2016/11/20 日曜日
午後4時半。横浜駅まで来ました。▼
東口には船のマーク。実は横浜駅から船に乗れるのでした。▼
崎陽軒の本店。「♪おいしいシューマイきーよーけーんー」。物心ついたころからのCM(たぶん関東ローカル)の総本山はこんなところにありました。▼
でも、対面にはうどん県が進出。今月初めに小豆島に行って来てこちらがご機嫌だと思って、全く油断も隙もありません。いい根性しています。(当然そんなことは思っていません…笑。)▼
横浜ベイクォーターです。ここから水上バスに乗ります。▼
今日は、この前とは逆に横浜港山下公園に向かいます。▼
今日の船はシーバス2、あとシーバス5に乗ればコンプリートです。▼
都会の喧騒を離れるこの感じがとてもいいのです。▼
みなとみらいに差し掛かったところで、客室にいた人達はみんなデッキに出てきました。▼
なので、逆に貸切状態になった客室で過ごします。▼
大桟橋埠頭を過ぎると、まもなく到着です。▼
山下公園の大道芸。今日は時間に余裕があります。▼
実に4年ぶりの東海汽船の横浜・東京航路です(前回はこちら)。この季節、神津島からの大島航路の船は土日だけ横浜に寄港します。▼
飴玉と絵葉書がついて料金は¥1,340。たぶんこのターミナルから乗れる一番安い船です。▼
18:00さるびあ丸が入港です。出港は18:10です。▼
この船は過去にいろいろなところで何度も見ていますが、実は乗るのは今日が初めてです。▼
横浜ベイブリッジを通過しました。▼
本牧埠頭を後に防波堤を抜け、左に舵を切り東京港に向かいます。この辺りでたいがいの方々は客室に戻ります。▼
鶴見つばさ橋。横浜港大黒埠頭と川崎港扇島を結びます。▼
扇島のシーバースに停泊中のLNGタンカー。ベイブリッジを過ぎてもまだこんな事をしているのは自分だけです。▼
扇島のJFEスチールの製鉄所。だいたい満足したので客室に戻ります。▼
客室は2等座席室。横浜からだと自動的にここになります。▼
普通は新幹線で西日本に向かうときに浜松あたりで食べるシウマイ御弁当を頂きます。うどん県なんかに負けてられません。(当然こんなことに勝ち負けはありません…笑)▼
お腹も膨れたところで再びデッキに出ます。▼
羽田D滑走路を横切ります。▼
羽田第2ターミナル。飛行機も少しご無沙汰しています。▼
東京ゲートブリッジ。今日は控えめな照明です。今月初めにオーシャン東九フェリー「おーしゃんのーす」でその下を潜り抜けました。▼
右舷は青海埠頭。この向こうは東京港フェリーターミナルのある有明埠頭です。▼
対岸は品川埠頭です。コンテナ船が停泊しています。▼
レインボーブリッジを潜るとまもなく竹芝桟橋です。▼
芝浦埠頭には父島行きおがわさわ丸(三代目)が停泊しています(乗船するのは竹芝桟橋です。)。これに乗りたいのですが週1往復しかありません。▼
日の出桟橋。水上バスの乗下船ができます。▼
19:45竹芝桟橋に到着。小学生の頃生まれて初めて下船した桟橋。かつての水上バスはここに着岸していました。▼
さるびあ丸はこれから大島に向かって出港です。この船船尾が丸くてかわいいですね。出港時間は22:00。かつてはこの船よりやや小ぶりのかめりあ丸がその役割を担っていました。今度は、大島にも行ってみたいです。▼
22:30に出港の橘丸です。初めて見ました。さるびあ丸が担ってた八丈島航路をバトンタッチした船です。八丈島航路もまだ未踏です。▼
ここは隅田川の河口です。「あれ?河口最後の橋は緑の勝鬨橋じゃなかったけ?」と思って調べたら、これは新しく架かった「築地大橋」でした。▼
かつてのようにここから勝鬨橋全体が遮るものなく拝めなくなって少し残念です(4年前の写真)。▼
隅田川の上流、荒川の水源は甲武信岳。同じく甲武信岳を水源とする千曲川・信濃川の河口万代橋のその先は新潟港となって、ここにいるだけでももう気持ちは北海道への日本海航路となってしまいます。佐渡は行ったことが無いのでそれでもいいですね。久しぶりの横浜・東京航路。夏期(6月中旬~10月上旬)は横浜寄港はないので、今度は日の長い5月頃に挑戦したいです。
東海汽船「さるびあ丸」乗船記終わり。