広島→大崎下島：とびしま海道路線バスの旅

2017/1/3 火曜日

今日は広島駅より呉線に乗ります。▼

最新鋭の227系。初めて乗ります。9：58快速安芸路ライナー広行きで出発です。▼

留置線にEF67が見えます。瀬野-八本松いわゆるセノハチの急勾配を登るための補機です。これも初めて見ます（架線柱が残念）。▼

坂駅を過ぎたあたり。峠島の奥に似島（にのしま）が見えます。▼

続いては江田島。海岸線を進みます。▼

呉を過ぎました。遠くに造船所が見えます。▼

10：43広に到着。▼

今日はここからとびしま海道で島巡りです。▼

駅前と言っても駅前ロータリーではなく国道沿いにあります。こういうのは過去に経験済み。一応駅員さんに聞いて無事バス停へ来ました。ここから11：20発の大崎下島行きのさんようバス「とびしまライナー」に乗ります。▼

安芸灘大橋です。下蒲刈島（しもかまがりじま）に渡ります。とびしま海道のスタートです。▼

時刻は11：30を回ったところ。広島バスセンター10：03始発のこのバスは見戸代でトイレ休憩があります。実は広まで呉線を使ったのは鉄道に乗りたかった以外に、路線バスで2時間以上休憩なしはきついかな？と思ったからですが、その心配は無用でした。▼

まずまずの眺めです。▼

見戸代桟橋から瀬戸内海を望みます。安芸灘大橋ができるまではここからフェリーが出ていたそうです。よく見ると遠くに船が見えます。▼

オリエントフェリー「ゆうとぴあ」です。かつて下関と中国の青島を結んでいたそうです。今はその役目を終え、ここで余生を送っていますが、この船はこれからどうなるのでしょうか？▼

蒲刈大橋で上蒲刈島（かみかまがりじま）に渡ります。しまなみ海道と違い、とびしま海道は一般道なので、バスの中から島の生活を伺うことができます。▼

上蒲刈島は四国側を走ります。採石で山肌が削れています。▼

豊島大橋で豊島（とよしま）に渡ります。▼

豊島では本州側を走ります。今日はただ通りすぎるだけですが、このあたりは特に途中下車してみたいところです。写真では良くわからないのですが、とにかく島々が美しいのです。▼

豊浜大橋で大崎下島に渡ります。▼

九比から三角島（みかどしま）へのフェリー「みかど」です。とにかく車窓からは目が離せません。▼

平羅島（へらしま）、中ノ島の2つの無人島を経て愛媛県の岡村島へ行きます（写真は中ノ島）。無人島と言ってもこれらの島は柑橘園があるそうです。橋ができる前は渡船で作業に出かけていたのでしょうか。四国に渡るには、岡村島から今治行きの船が出ていますが、バスは無いので港まで歩くか、今いる大崎下島から大崎上島の木江に船で渡り、そこから今治行きの船に乗る方法があります。▼

小長（おっちょう）港。海の家ゆたかとびしま館は営業しています。▼

12：23大長（おおちょう）港に到着。14：02発の竹原行きの船までこの島で過ごします。▼

バスはこのまま終点の沖友天満宮前まで行きます。▼

大長港の待合室。ベンチの色あせた広告。▼

広告主は今治ばかり、かつては今治に船が出ていたのでしょう。ここは広島県ですがとびしま海道ができるまでは、生活は事実上愛媛県に依存していたようです。▼

みかんメッセージ館。何か見られると思いましたが、年始で休館でした。▼

徒歩で小長港まで戻ってきました。人生は3歩進んで2歩下がるです。▼

基本このあたりはみかんの島です。▼

最近見かけなくなったこんな車も。でも、ターミナルのトイレは水洗でしたのでご安心ください。▼

かつてはかなりの航路があったようです。とびしま海道・しまなみ海道で便利にはなったものの少し寂しい気もします。▼

「第五かんおん」がもう直ぐ出港です。大崎下島・大崎上島間は橋がないのでこれで渡るしかありません。▼

とびしま館で食事です。人手が足りないのか、調理に時間がかかっているようでした。海鮮料理が良さそうなのですが、船の時間もあるのでなるべくオーソドックスな食事にしました。今度はもう少し長く滞在できるスケジュールで来ることにします。▼

お腹も膨れたところで大長港に向かいます。とりあえず、船の時間には間に合いそうです。▼

竹原行きのしまなみ海運「かがやき2号」に抜かれました。これからこの船に乗ります。▼

芸予諸島の船旅が始まります。