2015/12/29 火曜日
苫小牧の朝です。道南のこの街はそれほど降雪していません。駅はすっかり寂れてしまいました。隣接するMEGAドン・キホーテにテナントも移っているようです。▼
室蘭本線で岩見沢に向かいます。室蘭本線は沼ノ端・岩見沢間が未踏区間です。▼
この旅初めての単行列車です。アイドリング音の高まる凍てついた車体に乗り込みます。▼
キハ40で未踏区間をコンプリートします。▼
一面の銀世界の中を進みます。▼
夕張川を渡ります。▼
雪が降ってきました。▼
内陸に行くほど雪深く、ホワイトアウトしそうです。▼
岩見沢に到着。室蘭本線をコンプリートです。ホームの雪は苫小牧のそれとはぜんぜん違います。▼
10:30発の列車は旭川行きかと思ったら滝川行きになっています。滝川で46分の停車時間がありますが、少し変な気もします。▼
721系で函館本線を北上します。▼
水墨画のような山を仰ぎ見ながら進みます。▼
空知川を渡ります。もうすぐ終点の滝川です。空知川は根室本線に沿って滝川で石狩川と合流して、札沼線に沿って流れ石狩湾へと注ぎます。今度のダイヤ改正で、札沼線末端部の浦臼から新十津川は1日3往復から1往復に減便されるそうです。▼
11:09滝川に到着。ただし、一昨日あったトンネル火災で滝川・旭川間の普通列車はすべて運休とのことです。小樽から札幌を外して函館本線を一度南下して、長万部から室蘭本線で岩見沢まで来たので、このような情報が得られませんでした。次の特急は12:52。1時間半も時間があります。▼
といっても、閉鎖しているかのような駅前のビルには飲食店とかなかったような気がします。▼
ラーメンの看板があっても、営業している飲食店はやはりありません。苫小牧の駅ビルと同じような寂しさがあります。市街地まで雪の中を歩くのはしんどいですが、行ってみましょう。▼
少し覚悟していましたが、駅から歩いてすぐの所に焼肉屋があったのでここでカルビ定食¥630也を頂きます。何気にこんなところで孤独のグルメですが、食料調達のことをよく考えていなかったので、ちょうど良かったです。▼
食事を終え滝川駅に戻ってきました。駅は現在改装中で、トイレに行くのに雪の中を進まねばなりません。▼
スーパーカムイで深川までいきます。列車は15分ほど遅れて到着。帰省客の多い下り。自由席は込んでいてデッキで寿司詰め状態でした。▼
深川では、接続する留萌線がすぐに発車です。写真を撮っている暇なぞありません。▼
車内は同業者でいっぱい。自分も他の方のブログ等に写っているかも知れません。▼
留萌を過ぎるとデッキに人が増えてきました。▼
終点の増毛に到着。▼
留萌・増毛間はスタッフ閉塞。もう、このキャリアも見納めです。▼
背後には増毛灯台が見えます。夜は列車と相まっていい絵になりそうです。今は1面1線のホームだけですが、かつては多くの側線があったそうです。▼
留萌まで戻ってきました。この駅で降りる同業者はおらず、大半の乗客は深川方面に帰って行きました。駅構内には、線路規格の低い留萌本線や羽幌線の許容軸重に合わせて、D51の従台車を1軸から2軸に増やしたD61の写真などが展示されています。▼
駅のそばの観光案内所のお勝手屋萌で、沿岸バスの萌えっ子フリーきっぷを購入します。▼
相変わらず“萌えっ子”は言えず、「バスのフリーきっぷ1日券下さい」と言って購入しました。「えーとどれでしたっけ?」と店のおばさんは4種類の券(1日券、2日券それぞれ2種類ずつ)をカウンタに並べるので、「これ下さい」とチョイス。2度目とあって、前回よりはハードルは下がりました。▼
とりあえず難関は突破。駅の近くでやっていた店で温かいものを頂きましょう。そばとカツ重が2段の重箱で出てきました。▼
でも、こういう街ですから、もう“萌えっ子”と堂々と言ってもよいみたいですね。▼
気がついたらこの街のリピータになっていました。▼
明日は、この街から沿岸バスでオロロンラインを北上します。
続きは(こちら)
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