2016年1月16日土曜日

久慈→盛岡:三陸鉄道北リアス線・山田線振り替え岩手県北バス106急行バスの旅

2016/1/1 金曜日

不思議の国の北リアス。久慈駅を出発します。▼

車内は観光客でいっぱいです。久地駅周辺にこんなに人がいましたっけ?兎に角大繁盛です。▼

このあたりは震災で線路が流された所だそうです。運転士さんがガイドも務めています。▼

堤防の工事が進められています。▼

安家川(あっかがわ)橋梁で突然停車▼

高さ33mから見る青い海。▼

この路線は長いトンネルも多いです。▼

トンネルを出ればこのような入り江もありますが、リアス式海岸は宮古から南の海岸で、不思議の国はむしろ南リアスのようです。▼

終点の宮古に到着。前方には山田線のキハ110が待機しています。▼

北海道&東日本パスを使ってこの列車で盛岡に行けば良し。と思っていたら行き先は「川内」。ここは鹿児島本線の川内駅のように「せんだい」とは読まずに、そのまま「かわうち」と読みます。ちなみに仙台市地下鉄の川内駅は「せんだい」のくせに「かわうち」です。▼

駅で聞いてみると、12/11の土砂災害で川内止まり。10日ほど前に慌てて立てた今回の旅の計画。そこまで気が回りませんでした。以前、乗りたいと思っていたら同様の土砂災害で岩泉線は廃線となってしまいました。せめて山田線だけでもと思っていましたので残念でした。山田線も岩泉線の運命を辿るのでしょうか?でも、名松線が復旧することですし、三江線もあります。まだまだ揺られるべき単行列車が無くなることはありません。▼

北海道&東日本パスの振り替えで106急行バスに乗れるということなので、こちらで盛岡に向かいます。(みどりの窓口で振り替え券はもらえます。)

ほとんど最後に乗ったのにもかかわらず前面展望席です。▼

国道106号で山田線と併走します。▼

夕空を写す閉井川。この川とも併走します。▼

道の駅やまびこ館でトイレ休憩があります。▼

山田線の川内駅はここから徒歩でいけそうな距離なので、106急行バスはここからでも乗れそうでした。▼

区界付近。雪で覆われた峠道を進みます。山田線はここから盛岡まで迂回するルートになります。我田引鉄の結果です。▼

終点の盛岡に到着。想定外の路線バスの旅お疲れさまでした。

ここからはいつもの通り新幹線でショートカットです。▼

とろサーモン炙り寿司で最後の至福の時を過ごします。▼

大宮に到着。自分の仕事すら忘れていた一週間でしたが、また限りない日常が始まります。▼

「限りない日常」。そうです、これこそが新たなる旅の始まりなのです。今年は何があるのでしょう?南武線の6両編成の枕木に揺られながら、果てしなく続く日常へと旅立ちます。▼

7日間の旅はこれで終わりです。


2016年1月15日金曜日

八戸→久慈:八戸線乗り潰し・久慈市内散策

2016/1/1 金曜日

午前7時30。八戸港に到着です。▼

朝日に輝くシルバークイーン。お疲れさまでした。▼

夕べは良く寝られました。清清しい朝です。▼

出港を待つ僚船のシルバープリンセス。▼

次は最新鋭のこの船にも挑戦したいです。

南部バスで本八戸に向かいます。▼

本八戸に到着。この駅が八戸の中心駅のようです。▼

すぐに目に付いたお食事何処。“おでんやさ~ん”と読んでしまいました。▼

朝定食¥500也を頂きます。ホントこういう食事に幸せを感じてしまいます。▼

お腹もバルーンにように膨れたところで、キハ40で八戸に向かいます。

八戸に到着。青い森鉄道703系、IGRいわて銀河鉄道IGR7000系が停車しています。旧東北本線のこの路線を通るJRの旅客列車はついにカシオペアだけになってしまいましたが、それがなくなるのも時間の問題です。

八戸線の乗り残しを作らないためにここに来たので特にやることはありません。行くところも無いので、ストーブにあたりながら久慈行きの出発を待ちます。

10:17終点の久慈に向かって出発です。▼

キハ40の2連です。片側の車両のトイレは機材室になっていました。

北海道を走るキハ40に比べるとあまり加速は良くありません。

もうすぐ本八戸。馬渕川で港湾地区への引込み線が分岐します。

鮫付近。八戸港の防波堤です。

種差海岸を過ぎ。ひたすら海。

あとは、海

11:50終点の久慈に到着。お疲れさまでした。ちなみに南武線にあるのは久地です。ただし、列車のアナウンスでのアクセントは久地が関東アクセントの9時と同じ「じ」に対して、久慈は「く」でした。アクセントは後にあります。雨と飴の関係です。

三陸鉄道の単行気動車が勢ぞろいしています。

すぐに目に付いたそば処。おんでやあんせ。

おすすめの琥珀そば(¥420)を食べようとしましたが、きのこがまだ解凍していないとのこと、仕方がないので、かき揚げ天玉そば¥450也を頂きます。▼

仕方がないと言いつつ完食しました。とにかく夕べからそばばかり食べています。▼

隣の三陸鉄道の久慈駅です。▼

駅構内の観光案内所で聞いたところ、年末年始で空いている観光施設はほとんどないとのことでした。駅付近を散策するしかありません。

色褪せた駅前デパート。「あまちゃん」のドラマでも使われたそうです。

ポスターも建物と同化してすでに色褪せています。

巽山公園に登ってみます。

公園の展望台。誰もいません。

遠くに牛島が見えます。もっと足を延ばして三角山展望台まで行くと、さらに眺めはいいようです。

巽山の下の防空壕跡。戦時中は製鉄所などがあり攻撃目標にされたようです。▼

廃屋が並ぶ佇まいを散策します。

北リアス線宮古方面を望みます。

次の宮古方面の列車はまだですが、臨時列車が発車するようです。


臨時列車を見送ります。どんな団体が乗っているのでしょう。

駅に戻り昨日シルバークイーンの船内で貰った琥珀の御守りを開けて見ます。学問成就の御守りが出てきました。まだ勉強することはいろいろありますね。

14:10 三陸鉄道で宮古に向かいます。

不思議の国の北リアスの旅が始まります。

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