3連休の1日目。これから日本海側に行きますが、取りあえず南武線で立川まで来ました。▼
11:22発特急あずさ13号自由席に乗車しました。行楽シーズンで車内は混雑していましたが、運良く八王子で座れました。▼
松本に到着。ここまでの道中は崎陽軒の「おべんとう秋」を食べた以外には、特に何にもありませんでした。▼
後2両の付属編成車両を残して切り離されてしまいましたが、ライトが点灯しました。どうやらE257系はこれだけでも走れるようです。この状態は初めて見ました。▼
6年ぶりに大糸線に乗ります。115系は房総半島から来た211系に駆逐されてしまい信濃大町までロングシートです。▼
信州の山々と稲穂。厚い雲の間から漏れる眩しい日差しに照らされます。▼
信濃大町で南小谷行きに乗り継いでさらに大糸線を進みます。仁科三湖のひとつ青木湖です。▼
16:07南小谷に到着。ここからはJR西日本。16:23発糸魚川行きで進みます。▼
キハ120単行で出発進行!▼
じんわりとした天気の中、秘境区間を走ります。途中下車したいですが次の列車は2時間40分後。このまま単行列車の枕木に揺られながら車窓を楽しみます。▼
ひたすら姫川に沿って下ります。今度来るときはこのあたりの鄙びた温泉宿に泊まってみたいです。▼
デンカ(旧電気化学工業)の大所川発電所。自前の発電所です。▼
17:20終点の糸魚川に到着。▼
古い商店には懐かしい看板が貼ってあります。▼
駅からそのまま直進して日本海展望台へ。ここは地下道で渡ります。▼
展望台からの眺め。ちょうど日没時間ですが、夕陽が見られるような天気ではありません。▼
どんよりとした雲の下新潟まで続く北陸道国道8号線。▼
陸側を見るとセメント工場が煙を上げています。このあたりのジオスポットも今度散策したいです。▼
誰もいない展望台で「元気ハツラツ」。さっき見た懐かしい看板の中でも、これは今でも現役です。▼
ここ糸魚川は北前船の寄港地でした。それを物語るように駅に戻る途中の商店街には雁木造りの軒下が連なります。残念なことに昨年暮れの火災で一部消失してしまいました。▼
糸魚川駅は新幹線開業でリニューアルされて「糸魚川ジオステーションジオパル」が併設されています。▼
キハ52の奥には鉄道模型のジオラマ。普通列車の旅の待ち時間にはちょうどいいです。▼
2年半振りの直江津。いつの間にか北陸本線はえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインに。▼
オンボロ車両の宝庫だったはずが新幹線開業で3セク化して皆んなピッカピカ。雨の滴る綺麗な車両達です。▼
今夜は駅前旅館の「附船屋」さんに泊ります。▼
雁木造りを辿って入った軒の中も純和風です。▼
部屋の前では招き猫がお出迎え。▼
室内の懐かしいカラー電話機。ダイヤルがないのが残念です。▼
しとしとと降る雨音を聴きながら、北前船の寄港地の夜を過ごします。▼
明日の予報は晴れ。島への船旅を思いながら床に就きます。
こんにちは
返信削除「附船屋」さんに宿泊されたのは、やはり宿の名前で決められたのでしょうか。
昔はいわゆる船宿、船員さんの宿だったのでしょうねぇ。
歴史ある古い旅館のようですが、中は綺麗ですし、部屋の壁にある小さな飾り棚がお洒落です。
こんばんは
削除実は3連休の直前に予約をしたので、ビジネスホテルは全て埋まってしまったのですが、この手の旅館は以外に空いていたりします。(慣れない方には少し敷居が高いのでしょうか。酒田の若葉旅館さんもそうでした。)
さらに、宿の名前も「附船屋」と偶然なのですが、風情たっぷりでした。これからも穴場であって欲しいです(笑)。