川崎駅22番バス乗り場まで来ました。10:45発木更津行きバスに乗ります。先月に続いてまた東京湾アクアラインをバスで横断します。▼
京急大師線を渡ります。ここから臨港エリアです。▼
東京湾アクアトンネルで東京湾を潜ります。▼
海ほたるからはアクアブリッジ。東京湾口方向を望みます。左が房総半島富津岬。右が三浦半島観音崎です。▼
アクアラインが渋滞していたので、定刻の12:00を少し過ぎて木更津駅東口7番のりばに到着。▼
跨線橋を渡って木更津駅西口7番のりばから日東バスで富津公園に行きます。バスは1時間に1本程度の頻度で出ています。▼
約40分の乗車で富津公園に到着。ここまで来たバスの乗客は自分1人でした。お食事処の営業もあり、思ったより観光地化していました。▼
ですが、富津岬までは2kmほど歩かなければなりません。この先は売店も自販機も無いので、富津公園で何か買っておいた方が良いです。もっとも岬をめざすのはすべて車かバイクで歩いている人はいません。▼
富津岬に続く砂州を進みます。バリ・バリ・バリ・バリッとパラグライダーのエンジン音が響き渡ります。▼
アクアブリッジは蜃気楼で途中から折れ曲がっています。▼
かなり離れた所に海ほたるが見えます。アクアブリッジとは全然繋がっていません。今日の東京湾は蜃気楼で至るところ不思議な光景が見えます。▼
振り返ると後ろには君津の製鉄所と火力発電所が見えます。いつもは対岸の川崎港・横浜港から見ています。▼
ここから見る対岸は川崎港扇島の製鉄所。▼
横浜ベイブリッジ。いつもとはすべて逆です。▼
さあ展望台に登りましょう。▼
と思ったら工事中とのこと。またもや展望台は空振り。ここ3ヶ月で3回目。バッターアウトです。▼
展望台は少し残念でしたが、地上からでも第一海堡がこんなに近くに見えます。▼
こちらは第二海堡。軍艦のようにも見えますが、第一海堡と同じ軍事要塞を目的とした人工島です。▼
岬の反対側の海岸から横須賀方面を望むと、第二海堡の左に猿島が見えます。かつてはこの間に第三海堡もあったそうです。▼
猿島は東京湾最大の自然島ですが、終戦まで軍事要塞として使われていました。▼
貝殻で覆われた誰もいない午後の海岸をひたすら歩き続けます。▼
2kmの道のりを歩き富津公園まで戻ってきましたが、バスの時刻まではまだ時間があります。▼
とりあえず川崎駅で買った崎陽軒のしょうが焼弁当を頂きます。こういうのが楽しいのですね。▼
食事を済ませ付近を散策していたら中の島という砲台跡がありました。ここは明治初期から終戦まで要塞施設として使われていました。富津岬-第一海堡-第二海堡-第三海堡-猿島-観音崎と続いた首都防衛線。観音崎にも要塞跡があるそうです。▼
お堀に囲まれた台場の展望台に登ると東京湾が一望できます。想定外ですがとりあえず展望台に登れましたので良しとしましょう。▼
富津公園からバスで内房線青堀駅まで来ました。1時間に1本の電車とは接続していますが、少し慌しい乗り換えでした。▼
浜金谷に到着。時刻は16:40です。跨線橋の上から眺める鋸山。ロープウエイの下り最終が17:00なので今日は登ることができません。▼
ふと振り返って金谷港方面を見るや否や高速で進む物体が視界を横切りました。▼
大島からの東海汽船「セブンアイランド愛」です。この時刻だと久里浜寄港便のようでもありますが、久里浜港は対岸に見える横須賀火力発電所の煙突の方角。スピード・進行方向・位置関係から考えると館山寄港便のようです。▼
館山では3年前房総半島最南端の野島崎を攻略しましたが、房総半島側の東京湾口最先端の洲崎の攻略は今後の課題です。(真相は不明ですが、この話につなげたかったので館山寄港便ということにしておきます。)
その後をゆっくりと進む東海汽船「さるびあ丸」。金谷で見るのは2回目ですが、こんな跨線橋の上から見られるとは思いませんでした。▼
しらはま丸が姿を現しました。▼
今日は乗船客(車両)が多いので、定刻の17:20を少し遅れて金谷港を出港です。▼
富津岬の展望台が見えます。今日はあそこに行って来ました。▼
僚船かなや丸との反航。▼
久里浜港の防波堤を過ぎた所でふと後ろを振り返ると、雲に隠れていた月が出てきました。今日は満月。振り返るといろいろといいことがあります。前に進むのだけが人生ではないようです。▼
久里浜港に到着。すでに日没です。▼
赤い月の下、東京湾の夕べに思いを馳せながら帰路に就きます。▼
房総半島富津岬の散策はこれで終わりです。
おはようございます
返信削除またまた地図を確認しながら読ませていただいていましたが、富津公園ってものすごく尖った形をしているのですね。潮流の関係なのか。。地形の成り立ちまで気になってくるのでした。
そして、第一海堡と第二海堡の姿が随分違うのだなと。第一海堡はひょっこりひょうたん島のように穏やかですが、第二海堡はその威容が軍艦島を思い出させます。
ところで、今回のお弁当は崎陽軒の「しょうが焼き弁当」でしたね。これまでは「シウマイ弁当」のことが多かったように思っていましたが、これからバリエーションが増えるのかと少々期待しております。
こんばんは
削除東京湾でも対岸の房総半島は以外に未知の世界だったりします。特にこの時季は蜃気楼が出やすいみたいで、遠くの船や岬が浮いていたり伸びていたりと、こんな光景も初めて見ました。第一海堡、第二海堡どちらも細長いので見るところによって形が随分と変わります。この2つだけを目標に色々な所を廻るのも楽しいです。今度は伊豆諸島の帰りにこの辺りを明るい時間に航行する東海汽船の船から見てみたいと思っています。
店頭で考えるのがめんどくさいのでいつも「シウマイ弁当」なのですが、これでは進歩がないと今回は「しょうが焼き弁当」にしました。気分屋なので毎回何かを変えなくてはというのもあるのですが、その反面頑固者で保守的だったりもします。