばれ、甲武信岳から小海線に沿って流れています。小海線→しなの鉄道→飯山線:千曲川・信濃川と共に走るツアーも企画しなくてはならなくなってしまいました。
終点の長岡に到着です。
お疲れ様でした。
My 4th 新潟県。いままでは、富山県(1st:北陸本線)、長野県(2nd:大糸線)、山形県(3rd:羽越本線)からのアプローチでしたが、ついに首都圏側からの直接アプローチに成功しました。
115系新長野色です。ここからは信越本線で終点新潟を目指します。
いつも通りドアは手で開けます。
新潟に到着。お疲れ様でした。普通列車での約8時間の旅が無事に終了しました。
関東に住んでいると群馬の山を越えるとすぐに日本海のイメージがありますが、思ったより長い道のりでした。
奥の細道・新潟市街を散策してみます。
信濃川万代橋まできました。今日は天気が悪くきれいな夕陽は拝めそうにありません。
朱鷺メッセまで来ました。31階はBefcoばかうけ展望室です。
31階ではバリンとボリンがお出迎えです。
ここは、栗山製菓(Befco)提供の無料展望台で、新潟の夜景が楽しめます。
ライティングされた万代橋。
白玉バニラを頂きます。ポイントの白玉が新潟らしいです。今日は暑いのでその味は格別です。
佐渡島方面を望みます。今日は雲が多く”荒海や佐渡に横たふ天の河”とはなりませんでした。もっとも、荒海は冬の日本海のような気がしますが、今日はほぼ旧暦の七夕(今年は8/13が七夕)です。芭蕉がここで見た心象風景とはどのようなものだったのでしょう?
甲武信岳から信州をはるばる流れてきた信濃川の河口を望みます。山頂で降った雨は武州を荒川として流れ隅田川となって勝鬨橋から太平洋に出るものもあります。とてもロマンを感じます。
明日はここ新潟港から北海道へロマンの旅にでかけます。おやすみなさい。
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