2017年3月24日金曜日

仙台→酒田:雪の残る陸羽東線・奥羽山脈横断の旅

2017/3/19 日曜日

今日の最終目的地は酒田。道中はまだ決めていないのですが11:07仙台まで来ました。大宮を出たのは10:00。ここには新幹線でアッという間についてしまいます。▼

仙石線で石巻まで行こうか、仙山線で奥羽本線を北上するか迷った挙句、東北本線小牛田行きで出発です。

もうすぐ松島。仙石線と併走します。

仙石線に分岐する線路です。東北本線は一昨年から仙石東北ラインとしてここから仙石線に乗り入れるようになりました。

こちらは昨年末仙台駅で撮った仙石東北ラインのハイブリッドディーゼルHB-E210。電源の要らないこの車両は交流区間の東北本線と直流区間の仙石線を問題なく走れます。

雪を頂いた船形山が見えます。あの向こうは山形県です。

12:35小牛田に到着。

ここからは石巻線・気仙沼線で太平洋側、陸羽東線・陸羽西線で日本海側に進むことができます。

駅の周りには何もないですが、ここで約1時間ほど陸羽東線の出発を待ちます。

とりあえずここでお昼。仙台で買ったはらこめし「宮城海鮮海の輝き」を頂きます。

13:34鳴子温泉行きで出発です。

前方には栗駒山が見えます。奥羽山脈に向かって列車は走り続けます。

14:41鳴子温泉に到着。▼

基本ここは温泉街です。

辺りは硫黄の匂いが立ち込めています。▼

畑にはまだ雪が残っています。

秋は紅葉で色づくとのことです。もう少し早ければ綺麗な雪景色も見えたでしょう。

駅からだいたい半径1kmくらいの所を周って駅まで戻って来ました。列車が来るまで足湯につかります。

判りやすい料金表です。片道¥1000くらいのところならタクシーに乗っても良かったかもしれません。▼

16:15鳴子温泉を出発して新庄に向かいます。ここからは山の中。線路には雪が残っています。

雪を見ながら仙台駅で買った笹かまぼこを頂きます。

堺田は分水嶺だそうです。ここの雪たちにとっては運命の分かれ道です。▼

田畑だけには雪が残ります。

日本海に沈む太陽を目指してひた走ります。

17:19新城に到着。陸羽東線をコンプリートしました。

ここで18:30発の陸羽西線余目行きを待ちます。普通列車乗り継ぎの待ち時間は食事の時間にちょうど当てられます。

あたりはすっかり暗くなってしまいました。あと1時間ほど鉄旅は続きます。▼

左は陸羽西線余目行きキハ110気動車、右は奥羽本線秋田行き701系電車です。

19:15余目に到着。お疲れさまでした。さすが日本海側。列車から降りると少し寒いです。

酒田までは19:23発特急いなほ9号。ここからは羽越本線です。

19:31酒田に到着。ここに来るのは3度目ですが、駅の周辺しか知りません。

駅から徒歩20分ほどで今日の宿の若葉旅館に到着。ちょうど市役所の隣で港にも近いです。

きれいな旅館で従業員の方々の丁寧なこと。女将さんからいきなり身長を聞かれ、一番合うサイズの浴衣を頂きました。布団もフカフカ。部屋も暖かい状態です。

明日は離島への船旅。欠航しないかとか、きちんと船に乗れるかとか、遠足前の子供のように心配しながら床に就きます。お休みなさい。

2 件のコメント:

  1. 「若葉旅館」さん、飛島へ行くには最高の宿ですね。いい宿を教えていただきました。
    村上の「石田屋」さんや坂町の「松屋」さんなど、この界隈にはいい宿がありますね。

    分水嶺の看板は初めて見ました。堺田という地名もそれを表しているのでしょうね。「小牛田」というのも初めはなんて読むのだろうとわかりませんでした。地名は面白いですね。でも、私のようにボーッと電車に乗っているようではなかなか気づくことができません。

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    1. 当初は塩釜市営汽船にも乗ることも考えていましたが、雪が見たかったので今回は鉄旅にて散策しました。分水嶺を越えると川の流れが逆になるので、日本列島を横断している実感がわきます。

      地名は本当に読み方が分かりませんよね。土庄も高松の観光案内所で聞くまでなんと読むのか分かりませんでした。世田谷には「等々力」と書いて「とどろき」と読む駅がありますが、これが青森だと「驫木」で「とどろき」だったりします。

      日本海側で和風の宿に泊まるは本当にいいです。欲を言えばもっと島があればいいのにとも思います(笑)。

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