2016年6月4日土曜日

綾部→帰京:舞鶴・海軍ゆかりの遊覧船「あさなぎ」乗船記

2016/5/7 土曜日

綾部の朝です。▼

駅構内から北口を望むと「グンゼ」の研究所が見えます。昭和の時分どいつもこいつも氏名が書かれた「こどもグンゼ」がデフォルト設定でした。水泳の時間。パンツ失踪事件は日常茶飯事。自分も1回だけ、半ズボン直履きで悠々と下校したことがあります。▼

今日は舞鶴散策をしますが、普通列車まで時間が空くので、ここは9:47発特急「まいづる」東舞鶴行き287系に乗ってしまいます。▼

ここ綾部では、山陰本線に向かう「きのさき」と舞鶴線に向かう「まいづる」に分岐されます。なお、舞鶴線西舞鶴・東舞鶴間が未乗区間です。▼

東舞鶴に到着。舞鶴線コンプリートです。これで、五能線→奥羽本線→羽越本線→白新線→越後線→信越本線→北陸本線→小浜線→舞鶴線→山陰本線といった経路で青森県から山口県までの日本海縦貫を達成しました。また、JR在来線だけで稚内・枕崎間の完全乗車を達成しましたが、蟹田・青森間、柏崎・直江津間、西舞鶴・東舞鶴間、都城・鹿児島中央間は特急利用なので(海峡線木古内・蟹田間は1駅なので普通列車とみなします。)、この区間の普通列車乗車が今後の課題です。▼

舞鶴散策のはじまりはじまりです。▼

今日は、海軍ゆかりの遊覧船「あさなぎ」に乗ります。この旅5回目の船です。

自衛隊OBによる湾内ガイド。お話にはとてもリアリティがあります。▼

舞鶴港クルージングの始まりです。▼

新日本海フェリーの乗り場。昨年夏はここから小樽に向かいました。▼

舞鶴クレインブリッジ。「岸壁の母」で有名な引き揚げ桟橋がその奥にあります。▼

1発ウン億円のミサイル。現役の自衛官でも在任中にその発射を見る機会はなかなか無いそうです。▼

イージス護衛艦“みょうこう”。▼

レーダからは強い電磁波が発生するので、システム稼動時には健康被害防止のため隊員は艦内に退避するそうです。▼

航空甲板を持った護衛艦“ひゅうが”。以前横須賀駅構内からその巨体を見ました。▼

補給艦”ましゅう”。もうお腹いっぱいなほどプロの解説付きで艦艇が見られます。▼

掃海艇“のとじま”。機雷に反応しないように船体はなんと木製です。▼

約30分のクルージングは終了です。料金¥1,000以上の価値は十分あります。

湾内遊覧のあとは赤レンガパーク散策です。▼

海軍カレー¥730也を頂きます。▼

東舞鶴に戻ってきました。ここからは小浜線125系で敦賀方面に向かいます。▼

若狭湾を望みながら走ります。▼

よっ!大統領!使い古されたネタです。▼

もうすぐ終点の敦賀です。トワイライト色のEF81が留置されています。▼

終点の敦賀に到着。大ループを描いて敦賀に戻って来ました。お疲れさまでした。▼

太い麺と大きな鰹節が特徴の越前そば。天玉そば¥450を頂きます。▼

昨年のGWも最後は敦賀でしたが、今回は特急に乗ってしまいます。▼

米原で進行方向が変わりますが、乗客が自分でシートを転換します。使用していないシートまでみんなで転換しているところは日本人らしいです。▼

もうすぐ名古屋。三岐鉄道東藤原の太平洋セメントと碧南火力発電所間で、フライアッシュと消石灰を運ぶホキ1000です。▼

名古屋に到着。▼

あとは新幹線で帰るだけです。▼

敦賀駅で買ったますずしを頂きます。▼

大宮から上越新幹線で北に発ったのに、なぜか南から新横浜に帰ってきました。10日ほど前から予約ができるところで決めた旅程ですが、ケーブルカー3回、乗船5回、気動車三昧と、まずまずの結果でした。▼

7日間におよぶ旅はこれで終わりです。












2 件のコメント:

  1. 管理人様

    いつも楽しみにしております。

     国内の旅行で1週間、となると最後は何時だったか、確か湾岸戦争で外国行きが中止になって九州に切り替えた学生の卒業旅行の6日間。16歳の頃、北海道で13泊14日(うち座席夜行11泊、寝台1泊)なんてこともしましたが、今となっては考えただけで気が遠くなりそうです。最長は大学生の時の西欧37日。無茶苦茶でしたが若さゆえ。

     鉄道ばかり乗っているとあまり船に乗ることもなく、写真の数々を見ると、久しぶりに夜行フェリーに乗ってみたいなと思いますが、手軽なのは阪九フェリーの神戸発、 最も安い個室がとれれば快適ですしね。本来なら関釜フェリーでしょうけど、さすがに成田から直接飛んだ方が速くて安いので。
     嘗て一度、フランス・カレーから英・ドーバーまでホーバークラフトに乗った時、如何なるものかと楽しみにしましたが、波しぶきで何も見えず、つまらんなあ、というのが感想でした。

     関門海峡のルポでは、幕末の頃、ここで外国軍の報復攻撃を受けた当時の長州藩が、どんな気持ちで戦ったのかと思ったりしましたが、他に比叡山などもありましたから、こちらは信長の時の焼き討ち。少し歴史に興味が出てくると、旅は一層味わい深くなるものです。さて、夏はどうしようかとプランを練ることにしましょう。

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    1. こんにちは。

      湾岸戦争の年といえばもう25年も前のことですが,
      私も大学4年でした。月日の経つのはホント早いものです。

      夜行列車というのもなくなってきていますので、代わりに夜行フェリーということでしょうか。

      普通列車・路線バス・船と平均時速40km/hの旅を続けています。

      訪問した地の歴史などの書籍も購入したりもするのですが、読み終えないまま次の旅にいくので、こちらはやや消化不良です。

      夏はまだこれからというところですが、梅雨の時期、近場でも風情のあるところに行ってみたいとも思います。

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