大垣の朝です。
大垣城の堀の水草の上を優雅に泳ぐ鯉です。
「蛤のふたみにわかれ行く秋ぞ」。そう、ここは奥の細道結びの地です(スタート地点はこちら)。
芭蕉翁はここから舟に乗って桑名をめざします。翁といっても自分と同年代。歴史に名を残すほどのことをしていないのでため息がでますが、どんな生涯でも「旅人」という芭蕉翁の言葉を信じましょう。すぐそばの「奥の細道結びの地記念館」で1時間ほど過ごします。GWといっても平日なのでガラガラでした。ビデオ上映などをすべて見るのならもう1時間ほどいても良かったです。それでも東北・北陸方面の次の旅のヒントがかなり得られました。
大垣駅にやって来ました。自分なりの「旅」を続けましょう。
大垣で東海道本線の盲腸線の美濃赤坂支線に乗ってみようと思いましたが時間があわず、先を急ぐことにしてJR東海とJR西日本の分岐点米原まで来ました。313系の新快速から233系の新快速に乗り換えます。
彦根駅では西武線のお古の前面を改造した近江800系が見えます。
鈴鹿山脈を望みながら進みます。昨日はあの山々の向こうの三重県側で三岐鉄道の西武線のお古を満喫していました。鈴鹿山脈の滋賀県側は今後の攻略ポイントです。
東海道線と湖西線の分岐点の山科に到着。
ここで京阪に乗り換えます。
1,435mmの標準軌。湖西線の事故で浜大津方面のホームは混んでいます。
京阪800系電車。標準軌の割りに車体がナローゲージのように細長いです。(Wikipediaによると京阪800系の全幅は2,380mmで、JR205系の全幅2,800mmより420mmも短いです。通常の狭軌の軌間1,067mmから全幅差420mmを引くと647mmとなり、ナローゲージでもバランスは取れそうです。)
程なく終点の三条京阪に到着です。
駅構内のアメコミ風の警察のポスター。背後の電車も細長いです。
駅を出るとそこは三条大橋。
鴨川から情緒あふれる佇まいが望めます。鴨川は下流で桂川と合流して淀川となって大阪湾に注ぎます。
細長いけど標準軌な京阪1000系電車で大阪を目指します。
丹波橋でやはり細長い京阪3000系の特急に乗り換えます。
淀川に沿って走る京阪の終点淀屋橋に到着。
地下鉄を乗り継いでコスモスクエアに到着。今回大阪散策の余裕はありません。
ニュートラムに乗り換え大阪南港を目指します。
大阪南港フェリーターミナルに到着です。ここからオレンジフェリーや名門大洋フェリーで四国・北九州方面の瀬戸内海航路に行けますが、まだ先があります。
大阪市営バスで行くつくところまで行きます。
かもめ大橋でかもめ埠頭に渡ります。
大阪南港のどん詰まりかもめフェリーターミナルに到着。お目当ての「さんふらわあきりしま」が見えます。
ここから南九州への旅が今始まります。
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