2016年3月21日月曜日

フランクフルト→羽田:次の太陽を捕まえる旅

2016/3/5 土曜日

フランクフルト中央駅です。▼

トレインシェッドに差す夕陽が旅情を掻き立てます。

年季の入った鉄骨。リベットがいっぱいです。▼

駅構内のジオラマ。子供達が釘付けです。▼

いわゆるフランクフルトはFrankfurt am Main(マイン川畔のフランクフルト)。駅名標ではポーランドとの国境の町Frankfurt an der Oder(オーダー川畔のフランクフルト)と区別しています。表記的には横浜と陸奥横浜のようなものでしょうか?もうひとつのフランクフルトも是非行ってみたいです。▼

Sバーンで空港に向かいます。▼

綺麗なボンバルディア製430形の車内。▼

この地での最後の太陽です。▼

空港駅に到着。▼

細かくて見つけるのが大変です。▼

保安検査所・パスポートコントロールを経て免税店エリアに来ました。保安検査所の警察官は首からマシンガンをぶら下げていました。威嚇用に見せているのだと思いますが、あそこで銃撃戦が始まったらたまったものではありません。▼

いよいよ搭乗です。このゲートの次のフライトはアディスアベバ行き。アフリカは想像もつきません。

すっかり日も暮れました。▼

座席は非常口通路側です。▼

次の太陽に向かって出発です。▼

復路はANAなので機内はほとんど日本国内のようですが、ご飯はドイツ国内同様パサパサしています。、往路のルフトハンザは機内はすでにドイツでしたが、ご飯は日本国内のようでした。▼

食後のアイスクリーム。▼

足元が広いのでよいですが、モニターは肘掛から出すので少し邪魔です。▼

出発から約5時間半。次の太陽を捕まえました。▼

到着まであと2時間。朝食のような昼食を頂きます。とにかく眠いのでコーヒーのお代わりを頂きます。▼

機内も昼モードです。▼

ドイツ時間午前8時5分。羽田に到着です。▼

アナログ表示とデジタル表示を切り替えます。日本時間はすでに午後4時5分です。▼

捕まえたばかりの太陽ももうすぐ暮れてしまいます。▼

11時間20分の旅お疲れさまでした。日付もすでに3/6日曜日です。

国際線ターミナル内での締めは2週間前のサンフランシスコ帰りと同じです。実を言うと米国から大西洋を横断して世界一周をしたかったのですが、今回は叶いませんでした。▼

雨に濡れた東洋の町。京急川崎駅前もこうしてみるととてもエキゾチックです。▼

9日間に渡るドイツ出張はこれで終わりです。




2016年3月20日日曜日

イェーナ→フランクフルト:フランクフルト・乗り鉄散策

2016/3/5 土曜日

イェーナの朝。朝食はいたって普通です。▼

夜が明けたばかりのノスタルジックな住宅を後にします。▼

アウトバーン5号線でフランクフルトに向かいます。▼

さらに小型のものも含めて普通にトレーラを引いています。▼

時刻は正午。フランクフルト空港に到着。DBはドイツ鉄道のマークです。帰国のフライトは20:45。余裕を持って散策時間を午後6時までとしても、まだ6時間もあります。▼

空港駅から近郊路線(Sバーン)でフランクフルト中央駅に向かいます。車両には”430 666”とだけ書いてあります。Wikipediaの日本語版には430形という車両があります。さらにWikipediaのドイツ語・英語版を見ると2012年に導入された新鋭交流電車(15,000V, 16.7Hz)と詳細があります。16.7Hz(16+2/3Hz)などという周波数はドイツ周辺や北欧特有のもののようです。▼

ピッカピカの車内。この地域には2014年の導入。いろいろな所に機能美が見られます。ドアが閉まる再に警報音が鳴るので、少しびっくりします。▼

フランクフルト中央駅に到着です。▼

ベルリン中央駅行きICE。片道4時間程度あるようなので行って戻ってくることはできません。

標準軌なので新幹線と在来線の区別はありません。▼

114形電気機関車牽引の客車列車です。フランクフルトから東に70kmほどのフルダまで行きます。

乗ってみたいですが、今日のところはフランクフルト散策をします。▼

ねじ式連結器とバッファー。駅のドームもそうですが、これを見るとヨーロッパに来た感覚がいっそう強まります。▼

駅の外に出ました。▼

とりあえず遅めの昼食をします。▼

地下鉄(Uバーン)に乗ってみます。▼

ステップの構造はよく分かりませんが、地上部分では2段ステップになるのでしょうか?そもそもこの路線は地上に出るのかはわかりませんが、こちらではLRTが地下鉄だったり、路面電車だったり、郊外線だったりするようです。(ボストンのグリーンラインは地下鉄部分もホームがなくそのまま路面電車でした。)▼

Römerで降りマイン川のほとりでアイゼルナー橋を見ながら休憩です。マイン川クルーズと洒落込みたかったのですが、残念ながら今日はお休みとのことです。▼

バスと路面電車の色は統一されていますが、船も同じ色をしています。これは偶然でしょうか?▼

大聖堂を仰ぎ見ます。何処にでも教会があります。▼

ドイツは統一地方選のようなものをやっているようですが、国民のやることはどこでも同じです。▼

たまに花巻電鉄デハ3のようなレトロな妙に細長い電車を見ます。形式まで調べられませんが、車体に対してパンタグラフも妙に大きいです▼

日本料理店「スーパーカトー」。せっかく「営業時間」まで日本語なのに「月-土」の表示が無いのがおしいです。▼

時折ある日本語。それなりにお洒落らしいです。▼

Hauptwache駅まで来ました。▼

その先になにがあるか分かりませんが「飯能」と読んでしまいそうな所に共感を覚えとりあえず乗り鉄です。▼

車内のモニターには現在地と先の駅の到着時刻が表示されています。さすが最新鋭の430形です。▼


20分程で終点のハーナウに到着。お疲れさまでした。ドイツの東西統一直前頃まで八高線の東飯能を走っていたキハ30のように外扉で戸袋はありません。▼

ハーナウはブレーメンを終点とするメルヘン街道の基点です。あとで分かったことですがグリム兄弟の銅像があるとのこと、以前終点のブレーメンでは音楽隊の動物達の銅像はばっちり押さえてきましたが、基点は逃してしまいました。▼

ここでもトイレは有料でした。中は結構未来的のなのですが、ハイテクポイントが日本と違います。€1の価値は良く分からないです。▼

タキやホキ達が留まっています。日本だったらこういうところには良くいる同業者はいません。特に日本人は写真好きなのでしょうか?▼

ここもキハ30と同じです。▼

いつものスタイルで揺られます。▼

書店で買った鉄道本。でも良く見るとNorddeutschland(北ドイツ編)で、今回の路線は乗っていませんでした。西日本で北海道編を買ってしまった感覚です。でも、単行のレールバスなど味がある車両が満載です。Wikipediaによると、DBだけでも日本の約9割の面積を持つ国土に、約36,000kmの路線網があるそうです。富山-ウラジオストック航路でロシア入りした後シベリア鉄道を経てDB乗り潰しなどという夢が広がります。▼

ハーナウを出発してすぐの鉄橋の奥に目を凝らすと...

こんなところに原発があります。煙が出ていますが稼動状況はよくわかりません。▼

Hauptwache駅に戻ってきました。ユーロタワーの前で休憩です。ここが将に総本山(欧州中央銀行本店)です。▼

大聖堂をバックに路面電車が見えます。中央駅まで戻りましょう。▼

この街は至る所に路面電車が走っています。▼

いい塩梅です。▼

中央駅に戻ってきました。▼

帰国のフライトまでちょうど3時間。空港に戻りましょう。▼

駅構内に差し込む夕陽を後にして、空港行きのSバーンの出る地下ホームに向かいます

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