2017年12月23日土曜日

粟島汽船「みとよ」/「あしま」乗船記・志々島・粟島散策(前編)

2017/11/26 日曜日

観音寺の朝です。この街から伊吹島にも行けますが、今回は予讃線で高松方面に向かいます。▼

詫間に到着。この駅は今年9月に台風で予讃線多度津-詫間間不通となったとき代行バスで偶然にも訪れた駅で、その折に離島航路があることを発見しました。なお、コインロッカーは無いですが、6:45~18:40の時間帯であれば駅で手荷物を預かってもらえますので、今日1日の散策のためにここで身を軽くします。▼

10:15発の三豊市コミュニティーバス詫間線に乗ります。観音寺から詫間まで海岸沿いを走る仁尾線に乗りたいと思っていましたが、残念ながら今日は日曜日で運行がありません。と、この記事を書いていたら仁尾線を途中下車して大蔦島に渡る渡船(ただし4月~10月)があることが判明しました。観音寺の伊吹島と併せて新たな攻略ポイントができましたのでまた来ることにします。▼

10:36須田バス停に到着。▼

アートな須田港渡船場待合所。▼

10:45発粟島汽船「みとよ」に乗船します。新潟の粟島に行く粟島汽船(乗船記はこちら)と会社名は同名です。▼

後部デッキには車両も積載できるので一応フェリーの役目も果たします。▼

近代的できれいな船内です。▼

粟島に向かいます。今日はあまりお天気は良くありません。▼

11:00粟島に到着。ここで「あしま」に乗り換えです。詫間須田港⇔粟島、粟島⇔詫間宮下港(志々島経由)と航路が分かれています。▼

「あしま」の船内。「みとよ」とは違った良さがあります。

粟島上新田港に寄港して志々島に向かいます。

志々島はプロペラにも似た粟島の東に浮かぶ小さな島です。▼

11:30志々島に到着です。「あしま」は詫間宮下港へ向かいます。▼

港付近には民家があります。▼

島の西側に進むと志々島ふれあい館という建物がありました。▼

古くからの農具や鳥の写真に加え大漁旗などの展示がありました。こたつもありゆっくり休憩もできます。▼

そのまま海岸沿いを歩きます(来た道を振り返った写真)。だんだんと廃屋が目立つようになりました。▼

剥がれたトタンの下から土壁の骨組みの竹が見えています。▼

土壁のしくみが良くわかります。▼

電線を辿るとその先には居住している民家があります。▼

この島のお墓は屋根付です。▼

ヤギが飼われています。▼

港に戻ってきました。今度は東側に歩いてみましょう。▼

島の診療所。本土までそう遠くはないですがやはり島にあると心強いですね。▼

樹齢1200年の楠(志々島大楠)があるそうです。本来こちらから先に行くべきでしたが、もうあまり時間はありません。▼

港に戻る途中休憩処がありました。人懐こい看板猫で気付きました。

もう船の時間まで10分ほどですが「くすくす」さんでお茶とおいもを頂きました。店の方によると島の人口は17人とのことです。なお、この島には1日1組限り1泊2000円のゲストハウスがあり宿泊もできるそうです。休憩処も分かりましたし、志々島大楠の散策のためにもまた来ることにしましょう。▼

詫間宮下港から「あしま」が戻ってきました。詫間から志々島に直接アクセスする場合はこの便を使うと便利です。

13:05志々島を後にして粟島に戻ります。

粟島の散策に続きます。

2 件のコメント:

  1. こんにちは

    「詫間駅」はたぶん何度か通り過ぎていると思うのですが、全然記憶にございません。コインロッカーや一時預かりの情報は今後の参考としてとても助かります。

    小さな島で休憩所があるのは嬉しいですね。飲み物をいただけるだけでなく、島の方とお話できるのもいいです。

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    1. こんばんは

      「粟島」はその名前からなんとなく気にはなっていたのですが、昨年の予讃線不通がなければ、どこからアクセスするのかがわかりませんでした。

      志々島はそれこそ行く直前になってからその存在がわかりました。

      荷物はいつも悩みの種で、どこにも預けられなくて困っていることもありますがσ(^_^;)

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