2021年7月23日金曜日

二ヶ領用水・久地円筒分水散策

2020/5/23 土曜日(昨年の出来事です。)

橋上駅化した津田山駅です。南武線も少しずつ近代化が進んでいます。▼


鉄塔と南武線。

送電線は平瀬川に沿って進みます。

久地緑地まで来ました。

シダ植物が群生する緑地内を散策します。

この辺りは高台なので新宿の高層ビルが見えます。

高台から下るとそこは久地神社。▼

境内に聳え立つ御神木。

二ヶ領用水の堰に出ました。平瀬川との合流地点です。

平瀬川を超えるとそこは久地円筒分水。水鏡には空が写っています。▼

久地円筒分水は平瀬川の底から導水した二ヶ領用水の水をサイフォンのように円筒の中心から湧き出して分水します。▼

久地円筒分水側から見た二ヶ領用水と平瀬川の合流地点。周りはいくつもの水路が複雑に折り重なっています。

円筒形なので均等に分水できます。

分水された水路は各方面に伸びています。

さらに久地円筒分水からニヶ領用水に沿って下ります。 

国道246号線の歩道橋を渡ります。▼

溝の口の市街地に入りました。▼

夕暮れ時の飲食店街。

再開発された駅前のわずかに残された昭和の佇まい。▼

古いアーケードを進みます。▼

武蔵溝ノ口駅に到着。▼

二ヶ領用水・久地円筒分水散策はこれで終わりです。


2021年7月11日日曜日

梅雨入りの生田緑地散策

2020/5/31 日曜日(昨年の出来事です。)

登戸の生田緑地まで来ました。▼

花菖蒲が見ごろを迎えています。▼

しっとりとした緑地内で小休止。

旧型客車スハ42の展示があります。▼

案内板によると昭和23年に製造されて上野から青森を37年間で555万㎞走り続けたそうです。▼

客車の車内電源を賄っていた車軸発電機。▼

車軸発電機の電力を蓄電する蓄電池箱。車内照明や放送機器など小電力の電源となっていました。▼

客車のジャンパー線には交流1500Vと直流100Vとあります。こちらのページ(日本国有鉄道研究家 blackcatの鉄道技術昔話)の記事によると、交流1500Vは客車暖房用で、直流100Vは補助回路用との記載がありました。これらの電源は電気機関車から供給され、交流電機の場合はそのままトランスで降圧、直流電機の場合はモータと直結した電動発電機をインバータとして用いたのちトランスで降圧していたようです。

さらにD51の展示があります。▼

SLの逆転機。シリンダーバルブのタイミングを可変して動力伝達をコントロールするトランスミッション機構には関心させられます。▼

昭和16年の日本車両製。▼

アメリカのサンフランシスコ郊外を走る昭和60年製のカルトレインとおなじ日本車両製でした(乗車記1乗車記2)。

静かな木立の中を歩みます。▼

つつじ山まで登りました。▼

微かにスカイツリーが見えます。▼

紫陽花が咲き始めています。 

昭和な雰囲気のダイエーにも明かりが灯りました。

向ケ丘遊園駅まで来て日没です。▼

散策の締めはラーメンです。▼

生田緑地散策はこれで終わりです。

2021年7月5日月曜日

東京湾フェリーで房総半島へ上陸・房総低名山鋸山(標高329m)登頂記

2021/06/26 土曜日

久里浜港・東京湾フェリーターミナルまで来ました。▼


海軍カツカレーを頂きながら船が来るのを待ちます

しらはま丸が到着しました。▼

今年初めての乗船。御船印もゲットしました。

海獺島を通り過ぎます。

東京湾を航行する琉球エキスプレス5。

この航路今まで何度も乗りながら今まで一度もチェックしたことが無かったステンドガラスの外側。

ちなみにこちらが3年前の2月に撮ったステンドグラスの写真です。▼

僚船の「かなや丸」との反航です。▼

東京湾フェリー船内の夏のポスター。

鋸山が見えて来ました。

11ヶ月ぶりの金谷港です。

今日は海抜0mから鋸山に登って見ることにします。


登山口まで来ました。初めはずっと石段が続きます。


石段の後は結構険しい道です。


観月台まで来ました。

金谷港には先ほど反航して久里浜港から戻って来た「かなや丸」も見えます。

うっすらと富士山の陰も。

さらに鋸山の中腹を過ぎたところで「おがさわら丸」が見えました。

苔むす道に入りました。

鋸山の石切場に到着。

石切で使った機械やブルドーザが錆びたまま放置されています。

石切場跡の前からの眺望。東京湾を行きかう船が見えます。

伊豆諸島開発「ゆり丸」。小笠原航路の代替船として使用されますが、11月就航の新造船にその役割をバトンタッチするそうです(インプレス記事)

続いて「セブンアイランド結」。

さらには「(新)さるびあ丸」。今日はエクストリーム鋸山お船見登山です。

綺麗に切り取られた石の壁が続く不思議な空間。▼

「絶壁階段」で標高70~80mくらいを一気に登ります。「絶壁」過ぎて「絶望的」な気持ちになる「絶望階段」です。▼

「東京湾を望む展望台」まで来ました。

房総半島先端方面を望みます。▼

その右手には伊豆大島。

さらに右手には伊豆半島の天城山が見えます。▼

山頂に向かって山道を進みます。

途中テレビの送信所もあります。金谷の民家のアンテナは鋸山を向いていました。

鋸山山頂329.5mに到着。鋸山はロープウェイの山頂駅には二度ほど行ったことがありますが、ここがリアルな山頂です。ここまで500mlペットボトル飲料を2本消費しました。

日没まであと90分。少し休んだら下山しましょう。

暗くなる前に無事下山しました。鋸山は思ったよりハードな山でした。日曜に行ったら、筋肉痛で次の日は仕事は出来なくなりそうです。

浜金谷から内房線で帰ります。

浜金谷からの内房線はいつの間にか2両編成のワンマン運転になっていました。E131系電車という今年の3月から投入された車両です。

東京湾フェリーで房総半島へ上陸・房総低名山鋸山(標高329m)登頂記はこれで終わりです。