2014年8月27日水曜日

しなの鉄道・篠ノ井線青春18きっぷ消化長野県の旅

204/08/24 日曜日

今月の北海道の旅で使用した青春18きっぷがあと1日分残っているので、どこかにいこうと思い高崎まで来ました。午後1時まであと15分ほどです。

両毛線小山行き211系です。隣のE231湘南新宿ラインと同じ湘南色の取り合わせです。

今日はそれほど暑くはないですが、駅構内はミストが吹かれています。

13:19発の信越本線横川行きまでにはまだ時間があるので、刺身こんにゃくが乗っかった「冷し万歳富岡そば」¥450也を頂きます。

湘南色の115系で出発です。

いつものようにドアは手で開けます。

間違って炭酸入りを買ってしまったのでノーマルタイプも購入。

車窓には東邦亜鉛の工場が見えて来ました。

安中駅には東邦亜鉛の社名のあるトキ25000が留置されています。

30分ほどで終点の横川に到着です。この駅に来るのは実に25年ぶりです。碓氷峠を越えるための電気機関車との連結作業を眺めたものでした。

鉄道で越えた碓氷峠は新幹線開業でバスに転換されています。

これを横川で買うのも久しぶりです。

JRバスに乗って国道18号で碓氷峠を越えます。

信越本線の横川-篠ノ井間はなくなってしまったので、この区間はこの切符ではもう乗れません。

軽井沢に到着。峠越えの助っ人EF63が展示されています。

しなの鉄道の115系です。車両は信越本線と同じです。

塀の向こうは運用を開始したE7系新幹線です。長野から北陸にかけての在来線に乗っておくのも今年のうちかもしれません。

旧信越本線をいつものスタイルで出発です。

小諸に到着。千曲川に沿って走る小海線のキハ110が見えます。青春18きっぷを使ってまだコンプリートしていない小海線散策も手ですが、今日はその先に行きます。

坂城の油槽所です。かつて根岸線の根岸駅でガソリンタンク車列を見ていたら、ホームにいたおじさんが「あれは長野の坂城に行くんだよ。」と教えてくれました。

千曲川を渡ります。千曲川は甲武信ヶ岳を水源として信濃川となって新潟の万代橋より日本海に注ぎます。甲武信ヶ岳に降った雨でも隅田川として勝鬨橋より太平洋に注ぐものもあります。

篠ノ井に到着。しなの鉄道コンプリートです。

駅構内にはタキ1000車列がたくさん留置されています。

根岸からガソリンを積んで坂城までいきます。

ここからは16:19発446M長野色の211系です。座席はすべてロングシートですが約3時間かけて甲府まで行きます。房総半島から異動したこの車両には初めて乗ります。

どんどんと山道を登っていきます。

姨捨に到着です。

スイッチバック線上にある駅で3分停車です。

このホームからの絶景です。

松本に到着。停車時間もほとんどなく出発です。

南松本の油槽所です。ここでも神奈川では良く見る緑色のタキ1000。信州のライフラインを担っています。

塩尻も停車時間もほとんどなく出発。

19:10終点の甲府に到着です。お疲れ様でした。

115系の旅では途中で10~20分停車などざらにありますが、211系では休憩時間はまったくといってありませんでした。これを乗り通す人はまずいないでしょう。

115系が恋しくなったところで横須賀色の大月行きです。

山梨に来るとこの車両に乗れます。

ロングシートですがこの車両なら駅弁が食べられます。この目的なら小諸から小海線散策の方が良かったかも知れません。

大月からE233系で立川に到着。だんだん普通列車で駅弁が食べられる車両が減ってきています。

立川からは南武線で帰ります。中野島-横川間¥2,590+篠ノ井-中野島間¥4,430=¥7,020を青春18きっぷで賄ったので、新たに支払った交通費はJRバス¥510+しなの鉄道¥1,440=¥1,950だけでした。駅弁のタイミングを除けばまずまずの旅でした。

しなの鉄道・篠ノ井線青春18きっぷ消化長野県の旅終わり。





2014年8月26日火曜日

帯広→帰京:石勝線・札幌もいわ山ロープウエイ乗車の旅

2014/08/15 金曜日

今日も鉄道の旅が続きます。

帯広駅から新得行きキハ40単行列車で出発です。対面のホームには赤いのも止まっています。

平野川信号所で24分待ちです。今から22年前に秘境駅として名高い土讃線の坪尻駅で待った時間と大体同じです。(実はこのときがこのスタイルの一人旅の始まりです。)

終点の新得に到着です。お疲れ様でした。

スーパーとかち6号の改札が始まりました。今日はこれに乗って石勝線を札幌方面に進みます。ちなみに次の普通列車は昨年乗った日本一所要時間が長い滝川発釧路行き2429Dです(詳しくはこちら)。

実は石勝線の新得-新夕張間は普通列車がないので、この区間に限って青春18きっぷが使えます。

キハ261系が入線です。

車両に手すりがかかってしまいましたが、まずまずの按配です。

快適な特急車両の旅。これはこれでいいです。

狩勝トンネルに入りました。

帯広駅で買った豚丼弁当をいただきます。

新夕張に到着です。スーパーとかちはここで降りなければなりません。

すぐに普通列車が出発するので急いで反対側のホームに行きます。

石勝線夕張支線の終点夕張から来たキハ40の単行列車です。

単行列車の枕木に揺られること1時間終点の千歳に到着です。お疲れ様でした。

時刻は午後2時過ぎ。さてこれからどうしましょうか?今日乗る予定の20:30の羽田行きの飛行機までまだ時間があります。再びこの車両で夕張に折り返すと夕張支線を含めて石勝線をコンプリートできますが、この場合夕張到着が16:18。夕張をそのまま折り返すと南千歳に18:26で余裕はありますが、夕張散策して次の列車で折り返すと南千歳に19:46。空港に20:01で時刻表通りでもぎりぎりな時間です。

迷った挙句夕張行きはあきらめて空港に来ました。

とりあえず手荷物のチェックインだけして身を軽くします。

しばし空港を散策して行動を思案。とりあえず札幌に行くことにしました。

どこか展望できるところはないかと思っていたら「もいわ山ロープウエイ」があることを発見。ープウエイ」という文字を見たらもう迷うことはありません。

ゴムタイヤで走る地下鉄南北線に乗ります。地下鉄といえば池袋から出る丸の内線と当時新線だった有楽町線しか乗ったことがなかった40年前に図鑑で知ったときは衝撃的でした。

地下鉄は1駅だけ乗って大通公園まで来ました。テレビ塔の時刻はちょうど4:30です。夕張に行っていたら何もせずに折り返す時間です。(先日の増毛のように終着駅がどうなっているかが解ればよいので、それはそれで問題ないですが...)

ゴムタイヤで走る地下鉄の次は路面電車です。いきなりモダンな車両です。

ロープウエイ入り口で路面電車を下車。ここからロープウエイ山麓駅行きのシャトルバスが出ます。

ロープウエイで藻岩山に登ります。この旅2度目のロープウエイです。

ロープウエイのあとはケーブルカーと札幌駅から突然バラエティに富んだ想定外の散策です。

藻岩山の標高は531mと高く札幌市街を南側から一望でき、遠くには石狩湾を望むことができます。

下りのロープウエイから見た夕陽です。札幌駅で思いついた行動の割りにしてはとても良い散策でした。

18:10ロープウエイ山麓駅から路面電車の駅に戻ります。

こんどの路面電車は味のある車両です。終点の「すすきの」まで行きます。

19:35空港に戻ってきました。なんだかんだでいいタイミングです。

20:30発の羽田行きに搭乗です。

この空港から飛行機に乗るのは初めてです。

機内放送の「オールナイトニッポンClassics」を聞きながら、空港で買った「海鮮七福弁当」をいただきます。

東京湾口方向より大きく左旋回しながら羽田RWY23に着陸。時間が遅いのでなるべく海上からアプローチした模様です。

普通列車と船で1日半の36時間かけて北海道に上陸したにもかかわらず帰りは1時間半です。

川崎からはいつものように南武線です。

川崎→敦賀→苫小牧→札幌→羽幌→旭川→網走→帯広→千歳→羽田→川崎といった大ループでした。

7日間に渡る旅はこれで終わりです。