2016年12月20日火曜日

横浜・三渓園紅葉散策

2016/12/04 日曜日

午後2時半。根岸に来ました。ピカピカのEF65がお出迎えです。▼

背後はJXエネルギー根岸製油所。相変わらずこいつらがウジャウジャいます。良く見ると仙台北港駅常備と車両に書いてありますが、今年8月ここで見た車両の一派のようです。これを見ているだけで、仙台港から船に乗りたくなります。▼

今日の目的地は三渓園。1番のりばからのどのバスに乗ってもOKです。▼

本牧バス停で降り三渓園に到着。かなりの人出です。▼

京都や鎌倉から移設された古建築を集めた庭園。入園料は¥500です。▼

割り餅せんべいをつまみながら歩くことにします。▼

奥多摩・北関東での紅葉散策を考えていましたが、最近の横浜散策の流れで今回は10月の根岸散策のときにちょうど見つけたここで済ませます。遠くに旅行するほど、実はよく知らない地元のことが気になります。地元散策の場合お金はかからないのですが、地元のことを思い出すにはより遠くに行かなくてはなりません。

古建築の佇まいと相まって紅葉が綺麗です。もう少し背景知識があるともっと楽しめそうです。




展望台に来ました。さて、ここから海を望みましょう。▼

ただ問題なのは松の枝が伸びすぎで一番いい所が見えないのですね。▼

枝の隙間からなんとかJXエネルギー根岸製油所が見えます。▼

ズームすればまあまあなのですが、肉眼ではこのようには見えないので少し残念です。遠くに三浦半島の低い山々も見えています。この先横須賀までの港散策も今後の課題です。▼

さらにズーム。発電所の背後には富士山が見えています。▼

本牧埠頭方面。少し遠いのでやはり双眼鏡必携です。▼

もうすぐ閉園の5時です。写真は明るく撮れていますがすでに日没時間は過ぎています。▼

他に眺めがいいところはないかと、三渓園から500mほどのところにある本牧山頂公園に登ってみました。時刻は5時半過ぎですがあたりは闇です。ここはまた明るい時間に来ましょう。▼

徒歩で山手駅に到着。あとは根岸線で帰ります。この駅へ来たのは24年前。単なる所用でしか来たことのない地域でも目的を持つとこうも変わるということを実感した日曜の午後でした。旅するということは、自分にとって一番近い存在、即ち自分自身を知ることのようです。▼

横浜・三渓園紅葉散策終わり。

2016年11月30日水曜日

横浜→東京:東海汽船「さるびあ丸」乗船記

2016/11/20 日曜日

午後4時半。横浜駅まで来ました。▼

東口には船のマーク。実は横浜駅から船に乗れるのでした。▼

崎陽軒の本店。「♪おいしいシューマイきーよーけーんー」。物心ついたころからのCM(たぶん関東ローカル)の総本山はこんなところにありました。▼

でも、対面にはうどん県が進出。今月初めに小豆島に行って来てこちらがご機嫌だと思って、全く油断も隙もありません。いい根性しています。(当然そんなことは思っていません…笑。)▼

横浜ベイクォーターです。ここから水上バスに乗ります。▼

今日は、この前とは逆に横浜港山下公園に向かいます。▼

今日の船はシーバス2、あとシーバス5に乗ればコンプリートです。▼

都会の喧騒を離れるこの感じがとてもいいのです。▼

みなとみらいに差し掛かったところで、客室にいた人達はみんなデッキに出てきました。▼

なので、逆に貸切状態になった客室で過ごします。▼

大桟橋埠頭を過ぎると、まもなく到着です。▼

山下公園の大道芸。今日は時間に余裕があります。▼

実に4年ぶりの東海汽船の横浜・東京航路です(前回はこちら)。この季節、神津島からの大島航路の船は土日だけ横浜に寄港します。▼

飴玉と絵葉書がついて料金は¥1,340。たぶんこのターミナルから乗れる一番安い船です。▼

18:00さるびあ丸が入港です。出港は18:10です。▼

この船は過去にいろいろなところで何度も見ていますが、実は乗るのは今日が初めてです。▼

横浜ベイブリッジを通過しました。▼

本牧埠頭を後に防波堤を抜け、左に舵を切り東京港に向かいます。この辺りでたいがいの方々は客室に戻ります。▼

鶴見つばさ橋。横浜港大黒埠頭と川崎港扇島を結びます。▼

扇島のシーバースに停泊中のLNGタンカーベイブリッジを過ぎてもまだこんな事をしているのは自分だけです。

扇島のJFEスチールの製鉄所。だいたい満足したので客室に戻ります。▼

客室は2等座席室。横浜からだと自動的にここになります。▼

普通は新幹線で西日本に向かうときに浜松あたりで食べるシウマイ御弁当を頂きます。うどん県なんかに負けてられません。(当然こんなことに勝ち負けはありません…笑)▼

お腹も膨れたところで再びデッキに出ます。▼

羽田D滑走路を横切ります。▼

羽田第2ターミナル。飛行機も少しご無沙汰しています。▼

東京ゲートブリッジ。今日は控えめな照明です。今月初めにオーシャン東九フェリー「おーしゃんのーす」でその下を潜り抜けました。▼

右舷は青海埠頭。この向こうは東京港フェリーターミナルのある有明埠頭です。▼

対岸は品川埠頭です。コンテナ船が停泊しています。▼

レインボーブリッジを潜るとまもなく竹芝桟橋です。

芝浦埠頭には父島行きおがわさわ丸(三代目)が停泊しています(乗船するのは竹芝桟橋です。)。これに乗りたいのですが週1往復しかありません。

勤め人である限り、定期便で一番乗るのが難しい船です。おがわさわ丸(二代目)は3年前に晴海埠頭の晴海客船ターミナルの展望台より見ました。

日の出桟橋。水上バスの乗下船ができます。

19:45竹芝桟橋に到着。小学生の頃生まれて初めて下船した桟橋。かつての水上バスはここに着岸していました。

さるびあ丸はこれから大島に向かって出港です。この船船尾が丸くてかわいいですね。出港時間は22:00。かつてはこの船よりやや小ぶりのかめりあ丸がその役割を担っていました。今度は、大島にも行ってみたいです。

22:30に出港の橘丸です。初めて見ました。さるびあ丸が担ってた八丈島航路をバトンタッチした船です。八丈島航路もまだ未踏です。

ここは隅田川の河口です。「あれ?河口最後の橋は緑の勝鬨橋じゃなかったけ?」と思って調べたら、これは新しく架かった「築地大橋」でした。▼

かつてのようにここから勝鬨橋全体が遮るものなく拝めなくなって少し残念です(4年前の写真)。▼

隅田川の上流、荒川の水源は甲武信岳。同じく甲武信岳を水源とする千曲川・信濃川の河口万代橋のその先は新潟港となって、ここにいるだけでももう気持ちは北海道への日本海航路となってしまいます。佐渡は行ったことが無いのでそれでもいいですね。久しぶりの横浜・東京航路。夏期(6月中旬~10月上旬)は横浜寄港はないので、今度は日の長い5月頃に挑戦したいです。

東海汽船「さるびあ丸」乗船記終わり。