佐渡の朝です。▼
加茂湖には朝から漁の船が出ています。▼
夕日と湖の宿「あおきや」さんを後にします。とてもレトロな雰囲気が味わえました。▼
バス停まで来ました。新潟交通佐渡バス南線で昨日とは逆方面のバスに乗ります。▼
銀色の馬車といわれる親会社の新潟交通と同じ塗装です。▼
トキの森公園に到着。実は昨日のバスでここを経由したのでその存在に気付きました。▼
トキ:学名「ニッポニア・ニッポン」です。本物のトキは初めて見ました。佐渡ではここで人工飼育したトキが数百羽ほど野生で暮らしているそうです。▼
ムギワラトキ。▼
こちらはクロトキ。他にトキの仲間達もいます。▼
両津港に来ました。12:40発の新潟行きフェリーにはまだまだ時間がありますので、送迎デッキからお船見をしましょう。▼
いきなり目に飛び込んで来たのはRORO船「日海丸」の出港シーン。▼
しばらく見とれていました。そもそも一人旅の1オプションとして船旅があったわけですが、最近は船なら「たらい舟」でも「貨物船」でもよく。自分がこんなに船が好きだとは思ってもいませんでした。もっとも「さいしゅうとう(済州島)は、ほくほくせいのかぜ、ふうりょくさん。」なんていうラジオの気象通報を子供の頃何気に聴いていましたが...▼
11:15発新潟行きジェットフォイル「つばさ」。まだわずかに空席はありましたが今回は見送ることに。▼
「日海丸」を追い抜いていきます。▼
さて、まだ時間があるのでターミナル内でお勧めの「岩のりラーメン」を頂きます。▼
食事をしているうちにいつの間にか「おけさ丸」が入港していました。▼
今日は奮発して1等絨毯席です。▼
今日は連休最終日で大入り満員なのですが、窓際をキープ出来ました。▼
デッキに上がりました。こんどはジェットフォイル「ぎんが」です。フェリーで2時間半の両津・新潟間をわずか65分で結びます。▼
12:40両津港を出港しました。離島という割には大きな島でした。▼
どこまでもついてくるカモメ。売店ではたっぷり「えびせん」が売っています。▼
売店で婦人倶楽部なる佐渡の音楽グループの「旅とフェリー」なるCDが売っていました。今回は購入しませんでしたが、帰宅してからオフィシャルのYouTube動画を見たら、船旅を誘う総天然色なビジュアルも音楽もいい感じでしたので購入しなかったのが悔やまれます。▼
婦人倶楽部「旅とフェリー」 / FUJIN CLUB - Travel & Ferry(YouTubeより転載)
出港から1時間半ほど。中間地点を過ぎましたがまだカモメはついてきます。このままいつもの2等寝台ではなく1等絨毯の波間に揺られます。▼
船室でまどろんでいましたがもう直ぐ入港なのでデッキに向かいます。どうやら何かのライブがあったようですが終了してしまいました。ここで時間を潰すなら2等でも良かったかもしれません。▼
結局カモメは佐渡から新潟までついてきたようです。2ヶ月振りの新潟港です。新日本海フェリー以外でこの港を使うのは初めてです。▼
新日本海フェリーの新造船「あざれあ」。初めて見ました。▼
「あざれあ」の横を行くジェットフォイル「すいせい」。これで3隻すべてを押さえましたが、東京湾でよく見る東海汽船のジェットフォイルのように船を見ただけでは船名はまだ分かりません。次は是非乗船してみたいです。(東海汽船のジェットフォイルも未乗です。)▼
新潟港に接岸です。給油のタンクローリーもスタンバっています。▼
ターミナルからそのまま朱鷺メッセへ渡りました。朱鷺メッセでは46人いる某アイドルグループのライブの昼の部が終わり、これから夜の部が始まるようです。▼
このような混雑でバスも乗れず騒がしいです。船旅の余韻が味わえず少し困ってしまいました。▼
仕方が無いので、アイドルオタク達と新潟駅まで歩きます。▼
万代シティバスセンターに到着。いつも駅からアクセスするのでここは通り過ぎるだけですが、もう動かない展望塔だとか少し歴史を感じるものがあってとてもいいです。▼
少し歩きくたびれたので、ここらでチョット贅沢に甘味が頂きたいところです。▼
見た目よりずっと甘さが控え目なのがいいです。▼
18:12発Maxとき342号で帰ります。この時間の指定席はいつも20時代以降しか買えないので、いつもは駅付近で適当に時間を潰すのですが、2階建てで自由席も多く越後湯沢から大宮まで全て通過のこの列車なら座れることに気付きました。▼
新幹線の中で新潟駅万代口1階のスーパーで買った「海鮮ちらし」を頂きます。喫茶は贅沢に食事はリーゾナブルにという選択肢も旅の醍醐味。いずれにしてもこれで満足です。▼
単行列車の秘境に昭和の風情の残る宿。変り種も含めた乗船4回の3日間の旅はこれで終わりです。