旭川の朝です。今日も依然として雨が降っています。▼
今日は宗谷本線を北上します。10:33発比布行きで出発です。▼
2両編成の先頭車両は外観だけでなく内装も更新されています。▼
石狩川の水も濁り気味。▼
比布に到着。ここで約50分待ちです。これも想定の範囲内です。▼
駅前にはレンガ倉庫。雨の中しっとりとした味わいの佇まいです。▼
2年前同様、駅構内のオシャンティなカフェで一服。▼
抹茶ケーキセットを頂きます。▼
「快速なよろ1号」名寄行き単行のキハ40に乗車します。ここから稚内方面に乗るのは自分だけでした。比布にいた観光客は旭川に戻るようです。誰もホームには出なくても、こういう時に人をあてにしてはいけません。▼
塩狩駅で列車交換。この列車は快速なので停車駅でないこの駅では乗降はできません。あくまでここは信号所の役割です。▼
一面に広がるジャガイモ畑。どんな天気であっても北海道の風景です。▼
12:52名寄に到着。半袖ではもう寒いです。▼
次の稚内行き普通列車は14:55。ここで2時間ほど待ちます(写真は稚内行き乗車少し前に撮影)。この駅から稚内方面は普通列車、特急列車が日にそれぞれ3本づつあるのみです。▼
観光案内所内で旭川で買った駅弁を頂きます。▼
ここは綺麗な上にとても静かで、ゆっくり休むのはいい所です。▼
名寄の気温は13℃。地元川崎の気温が信じられません。▼
お気楽な普通列車の旅。景色に原生林のようなものも増えてきました。▼
この天気なので観光客も少なく、駅構内はガラガラです。▼
今年の夏は休業とのことでしたが、今日は営業していたそうです。▼
でも、残念ながら閉店してしまいました。やはり営業していた6年前に食べて置くべきでした。▼
旧天北線から転換された鬼志別行き路線バスが出発します。2年前はバスを乗りついでここから稚内まで5時間40分ほど掛けて行きました。天北峠を越えて天塩国から北見国に向かうこのバスも廃止が危ぶまれていましたがそこそこ乗客もおり未だ健在です。▼
風が強く外に出ると傘が飛ばされるので、天北線資料室で時間を潰します。いつも見ているのですが、何度見ても楽しいです。▼
17:07音威子府を出発です。▼
これから始まる2時間半の長丁場に備え食料はこれだけ備蓄してあります(名寄市街で購入)。▼
車窓はめくるめく天塩川。この川は天気が良くてもいつもこんな色です。▼
後方展望。両側の原生林の間隙を縫って列車は進みます。▼
糠南駅の待合室はただの物置。どんな駅でも律儀に止まる普通列車です。▼
あと30分で夢の時間は終わりです。このまま夜行でサハリンでもアラスカでも行きたい気分です。イメージするのはまさに単行列車の枕木に揺られる銀河鉄道の夜です。▼
19:44南稚内に到着です。単行のキハ54はこの後5分掛けて終点の稚内に行きます。6年前は同じような時間帯に旭川を発っても、稚内には17:00頃についていたので、駅からさらにバスに乗ってノシャップ岬の日没に余裕で間に合いました。駅での待ち時間も長くなりましたし、列車本数も随分と少なくなったようです。▼
この駅は初めて降ります。この後来る列車は上り下り1本ずつです。▼
今日の宿「ホテル奥田屋」さんです。ホテルのフロントの方は親切で明日行く稚内方面の路線バスなど丁寧に教えてくださいました。▼
明日は利尻島に渡ります。風が強かった今日でも船の欠航は無かったようですが、天気が良くなることを祈りながら床に就きます。
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