2017年1月30日月曜日

有限会社郵正丸「ゆうしょう」乗船記・馬渡島散策

2017/1/2 月曜日

松浦川の畔。唐津の朝です。遠くに見えるのは高島ですが、このときは全くこの島を認識していませんでした。▼

市街地まで歩きます。▼

佐賀県にもちゃんと「吉野家」はありました。▼

徒歩20分で唐津バスセンターに到着。9:45呼子行きに乗ります。▼

座るのはもちろん前面展望席。▼

10:15呼子港に到着。▼

馬渡島(まだらしま)行き「ゆうしょう」です。同じ桟橋には加唐島に向かう「かから丸」が係留されています。▼

両サイドにはテレビがあります。▼

前方には座敷もあります。▼

10:55呼子を出発です。この時点で乗客は2名でした。▼

呼子大橋を潜ります。▼

名護屋港に到着。ここで多くの乗客と共に大きな郵便袋を持った人が乗り込んできます。船名の意味が判りました。▼

やや荒れがちの玄界灘を進みます。▼

馬渡島が見えてきました。▼

馬渡島に上陸。約40分の船旅お疲れ様でした。▼

ここでいきなり雨が降ってきたので、待合室に駆け込みます。▼

雨が少し弱まったところで散策開始です。前方の建物は馬渡小中学校です。▼

少し登った所から海を望みます。天気が良ければ景色が良さそうですが、静かな雨の中一人歩くのもそれはそれで楽しいです。▼

島には保育園もあります。▼

ヘリポートです。かなり高いところまで登ってきました。▼

こちらへ向かえば八ノ尾ノ辻。天気がよければ最終の船まで島を散策したいですが、次の船で帰ることにすると、もう時間いっぱいです。▼

結局ここまで誰とも会いませんでいた。教会などもあるのですがここで来た道を戻りましょう。▼

保育園まで戻ってきました。このあと突然軽ワゴンが止まりました。どうやらお乗りくださいとのこと。▼

やや物静かなおじさんは教会のそばに住んでいるとのこと。「海が荒れると島は寒い。昔は車が無くみんな島を歩いた。」などというお話を聞いているうちに港に到着しました。▼

こういう親切もよくしてもらえるのですが、どうみても島民や釣り人と違う自分を見て、「こんな日に観光?」とちょっと心配で見ていられないと思われるのでしょうか?ともあれ、本当にありがたいことです。

船の出港は13:00。船の中で待ちましょう。▼

今度来るときはもっとゆっくり散策しましょう。▼

名護屋港で島へ帰省していた乗客が降りていきます。もうUターンです。▼

みんな港に泊めておいた車で帰ります。▼

呼子に帰って来ました。ここから行ける島はまだまだあります。▼

港沿いのお食事処「ふく萬坊」で孤独のグルメ。誰もいない座敷でいか刺身定食を頂きます。“いかしゅうまい”はホテルの朝食でも出ましたが、ここでも写真を撮るのを忘れました。▼

お腹も膨れたところで、昭和バスで唐津に戻ります。▼

唐津に戻って少し散策しながら城内橋まで来ました。▼

何とこんな所に桟橋があります。16:00発高島行き「ニューたかしま」の乗船が開始されています。▼

乗ろうと思いましたが馬渡島散策で少し疲れましたので、今回は船を見送ることにしました。▼

舞鶴橋から見た高島。実はホテルの窓から見えていたのにその存在を全く認識していませんでした。▼

こう見ると高速船というのは、随分と後ろを沈ませて進む上に、その航跡の波紋もかなり広がるのですね。▼

ホテルで預けておいた荷物を受け取り、徒歩で和多田駅へ。ここから筑肥線に乗ります。▼

筑前深江で日没。玄界灘に浮かぶ姫島。筑前前原からバスで岐志漁港まで行き糸島市営渡船で渡れるそうです。目に留まったら最後。この島にも行きたくなってしまいました。そういえば姫島って国東半島にもありましたね。▼

姪浜通過後は能古島の事を考えているうちに博多に到着。▼

駅ビル内で取りあえずラーメンを頂きます。▼

博多からは500系に乗ります。▼

山陽新幹線の新下関-新山口間の乗り残しを何気にクリアして広島に到着。相変わらずここは泊まるだけの街です。▼

明日はまた島巡りです。




2017年1月27日金曜日

大分→唐津:由布院散策・久大本線・唐津線の旅

2017/1/1 日曜日

大分からは九大本線です。11:22由布院行きに乗ります。▼

12:21すし詰め状態のキハ220単行で由布院に到着。ロングシートに座っており車窓はほとんど拝めず。▼

取りあえずここでお昼です。鶏天そばを頂きます。▼

駅から徒歩20分ほどで金鱗湖に到着。▼

写真にはほとんど人は写っていないようですが、外国人を含めかなりの観光客がいます。▼

温泉を汲み上げるポンプのようです。▼

由布院駅に戻ってきました。▼

14:17発ゆふ4号で九大本線を進みます。▼

玖珠川に沿って進みます。本数の少ない由布院・日田間の普通列車で途中下車しながら、列車を待つ時間を利用して散策してみたいです。▼

沿線は自生の竹がよく生えています。▼

夜明で分岐する日田彦山線。小倉方面からもアプローチできます。▼

筑後川を渡ると平野が広がります。▼

大分で買ったカツサンドをほうばりながら九州を横断中。▼

久留米を過ぎ再び筑後川を渡ります。何気に久大本線をコンプリートしていました。▼

鳥栖に到着。ここは鹿児島本線と長崎本線の分岐点です。▼

食べてみたいですが、おなかが空いていません。▼

年季の入った駅構内に夕陽に照らされる架線柱の長い影。いい塩梅です。▼

長崎本線で佐賀に向かいます。何年も前から行こうとしている長崎からの西彼杵半島の島巡りは未だ実現していません。▼

夕陽に向かってひた走ります。▼

「♪S・A・G・A~さが~」に到着。ここでは本当に“マジでアリがでかい”のでしょうか?▼

ここからはキハ47。空はもう茜色に染まっています。▼

列車に乗り込んだ途端、どちらの国の方でしょうか中学生くらいの女の子達に「“ひがしたく”に行きますか?」と日本語で尋ねられました。

うーん。ここは自宅から1,000km以上離れたS・A・G・A~さが~です。知っている事と言えば

「江頭も佐賀」

な事くらいです。よくわからないので、運転士さんに聞いてあげました。この列車で大丈夫だそうです。この車両には他にも乗客は数人いるのに相変わらず話しかけらるのは何故か私でした。▼

17:46いつものスタイルで、今日の宿泊地の唐津に向けて出発です。この時間、関東では1時間前に既に日没しています。

東多久に到着。ここだったのですね。この後、女の子3人組がお辞儀をして通り過ぎたので、手を振ってお別れしました。

「♪迷子の迷子の子猫ちゃん~」。相知での列車交換。辺りは真っ暗です。あなたの“おうち”はここなのですか?と思ったものの

特にオチもなくて「困ってしまってわんわんわわーん」と心の中で歌っているうちに唐津に到着。ここは伊万里方面から筑肥線で来たことがあるので2回目です。

でも、唐津線はこれで終りではありません。JR西日本の105系のような顔の103系で西唐津に向かいます。

西唐津に到着。これで唐津線をコンプリート。一旦改札を出てまた入場。駅のそばには特に何もありませんでした。

唐津-西唐津間は筑肥線と接続して姪浜で福岡市地下鉄に乗り入れます。

この路線は仙石線のように周りから孤立した九州唯一の直流区間です(関門トンネルを除く)。

唐津の一つお隣、和多田に到着。

徒歩10分くらいで松浦橋に到着。

対岸にはライトアップした唐津城が見えます。

ホテルの窓からの眺め。▼

松浦川の川面に揺らめく灯りの畔。離島への旅に思いを馳せながら床に就きます。