午前8時40分。今年の夏休みも船旅・普通列車・バスの旅を満喫するべく旅にでます。台風11号が近づいているため、2ヶ月前の計画通りに行くかが気がかりです。
南武線の終点立川に到着です。横浜線同様E233系に置き換えられるため、205系による旅の始まりも長くはないかもしれません。(横浜線の205系は8/23で引退だそうです。)
高尾に到着。立川から乗ってきた中央線E233系の隣には見知らぬ車両が停車しています。
総武本線から異動して長野色に塗りなおされたの211系です。初めて見ました。房総色だったころ銚子で乗って以来です。
211系が来たらどうなるのかと心配していた115系はまだ健在です。
9:48分発437M松本行き。今日はこれに乗って約4時間かけて塩尻まで行きます。
切符は青春18きっぷ。この時期東日本への普通列車乗りには北海道&東日本パスがありますが、西日本方面へはこれが必須アイテムです。
大月に到着。
ホリデー快速ビューやまなし小淵沢行き215系に抜かれます。
特急あずさE-257系に抜かれます。
追い抜かれてもかまいません。孤独のグルメのように115系を味わいましょう。
台風が近づいているので空はとにかくどんよりとしています。
13:30中央本線の東西分岐点の塩尻に到着。
ここからはJR東海313系電車木曽福島行きで名古屋方面に進みます。実はこの区間は未踏です。35年前小学生だったころ、八王子→塩尻→名古屋→串本→天王寺→新大坂→東京と時刻表を見て立てた中央本線走破・紀伊半島一周の仮想旅行の乗り残し塩尻→名古屋間をついにコンプリートです。
中央東線に比べるとほとんど乗客のいない2両編成の中で塩尻駅のホームで買った山菜かまめしをいただきます。遥かなる旅路を夢見ていた頃の仮想旅行でも時刻表の「弁」を見てここで駅弁を買って車中で食べることになっていました。思えば電車といえば西武線と山手線+東京の地下鉄しか乗ったことがなく、塩尻もどんなところかも知りませんでしたが、車両が新しい以外は思ったより想像通りです。
まさに孤独のグルメです。これだから普通列車の旅はやめられません。
木曽福島に到着。
お疲れ様でした。
駅のホームからSLが見えます。20分ほど待ち時間もあるので行ってみましょう。
SLの代名詞デゴイチです。
4つの動輪からは力強さが伝わります。
15:00発快速ナイスホリデー木曽路名古屋行きに乗車します。
人気のない313系の車内。孤独のナイスホリデーです。
台風の影響で木曽川は増水しています。
終点の名古屋に到着。
武豊線のキハ75がうなりを上げて出発です。もうすぐ電化してしまうので早く乗りに行かなければなりません。
名古屋からの東海道線米原行きは台風の影響で大垣止まりとなってしまいました。
「蛤のふたみに別れ行く秋ぞ」。そう、ここは奥の細道のゴール地点。江東区常盤1-1から船に乗り、千住で船を下りて「行く春や...」と詠んで旅を始め、旅の終わりに「...行く秋ぞ」と詠んで船に乗る、粋な芭蕉翁の孤独のグルメの旅が江戸時代に展開されていました(同行者がいたから完全な孤独ではないですが...)。結びの地に行ってみたいですが、次の米原行きの時間までの余裕はないので先を急ぎます。また、駅構内には樽見鉄道の単行気動車が止まっており、そちらにも目移りしてしまいますが、大目標を失ってはいけません。
米原に到着です。とにかくこの駅は何もないですが近江鉄道の始発駅でもあり、そういう視点で見ると重要ポイントです。
ここからはJR西日本223系で北陸本線の敦賀に向かいます。時刻は20:00。どうしても21:30までに敦賀に行かなくてはなりません。
近江塩津で湖西線の遅延した特急サンダーバード待ちです。
21:06敦賀に到着。
小浜線の125系単行が停車しています。終点の東舞鶴から舞鶴港にアクセスして船で小樽に行くことができます。
今日はここから敦賀港に向かいます。台風の影響で午前1時発の苫小牧行きの船の出港が2時間繰り上げられて午後11時の出港となりました(出港時間の変更は前日に船会社の新日本海フェリーより電話連絡がありました。)。そのため今日に限りバスの時間も30分繰りあがった21:30発の便があります。普通列車でも余裕があると思っていましたが、大垣からの遅延のためかろうじて間に合う到着となってしまいました。
ここから北海道への船旅が今始まります(続きはこちら)。
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