2014年12月11日木曜日

鶴見線・川崎港散策(2)

2014/12/7 日曜日

午後4時国道駅に到着です。

昭和の風情が感じられる店舗が立ち並ぶという噂で来ましたが、実際にはすっかり無くなっていました。

こういった看板はわずかに残っていますが、撤去されるのも時間の問題です。

営業しているのは自販機のみです。

駅の外にでるとその名のとおり第1京浜国道15号です。

暮れなずむ鶴見川を渡って海側に進みます。

昭和のような商店街を抜けながら潮田方面に進みます。

自転車屋さん、おもちゃ屋さんなど40年前を彷彿とさせる懐かしい商店が並びます。

おきなわ物産センターです。この地域は古くから沖縄出身の人が多く住んでいるといわれています。(参考文献:下川、仲村著、「新書 沖縄読本 (講談社現代新書)」) 

アメリカの影響を受けてカレーの具もランチョンミートが定番です。

小腹がすいたので沖縄そば¥550也をいただきます。

なんだかんだで歩き回ったので完食です。先月からなにかと沖縄づいています。

しばし散策の後、結局また浅野駅まで戻って来ました。海芝浦の夕暮れを見たかったですが、ちょうど電車が出たところでした。

鶴見線は海芝浦以外にも大川、扇町といった支線を持っています。どの支線も鶴見を始発として折り返します。

いままで鶴見-浜川崎間しか乗車したことはありませんが、今日は扇町行きで出発です。

おきなわ物産センターで買ったちんすこうを見てニンマリしながら、もう一人の同業者以外誰もいない3両編成に揺られます。

終点扇町に到着。ここでSuicaで清算のため退場して、再び入場です。

安善まで戻り休日は朝7時台に2本、夕方5時台に1本の一日3本しかない木次線並みのダイヤの大川行きに乗ります。

大川に到着。ついに鶴見線コンプリートです。3分後に発車です。ここでもSuicaで退場して再び入場です。

浅野駅に戻ってきました。

海芝浦再び。

川崎港と横浜港をつなぐ鶴見つばさ橋。

横浜ベイブリッジ。大黒埠頭から山下埠頭へと横浜港を横断します。

再入場して海芝浦を後にします。

鶴見からは京浜東北線ではすっかりおなじみのE233系で帰ります。

昭和の町並みや、神奈川にいながら沖縄風情を楽しめる散策でした。

2014年12月10日水曜日

鶴見線・川崎港散策(1)

2014/12/7 日曜日

午後2時過ぎ南武線で尻手まできました。ついに南武線にもE233系が配置されました。

ここからは南武支線。孤高の2両編成205系1000番台です。出発までまだ時間があります。

川崎方面からの209系快速が通過します。

立川方面からの205系と離合します。横浜線ではE233系の導入で淘汰されてしまった205系もまだまだ健在です。

尻手短絡線からの貨物列車。南武支線を経て川崎貨物駅方面に進みます。

都会の秘境浜川崎に到着。7分間の旅でした。尻手での待ち時間より短いです。

池の水は干上がっています。2年前は秘境のオアシス(詳しくはこちら)でしたが管理費の削減でしょうか?兎にも角にも寂しいご時勢です。

乗り換える場合はそのままスルーです。初めてここに来たときは間違えてタッチしてしまいました。

実は鶴見線は駅が違います。これがタッチ不要の理由です。

205系1100番台で鶴見方面に出発です。

まばらに人影が見られる3両編成で午後の日差しの中を揺られます。

安善駅に米タンのタキ1000が留置されています。現在は武蔵野貨物線経由ですが、以前は南武線を経て横田基地までを往復していました。

浅野に到着です。

ここで海芝浦に向かう支線に乗り舞えます。ここから先は東芝の工場沿いを走ります。

旭運河沿いに突堤の先まで進みます。

終点の海芝浦に到着。ホームの向こうは海です。

ひとまずここでSuicaをタッチして出場です。

この駅は東芝の従業員の通勤専用線で、改札の向こうはすべて東芝の敷地ですが、一般向けの「海芝公園」という小さな公園から京浜運河の景色を見ることができます。なお京浜運河の海上散策については過去の記事(横浜港・川崎港「工場夜景探検ツアー」(2))をご覧ください。

東扇島火力発電所の向こうには、木更津方面からアクアライン上に沿って羽田A滑走路(RWY34L/R)に着陸する飛行機が見えます。

JFEスチールの高炉。コークスの山が見えます。

扇島と大黒埠頭を結ぶ鶴見つばさ橋です。

夕空をバックにした大黒埠頭の横浜火力発電所。大黒埠頭散策も今後の課題です。

15分の停車時間ももうすぐ終わりです。再び入場しましょう。

川崎港の全貌が見えるいいスポットでした。

鶴見行きで海芝浦を後にします。鶴見線散策はまだまだ続きます。