2017年8月28日月曜日

苫小牧→釧路:室蘭本線・石勝線・根室本線・道東への鉄旅

2017/8/15 火曜日

8:37室蘭本線で苫小牧を出発。青春18きっぷによる単行列車の旅の始まりです。▼

車窓には黄色い花が目立ちますが、どうやらこれはタンポポのようです。▼

9:13追分に到着。ここから石勝線に乗り換えます。▼

広い駅構内。かつては夕張から室蘭港への石炭列車がここに終結していました。▼

ここから9:40発スーパーおおぞら3号で新得まで行きます。新夕張までいけば青春18きっぷでも新得まで特例で特急に乗れますが、次の普通列車は11:17なので乗車券と特急券を買って乗ります。上りダイヤは普通列車と特急でまあまあ接続があるのですが、下りダイヤでは全く接続していません。▼

夕張川を渡ります。これから山間部を進みます。▼

新夕張-占冠間は駅の代わりに信号所ばかりです。

今日はとても天気が良いです。▼

新得に着く前に、苫小牧で買ったかにちらしを頂きます。▼

新得に到着。ここからはタラコ色のキハ40単行で根室本線を進みます。▼

根室本線は昨年夏の台風の影響で東鹿越-新得間が代行バスとなっていますので、滝川から釧路まで8時間かけて走る日本一長い距離を走る定期普通列車は乗れなくなってしまいました。▼

キハ40単行に揺られ帯広に到着。ここからもキハ40単行です。▼

新得から大体はこんな風景が続きます。▼

10ドル駅。「10$持って旅に出よう、きっといいことが待っている。」と書いてありますが、この近辺に10ドル分ものお金を使える場所があるようには思えません。▼

浦幌駅で列車交換のためにしばらく停車です。▼

駅を出てみたら夏祭りの最中でした。ここなら10ドル使えそうです。▼

上厚内信号所でも列車交換。今年の3月までは上厚内駅でした。辺りはほとんど人は住んでいないのでしょう。お金が使えるところもどんどん減ってきます。▼


太平洋に出ました。海岸に打ち寄せる波を背に単行列車は進みます。冬来たらなかなかの景色だと思います。▼

15:12白糠に到着。ここで途中下車します。何かいいことが待っているでしょうか?▼

駅前は何にもありません。周囲の飲食店もこの時間はやっていません。▼

とりあえずセイコーマートでお弁当とようかんパンを購入。これで約5ドル。児童公園でお弁当を頂きます。

ようかんパンはおやつとして後で食べます。

お弁当を食べ終えてふと足元を見るとタンポポの綿毛です。まあ、いいことはありました。▼

煙突の付いた集合住宅。北海道らしい風景です。▼

一方で、最近建ったと思われるモダンな住宅もあります。こちらは屋根に煙突がありません。▼

海までやって来ました。堤防の上まで上がって見ましょう。▼

ようかんパンを食べながら海を眺めます。▼

なんだかんだで2時間潰して駅に戻ってきました。駅はすでに営業を終了していました。▼

時刻は17:21。ここから乗る乗客は自分一人です。▼

18:01釧路に到着。さすが道東。涼しいというか寒いです。▼

明日は釧網本線で知床方面に向かいます。

2017年8月26日土曜日

新潟→苫小牧:新日本海フェリー「ゆうかり」乗船記(2回目)

2017/8/13 日曜日

午後9時新潟まで来ました。▼

新潟駅ではいつものパン屋で閉店間際のおつとめ品を購入。今回はホテルではなく船上で食べます。▼

駅前9番バス乗り場から新潟港に向かいます。▼

末広橋に到着。この時間の船に乗るのは初めてです。▼

今日乗る船は新日本海フェリー「ゆうかり」です。この船に乗るのは2回目ですが、前回は10:30発の小樽行きでした。小樽航路には新造船が就航し、苫小牧行き秋田寄港便の「フェリーしらかば」と「フェリーあざれあ」が引退したので、「ゆうかり」がこの航路へと配置転換されました。▼

前回と同じツーリストSですが、以前は無かったコンセントやTVが設置されています。設備面ではこれで太平洋フェリーのS寝台と互角になりました。その他ツーリストAも設置されましたが、雑魚寝部屋の広々とした空間で気ままにお過ごしできるツーリストJは1室になってしまいました。▼

寝て一畳、立ったら二畳の個室になります。▼

23:05新潟港を出港です。▼

少し落ち着いたところで、気取らず、お手軽にお食事をお楽しみいただけるカフェで、カレーを頂きます。これがとても美味しいのです。▼

今日の日本海は凪。4年ぶりに乗った寝台の波間に揺られます。▼


2017/8/14 月曜日

5:20午前定刻より20分早く秋田港に入港です。爽快な青空と日本海の大海原のもと、ご家族やグループでわいわいお楽しみできる後部デッキに出てみました。昨日から少し寝不足なのですが、船内放送でたたき起こされてしまいました。▼

秋田港貨物線にはクルーズ船接続列車の乗降用タラップが見えます。せっかくならフェリー接続列車もあったら嬉しいですが、採算が取れそうもないですし無理ですね。▼

新潟からのゴミはここで片付けられます。▼

6:50定刻通り出港です。▼

出港するやいなや近くでいきなり長い汽笛がなったと思ったら僚船のらいらっくと反航です。ここでいきなりテンションアップ。これから寝ようなどと考えている場合ではありません。▼

初めて乗る北行き寄港便。この時間だと秋田から苫小牧までの岬が海から拝めます。▼

早速ですが、男鹿半島西南端の塩瀬崎を通過。▼

さて、海を眺めながら、ゆったりとした時間の流れのなか、船上でのお食事をお楽しみいただけるレストランで、男鹿半島を眺めながら朝食を頂きます。▼

男鹿半島最北端の入道崎です。ここは3年前の冬の雪の中バスを乗り継いで訪れました。▼

小泊岬。五所川原から津軽鉄道、路線バスへと乗り継いで行くルートだけは入道崎に行った頃に「次は小泊岬だ」と思い調べてありますが、まだ訪問していません。▼

「♪ごらんあれは竜飛岬 北の外れと~」と指を差す見知らぬ人は残念ながら今日もいません。ここも地上からは行ったことがありませんし、津軽線の蟹田・三厩間も未乗車なので、小泊岬と併せて攻略したいポイントです。▼

竜飛岬から津軽海峡に入ります。▼

再び、海を眺めながら、ゆったりとした時間の流れのなか、船上でのお食事をお楽しみいただけるレストランで昼食。これがとても美味しいのです。▼

恵山岬です。本州側の大間崎は昼食の余韻に浸っているうちに通り過ぎてしまいました。▼

恵山岬で津軽海峡は終わりです。日本海側は穏やかな海でしたが、太平洋側はやや波が高いです。▼

16:40天候の都合なのか定刻より40分早く苫小牧東港に入港です。昨年の夏はここから今は無き「フェリーしらかば」で北海道を脱出しましたが、今年はここからスタートです。▼

船上から見える海岸にはサーフィンに興じる人たちが見えます。▼

道南バスで南千歳に向かいます。▼

日高本線を渡ります。今日の宿泊地は苫小牧なので南千歳だとかなり行き過ぎです。フェリーターミナルから徒歩20分のところにある浜厚真駅から18:04発苫小牧行きという列車があるでのですが、この辺りはヒグマが出るとのこと。1人だけ浜厚真駅方面に徒歩で向かう若者がいたので、自分もチャレンジしたい気もありましたが、熊よけの装備をしていないので結局バスに乗りました。▼

南千歳から千歳までたった一駅ですが、夕張から来た単行のキハ40に乗ります。▼

石勝線夕張支線は2019年3月に廃止されるので、このサボを見られるの来年度いっぱいです。▼

千歳に到着。北海道の鉄旅は単行列車で始まりました。▼

せっかく来たので、ラーメンでも食べましょう。▼

千歳線を戻り苫小牧に到着。▼

明日はこの地より北海道を周遊します。単行列車はもちろんいろいろな船にも乗ります。