2013年10月13日日曜日

青森→函館:津軽海峡フェリー「びるご」乗船記

津軽海峡フェリーターミナルに到着です。

現代の青函連絡船「びるご」に乗船です。この時間の徒歩乗船は自分を含めわずか3名です。一人で乗るのは自分だけです。

2等船室に一番乗りです。

14:20出航。本州を離れます。

天気はいいような悪いような。

毛布は¥350円で借りられます。昨日の疲れが出てきたので少し寝ることにします。

各コーナに1・2人程度の人口密度です。

1時間程寝ていましたが揺れが激しくなってきました。津軽海峡に出たみたいです。デッキに出てみましょう。

暗雲の狭間から夕陽が射します。

風が強く、波もあるので、「ごらんあれが竜飛岬北のはずれと」指を指す人もいません。

自販機の冷凍食品のかにめしを頂きます。この後は、函館到着まで寝てしまいました。海を見ては、何かを食べ、そして寝る。やはり船旅はやめられません。

「♪はーるばーる来たぜ函館へ」、さか巻く波を乗り越えてやって着ました。女は去り、男は追うものです。いろいろなドラマがあったことでしょう。

函館駅までバスで向かいます。

乗客はたった一人です。

函館駅到着。

函館本線の起点です。はるばるやって来ましたが、稚内までここから700kmもあります。戦前は稚内駅から樺太の大泊(現コルサコフ)までさらに稚泊連絡線(いまでもハートランドフェリーでロシアにいけます。)が出ていたので、函館なんて序の口です。

その先にはやっぱり船がありました。

青函連絡船”摩周丸”です。青森の八甲田丸と同様に昼間は¥500で中に入れるようです。”霧の摩周湖”は函館本線・石北本線を経た網走のさらに先にあるので、「♪北のさいはて摩周湖の夜」と感傷に浸るには更なる旅修行が必要です。

函館山方面を望みます。山頂から函館市街が展望できます。大抵ロープウエイは18:00前に終了するのでもう終わっていると思って今回はあきらめましたが、実は22:00までやっていたことが後で分かりました。お楽しみがまたひとつ増えました。


函館駅前からは路面電車です。

五稜郭公園前で降ります。

明日はまた鉄道の旅です。

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