午前9時20分。本州最南端潮岬を周ります。「おーしゃんのーす」の旅もいよいよ終盤です。▼
船首デッキに出てみました。天気は良いですが、とても風が強く立っているのが大変です。▼
20年選手のこの船も今月限りで引退です。▼
「フェリーどうご」との反航。新船たちに混じって、この「おーしゃんのーす」だけが最古参として最期の時を過ごしています。▼
伊島が見えてきました。四国で一番東にある島で、連絡船の乗り場は牟岐線の阿波橘駅から行けるそうです。▼
徳島(津田)港に入港です。▼
いまにも崩れ落ちそうな人道橋。今日まで良く持ちこたえてくれました。▼
さようなら「おーしゃんのーす」。本当にお疲れさまでした。▼
さて、徳島からは特急「うずしお」N2000系で高松に向かいます。今回は単行列車とかは省略。牟岐線で伊島に行くときに楽しみましょう。▼
タイトルだけ見ると鉄道のブログのようですが、記事によっては「船」の記事のアクセス数が平均的な「鉄道」の記事のそれの10倍以上あったりするので、このブログ。ある消息筋によると、
実は、「2等寝台の波間に揺られて」ではないか、
という憶測も出ています(笑)。
香川県に入るや否や、海が見えてきました。今度はキハ40の普通列車でのんびり行きたいです。▼
高松に到着。何気に高徳線コンプリートです。キハ32・キハ54の気動車王国。最後に残された単行列車の秘境。予讃線(内子線)松山-宇和島間と予土線に乗ったらJR四国は完乗です。一応「鉄道」のブログでもあることもお忘れなく。▼
でも今日はさっさと船に乗ります。小豆島フェリー「第二しょうどしま丸」です。▼
午後4時。最後にリアカーを積んで出港です。日没までの1時間。小豆島へのサンセットクルージングを楽しみましょう。▼
四国滞在時間はわずか2時間40分。神戸からのジャンボフェリーでも、宇高航路でも、高松はいつも素通りです。もう少し日の長い時期だったら栗林公園にでも行きたかったのですが、今日のところは船上できつねうどんを食べてガマンします。▼
四国方面を望むと五剣山が見えます。沖縄の伊江島に聳え立つ城山(ぐすくやま)のようです。▼
女木島(めぎしま)と男木島(おぎじま)の間に沈む夕陽。▼
僚船の「第一しょうどしま丸」との反航です。▼
小豊島(おでしま)の前を行き交う「第七しょうどしま丸」と小豆島豊島フェリー 「てしま」。島もいっぱい。船もいっぱいです。▼
小豆島が近づいて来ました。▼
豊島(てしま)に沈む太陽に航跡が照らされて綺麗です。▼
土庄(とのしょう)港に入港です。▼
小豆島に上陸。お疲れ様でした。▼
さて、ここから今夜の宿泊先の国民宿舎小豆島まで送迎バスで向かいます。▼
途中池田港で、大きなスーツケースを抱えた中華系観光客が“Sorry, Sorry”とたくさん乗ってきました。この方たちはとても礼儀正しかったです。▼
国民宿舎小豆島に到着。高台から池田港が望める絶好の場所です。2日前の予約でギリギリ1部屋だけ空いていました。▼
港に出入りする船を眺めながら離島の夜を満喫します。明日は小豆島散策です。
小豆島に行かれたのですね。この時期はまだ確か瀬戸内国際芸術祭の期間中ではなかったでしょうか。あちこち混んでいませんでしたか。
返信削除国民宿舎は確かに最高のロケーションですね。次回以降の参考にチェックしましたw池田航路のパンダかキリンフェリーも恋しくなってきましたし。
「おーしゃん のーす」は、実は10月の末に新門司港で見かけました。もうすっかり新造船ばかりになっていると思い込んでいたので驚きました。多分、もう乗れないと思いますが、最後に姿を見ることができただけでも良かったです。
「国民宿舎が1部屋だけ空いてる。ラッキー!」で即小豆島に決めたので、最寄り港は池田ということは実は船に乗ってから気付きました。でも、土庄行きのダイヤでないと夕陽は拝めなかったのと、宿に電話したら向かえに来てもらえたので結果オーライでした(笑)。
削除やはり瀬戸内国際芸術祭目当ての方も多かったようで、島内のバスも臨時便が出るほどでした。
パンダとキリンは次の日に見ました。今回はこれらのフェリーには乗らなかったのですが、港が多いので何度でも楽しめそうな島ですね。
ここまで行き当たりばったりで、どうして旅が成立しているのか自分でも不思議で、「おーしゃん のーす]乗船もその偶然の産物です。(船体の船名をよく見ると間にスペースがありますね。物凄い観察眼ですね。)