2014/07/06 日曜日
総武線直通横須賀線E217系で内房線五井まで来ました。時刻はちょうど正午です。総武線は千葉で外房線と分岐したのち2駅先の蘇我でさらに内房線に分岐します。
跨線橋の上から小湊鉄道単行のキハ200形気動車が見えます。もうすぐ出発ですが途中の上総牛久止まりで養老渓谷までは行きません。
次の列車まで1時間ほどなので車庫を散策しましょう。
ここには約2年前にJRの骨董品久留里線キハ30形乗車のついでに来たことがありますが、久留里線以上のインパクトがありました。(以前の散策はこちら)
前回はSLのキャブまでは入らなかったので、今日はここから車庫を覗いて見ます。
釜の中はこのとおりです。
相変わらずのどかな空間です。(見学するときは”見学させてください”ひとこと言ってからのほうがよいです。)
1時間なんてすぐに経ってしまいました。2両編成のキハ200形が入線しています。傍らの無蓋車は時間が止まったかのように留置されたままです。
時間いっぱい。未知の世界に出発の時が来ました。
朽ち果てた無蓋車とにステンレスでピカピカなE217系を後にします。
青々とした初夏の水田が続きます。
里見での列車交換。タブレット(スタフ)が使われています。
養老渓谷に到着です。散策計画はまったく立てていません。
バスがすぐ出るということで帰りのバス(終バス)があることだけ確認してよくわからないままバスに乗車。バスの床は木製です。
終点粟又の滝に到着。途中の温泉郷で2名降り、ここまで来るのは自分1人でした。帰りのバスまでは1時間半ほどあります。
バス停すぐ横の小径を下ります。
すぐに粟又の滝です。
ここから養老川に沿って下流に2Kmほど散策ができます。養老川は小湊鉄道とつかず離れずして五井より東京湾に注ぎます。
数100m行ったところで倒木が通せんぼです。来た道を引き返すことにします。
いろいろと歩き回っているうちになんだかんだで1時間以上たってしまいました。バスの時間まであと10分ほどです。
16:02発のバスは養老渓谷駅と上総中野駅の2本です。養老渓谷駅行きは五井に戻る上りダイヤに合わせてあり、反対方向の下りダイヤは鉄道の方が5分ほど早く出発します。これから、さらに下り方面に進むので養老渓谷駅行きの最終バス(乗客は2名)は見送ります。
すぐに中野駅行きが来ました。ここでは上総などといった接頭語は必要ありません。乗客は自分1人です。
上総中野駅に到着です。上総中野駅行きのバスは粟又の滝のバス停で見つけたのでここからさらに旅が続けられます(運転日に注意)。
ほどなく列車が到着です。養老渓谷駅行きのバスでは間に合わない列車です。といってもここ上総中野駅が終点です。
「♪雨に濡れ立つ~おさびし山よ~」16:27黄色いスナフキン車両が入線です。ここからはいすみ鉄道(旧国鉄木原線)で房総半島を横断します。
16:40いすみ300形で出発です。
紫陽花の咲く一本線を進みます。
大多喜でキハ52と交換です。
構内のいすみ200形ミイ車両。全国でも数少ないバス技術をベースとしたLe-Carです。なくなる前にまた乗りに来たいです。
大原に到着です。ここから外房線で帰りますが、東京方面に帰るには上りでも下りでも途中下車をしなければ同じ料金で帰ることができます。
まだまだ旅を楽しみたいので外房線下りで大回りコースをチョイスして勝浦に到着です。
しばらくして東京発のE257系500番台わかしお15号が入線です。
わかしお15号(65M)は勝浦から終点の安房鴨川まで普通列車5265Mになるため特急券が要りません。大原駅周辺のコンビ二でお弁当や飲み物を買い旅の準備は万端です(この時間はコンビ二くらいしかやっていないので場所は違いますが飲み物だけは旅情のあるものにしました。)。
太平洋を望みながら外房線を進みます。高千穂のむヨーグルト(とてもうまいです。首都圏でも売っていますが今年のGWの現地訪問の際にもバスの待ち時間に飲みました。)を飲み終わったあとはそのまま眠ってしまいました。
夢から覚めたと同時に外房線の終点の安房鴨川に到着。ここは内房線の終点でもあります。
再び勝浦まで5276Mとして普通列車で戻り勝浦から東京行きわかしお26号(76M)となるE257系を横目に見ながらいつものスタイルで揺られることにします。
時刻は午後7時をまわり日没時間を過ぎました。
館山に到着。内房線の乗り残し区間をコンプリートしました。ここからはまた209系千葉行きで進みます。
内房線と外房線の分岐点の蘇我に到着。今日の大回り乗車はここで終わりです。ここから京葉線で帰ります。
小湊鉄道・いすみ鉄道・房総半島横断の旅はこれで終わりです。
小湊鉄道は水害から復旧したようです。
返信削除桑原様コメントいただきましてありがとうございます。
削除地方のローカル線では復旧を断念してそのまま廃線となってしまうケースもありますので、復旧できることは我々ファンにとって喜ばしい限りです。他の記事も含めて今後ともご意見賜りますようよろしくお願いいたします。