2015/6/13 土曜日
午前11時20分過ぎ南武線尻手まで来ました。
国道1号第2京浜を跨ぐ南武支線。次の浜川崎行きは30分程待つので、今日は隣駅の八丁畷まで線路伝いに歩いてみます。
南武支線は旅客線と言うより川崎臨海部からの貨物線としての役目が大きいようです。
東海道線の踏切を渡ります。八丁畷までもう少しです。
八丁畷に到着。京急の改札から入るこの駅はJRとしては無人駅です。
尻手方面を望む。右の単線が南武支線。左の複線が東海道線との短絡線です。
孤高の2両編成205系1000番台が到着しました。
5分で終点の浜川崎に到着。
ここからは鶴見線205系1100番台で終点の扇町まで行きます。
4分で終点の扇町に到着。相変わらず列車本数が少ない割りに乗車時間も短い旅でした。
ホームに並ぶ線路には黒い粉末が見えます。
線路の先には三井埠頭に入って行く太平洋セメントのホキ10000。日本で唯一残っている石炭輸送車です。線路の黒い粉末の正体はこれでした。秩父鉄道の武川駅経由で太平洋セメント熊谷工場まで行きます。ホキ10000は三岐鉄道の東藤原(先月の同駅散策はこちら)からの石灰石輸送にも使われてたようですが、この車両自体もここでしか見られなくなってしまいました。次回は走行しているところを是非見てみたいです。
ちなみにこちらが海上から見た三井埠頭です。ホキ10000の石炭はこの石炭運搬船から海を越えてやってきます。川崎港の謎がまた1つ解けました。(詳しくは2年前の横浜港・川崎港「工場夜景探検ツアー」をご覧ください。)
乗ってきた電車は12:25に折り返してしまい、次の電車は2時間後。都会の秘境です。
付近は私有地ばかりで無目的に行くと辛いかも知れませんが、施設と輸送手段の関連性などが分かってくるとなかなか楽しめます。
駅のすぐそばに三井埠頭発川崎駅行きの川崎臨港バスのバス停があります。
意外なことに10分間隔で出ています。
すぐにバスが来ました。これで川崎駅まで帰りましょう。
20分ほどで川崎駅8番乗り場に到着。鉄道としては秘境ですがバスでのアクセスは非常にしやすいことが分かりました。新たに点と点が繋がる充実の旅でした。
鶴見線・扇町の散策終わり。
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