2016/12/29 木曜日
「行くぜ、東北。」とばかり大宮駅まで来ました。▼
わずか1時間6分の旅。あっという間に仙台に到着。自宅から大宮に来る時間より短いです。▼
ここで実は切符を落としてしまうという大失態をやらかしてしまいました(心配性なので切符類の保管には気を使うのですがこの失態は初めて)。自動改札機の前で「あれっ?切符が無い!」慌てていたら、改札で若い女性駅員さんが年配の男性駅員さんに「もしかしてあの人」というそぶりを見せていたので聞いてみたら無事届いていました。クレジットカードの購入控えを見せて改札通過。本当に親切な人のいる国です。▼
こんなハプニングから始まった今回の旅ですが、外はもう暗くなっています。当初は朝から方々を廻って仙台までたどり着く予定でしたが風邪気味だったので家を出てきたのは午後。少し残念でしたが、今日はこのままホテルで休みます。▼
とりあえずお休みなさい。
2016/12/30 金曜日
朝の仙台駅です。昨夜はぐっすりと眠り体調も戻ったので、今日は意気揚々と出かけることにします。▼
仙石線で中野栄駅に来ました。▼
駅の跨線橋からの眺め。雪を頂いているのは船形山でしょうか。いずれにしてもあの向こうは山形県。少しでも雪を拝んでから仙台に来たかったです。▼
駅前で仙台港フェリーターミナル行きのバスを待ちます。さすが東北だけあって少し寒いのですがこの駅は何処にも待合室がありません。▼
もうすぐフェリーターミナル。自動車運搬船の埠頭には新品のパトカーたちが見えます。▼
仙台港フェリーターミナルに到着。▼
今日乗る船は「いしかり」。今年8月に僚船の「きそ」乗船時にここで会いました。▼
長~いボーディングブリッジを通って乗船します。▼
他の船は分電盤に貼り付けられていました。なぜか「きそ」は2つあります。▼
乗船後さっそくデッキに上がります。今日はとても天気が良いです。▼
今月初め横浜・根岸駅に留置されていた仙台北港駅常備のガソリンタンク車タキ1000を見たのが「そうだ仙台に行こう」と思ったきっかけですが、今日は待てど暮らせど現れません。▼
その代わりにJOT(日本石油輸送)のタンクコンテナが見えます。鉄道駅でもフェリー埠頭でもよく見られるこのコンテナ。こんな所が鉄道と船の接点にもなります。▼
今日の船室はS寝台です。▼
寝て1畳ですが個室になります。2段ベッドではないので天井に頭をぶつけませんし、TVもあります。▼
12:50出港。杜の都仙台を後にします。▼
舵を右に切り、名古屋へ南下します。▼
大盛りのカレーを頂きます。▼
僚船「きそ」との反抗です。▼
色々な階層を降りたり登ったり。とにかく船旅は飽きません。▼
青を基調としたとても透明感のある船内です。▼
福島第一原子力発電所をズームした写真。この航路を通るのは3回目ですが初めて見ました。今なお人が立ち入ることのできない区域が海の向こうにあるとは信じられません。▼
準備中のレストランの入り口には門松が立っています(写真は乗船時に撮ったものです。)。▼
夕食です。テーブルにも門松。バイキングは欲張りすぎないように取ってからお代わりに行くようにしました。▼
午後8時。ニコノスでラウンジショーが始まります。▼
バイオリンとピアノ演奏です。ピアニストの若山しのぶさんのMCで、ジャズTake5などの演奏やトークなどがありました。バイオリニストの井上幹浩さんは、学生時代からすでにオーケストラなどでも演奏しており、いつからプロになったか良く覚えていないとのことでした。▼
すっかり夜の帳も落ち房総半島沖を航行中。仙台まで行ったのにまた関東に戻って来ました。静かな太平洋での何もしない時間を買いました。▼
いつもより高い天井を眺めながらPricelessな時間を楽しみます。▼
明日は名古屋に上陸です。中部から関西へと散策する予定です。
こんにちは
返信削除なぜ仙台へ向かった後、また南へ方向転換されたのか。少し謎が解けました。
私も熱を出して食事もままならなかった翌日に予定を強行したことがあります。特に仕事をしていたら、せっかくの休みだしと無理してしまいますね。そして旅に出れば楽しいので体調も回復する(と思っていますが。。)
切符を落とされたのも体調と関係がないとは言えないかもしれませんね。
>本当に親切な人のいる国です。
ごく最近スマホを置き忘れた身としては、よ〜くわかります。
こんばんは
削除GWや年末年始は仕事が片付いて気が緩むのか出発日にいつも風邪を引いてしまうことが多く、実は昨年の冬も風邪を引きながらも北海道に渡り、羽幌で雪の「おろろん2」を眺めた後、稚内まで行ってしまいました(笑)。熱が出ていなければ旅行をしているうちに治るのですが、旅行中毒にもなっているのでたまには旅を妄想する時間として少しは休んでもいいかもしれません。
それほど大事でないものは、体調にかかわらずよく拾ってもらっていますので、親切な方がいなかったらどうしようかと思います。その代わりに今回の旅でも初めての駅なのに乗るべき電車を聞かれたりしています。あっ!でも今回は、車にも乗せてもらいました(笑)。