2015/12/30 水曜日
留萌の朝です。背後の急な坂は登れるのでしょうか?雪国で運転する自信はありません。▼
どこを探してもこんな萌えっ子はいません。本当に謎な街です。▼
留萌駅前まで来ました。留萌本線も来年度中にここが終着駅になります。▼
沿岸バスの営業所。今日はここから旧羽幌線を辿ります。▼
年末年始営業所はお休みです。前回はここで勇気を出して初めての萌えっ子フリーきっぷ購入でした。▼
留萌・幌延間が旧羽幌線です。▼
10:25幌延行きのバスが到着です。▼
昨日買っておいた萌えっ子フリーきっぷ。沿岸バス版青春18きっぷです。こういうものに対するハードルがどんどんと低くなっている自分が怖い気もします。▼
雪が浮かぶ留萌川。この街出身の漢は「橋を使う男は二流」と言っていましたが、ここも泳いで渡るのでしょうか?橋を使わない漢と萌えっ子が共存する不思議な街です。▼
車内ではラジオ放送がそのまま流れています。▼
旧羽幌線跡と見られる路盤となだれ防止柵が見えます。▼
夏とはまた違う絶景領域を進みます。▼
11:53羽幌バスターミナルに到着。このバスターミナルに羽幌駅があったそうですが、その面影はほとんどありません。▼
ターミナルすぐそばの「いわた食堂」がちょうど開店。まずはここで、野菜みそラーメン¥700也を頂きます。▼
港を散策しながら、羽幌フェリーターミナルまで来ました。ここから天売島・焼尻島にいけます。夏は1日4往復あるので、去年の夏はこれらの島巡りをしようとしましたが、残然ながら台風の影響で欠航。冬場は1日1往復しかありませんが、せめて入港する船でもと思い見に来ました。▼
おろろん2が姿を現しました。▼
港内で転回します。▼
おろろん2が接岸しました。こんなところに来る同業者はいません。▼
島で急病人のようです。通常の乗船口とは別の扉が開いて、救急隊員が船内に入って行きました。▼
荷揚げされた宅配便。これからトラックに積み替えられるようです。▼
郵便局の車も車両甲板から出てきました。▼
とにかく船の周りでは、色々な人たちが動き回っていて。さっきまで静かだった港が活気づいています。本当のこと言うと何気なくフェリーターミナルに来ただけですが、島での生活と船との関係が垣間見える光景を十分堪能しました。羽幌市街へ戻りましょう。
雪道を歩いていると、突如いわゆるそういうアレなシャトルバスに抜かれました。フェリーの乗客ではないですが、これからこの車の行き先に向かうので、料金を払って乗っても良かったかも知れません。▼
いわゆるそういうアレなシャトルバスには乗れなかったので、歩いて行くしかありません。▼
どう見てもいわゆるそういうアレとは関係がなさそうな不思議な沿岸バス本社ターミナルに到着。むしろ、ここまでまだSLが走っていた昭和40年代を彷彿させる営業所は全国でも稀な気がします。▼
14:17萌えっ子フリーきっぷでさらに旧羽幌線を北上します。▼
旧羽幌線跡と見られるトンネル。▼
途中は路盤もはっきり見え、羽幌を過ぎたほうがより旧羽幌線跡を堪能できます。▼
15:15遠別営業所に到着。留萌の営業所は休みでしたが、ここは今日もやっています。あとで気が付いたことですが、旧羽幌線の遠別駅は次のバス停の遠別でした。▼
付近には「道の駅富士見」がありますが、残念ながら年末年始で営業は昨日まで。今日は、港の方に歩いてみましょう。▼
夕闇に染まる海を見ようと港付近までやって来ましたが、建物や堤防に阻まれていい絵は取れませんでした。もう少し先に行っても良かったのですが、雪の上をキャリーバッグを転がすのが面倒になりました。海を見るならやや高台にある道の駅にいったほうが良かったかもしれません。▼
遠別営業所まで帰ってきました。誰もいない待合所で、一人16:15発の北行きのバスを待ちます。▼
旧羽幌線のラストスパート。もう外は真っ暗です。▼
ほかほかの肉まんで温まります。▼
17:13幌延に到着。旧羽幌線をコンプリートです。バスはさらに宗谷本線の豊富(とよとみ)まで行きます。宗谷本線音威子府から宗谷バスで旧天北線を辿って稚内に向かう旅も今後の課題です。▼
萌えっ子フリーきっぷを使うなら終点の豊富まで行っても良かったのですが、もう元は取れたので、ここからは、北海道&東日本パスを使って単行列車の枕木に揺られます。▼
17:43キハ54の入線です。バスも鉄道もほぼ定刻通りに運行されています。▼
転換クロスシートを倒して、いつのもスタイルで終点の稚内を目指します。▼
18:45終点の稚内に到着。▼
言わずと知れた日本最北端の駅。凛と心地いい寒さが身に染みます。▼
最北の地で一夜を過ごします。
続きは(こちら)
冬の「おろろん2」入港シーンを見に来ました。
返信削除カッコイイですねーー
そして、降りしきる雪の中を入ってくる姿がいとおしい。
北陸という、北海道に比べると、というか比べ物にならない中途半端な雪国に住んでいると、何でわざわざ冬にもっと寒いところに行かにゃならんの?と思っていましたが。
このシーンを見るために、この冬、羽幌に行きたくなってしまいました。
このときは、ただ船を見ただけで大満足でした。
削除ホントに見とれてしまいます。
関東ではほとんど雪は降らないので、北陸もロマンに満ち溢れた土地ですよ。
雪の降る日にバスを3本くらい乗り継いで、誰もいない禄剛崎で、超寒いのに雪と海ばかり2時間くらい見ていました。
バカですね。
途中、しり切れになったので、補足です。
削除誰もいないところで、これの何が楽しいの?というバカさ加減に、我ながら呆れています。本当に困ったものです(笑)。