通洞駅です。
ベンチには防寒対策が施されています。
駅前の様子。タクシーは暇そうです。
足尾の町。誰もいません。
足尾銅山観光へ到着。休日にもかかわらずここも誰もいません。
世界遺産登録を目指しているそうです。
トロッコに乗るのは自分1人です。千葉の鋸山以上に寂れています。
貸切状態と思ったら。3人組みが駆け込み乗車してきましたがそれでも4人です。
先頭のアプト式機関車を切り離し、惰性で坑道へ進みます。なかなか本格的です。
坑道内を進むトロッコ。エキサイティングです。これを楽しみにきました。
と思ったら、100m程で終点です。「もう終わり?」という感じですこしテンションが下がってしまいました。
ここからは徒歩で見学です。
江戸時代の手堀り採鉱。ボタンを押すと人形がしゃべりながら動きます。
明治・大正時代。削岩機の導入です。
昭和になって電気点火式のダイナマイトになり、遠隔から操作で安全性と効率が高まりました。
昭和40年代。不景気な話をしながらの食事です。このあと閉山となりました。
坑道を過ぎるとトロッコ機関車の展示です。
足尾で採掘された鉱物の展示。
20Kgの銅の延べ棒。
寛永通宝の展示館です。
足尾で造幣されたものは、裏の「足」の文字があることから足字銭と呼ばれたそうです。寛永通宝一枚が一文(8.5円)です。早起きすると25.5円得するということです。
1両(小判一枚)が4000文です。これが最大硬貨の10両(大判1枚)だと40000文で36年半早起きが必要です。
銅いたしまして。
足尾銅山観光以外どこもやっていませんが、1件だけラーメン屋がやっていました。もう5時、兎に角お腹が空きましたので入りましょう。
超オーソドックスな昭和の味です。
下野新聞です。栃木の高齢化の問題などが1面です。
お腹もふくれました。渡良瀬川に下りて見ましょう。
空もすこし夕暮れてきました。
駅に戻ってきました。桐生からイルミネーションめぐりで全線を往復するイベントがあります。
駅を後にしてバス停に向かいます。
誰もいない山の中で一人バスを待ちます。
日光行きのバスを貸しきり状態です。国道122号「日足トンネル」で細尾峠を越えます。
日光駅に到着。気品があふれています。
日光線107系。両毛線に継ぎ本日2度目の107系です。
ねむり猫に華厳の滝です。
ドアは手で開けます。
日光線107系は3月16日のダイヤ改正ですべて205系に置き換わるので、これが乗り納めかもしれません。(日光駅の張り紙でさっき知ったばかりです。今日来てよかったです。)
宇都宮に到着。
両毛の下野(下毛野:しもつけの)から上野(上毛野:こうづけの)にいくのではなく、
東京の上野(うえの)行きで大宮まで帰ります。こんなところで上野違いです。「うえの」を「こうづけ」と読んでしまいました。
107系三昧、渡良瀬渓谷、足尾銅山ととても充実した旅でした。
両毛線・日光線・足尾の旅終わり。
0 件のコメント:
コメントを投稿