2012年8月9日木曜日

旭川→稚内(その2):宗谷本線の旅・ノシャップ岬の夕陽


幌延での停車時間。午後の日差しがジリジリします。

2番ホームにもどり稚内に向けて出発です。車両はそのままで、列車番号がここから4329Dから4333Dに変わります。
 

幌延から稚内まであと1時間10分です。抜海を過ぎたところで、一瞬だけ日本海が見えます。デジカメの起動時間がものをいいます。


ここを過ぎると南稚内、終点はすぐそこですが、16:55分のスーパー宗谷4号とすれ違うため9分停車(記憶が確かなら)

そして、いよいよ終点の稚内です。南稚内ですれ違うので1番線しかありません。

函館から700kmもあるそうです。


ここから北には線路はありません。

と思ったら、駅の外までレールがつづいていていました。最近駅舎をリニューアルしたとのことで、昔の車止めも記念に残しているのだそうです。宗谷本線は、ひたすらオンボロ駅舎で旅情が感じられましたが、期待していた「最果てのロマン」のようなものが無くなってしまったようでちょっと残念です。

リニューアルされたバスターミナルののりばにはロシア語が。今日の最終目的地は野寒沙布(ノシャップ)岬です。日没までまだ1時間以上あります。あらかじめ調べてきたノシャップ行きの「稚内駅前」バス停はこのターミナルのどこかにあるはずだと思うのですが。

どこにもノシャップ行きの「稚内駅前」はなく、バスの運転士さんに聞いたら、駅前から200mくらい行ったところとのこと。ここは普通「駅前」というより「稚内駅入口」というのでは?

3人しか乗客のいないバスでさらに北上

バスを降りて路肩矢印を約10分歩き、ついにノシャップ岬に到着

日本海に沈む夕日に照らされてとてもきれいです。

オホーツク方面。雲が無ければサハリンが見えるそうです。

よくみると自衛隊のレーダサイトが...国境の町です。

もうすぐ日が暮れます。夕日に映える利尻富士です。


誰もいない終点で一人バスを待ちます。


バスが来ました。

長い一日はこれで終わりです。














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