2017年5月26日金曜日

鞆の浦→尾道:瀬戸内クルージング「ジュゴン」乗船記・しまなみ海道で四国へ

2017/5/3 水曜日

鞆港県営桟橋。午前中は走島に行って来ました。▼

時刻は午後2時。瀬戸内クルージング「ジュゴン」で尾道に向かいます。▼

今度は午前中に乗った走島行き「神勢丸」を後に出港です。尾道行きは3月~11月の土日祝運行の季節航路。GWとあって家族連れで賑わいます。▼

まずは弁天島の周りをぐるっと回り、船長さんの軽快なガイドと共に約1時間の船旅が始まりました。▼

観光鯛網の船が出ています。外洋に出ていた鯛は産卵のためこの時季鞆の浦に集まるため、これを一網打尽にします。▼

岩城汽船「第十親交丸」。観客はこの船から観光鯛網の様子を眺めます。(午前中走島に行く神勢丸より撮影)▼

鞆の浦を後にして、一路尾道に向かいます。▼

沼隈半島南端の阿伏兎観音。地上からも散策したいです。▼

田島と沼隈半島を結ぶ内海大橋を潜ります。▼

個人所有の水上飛行機。初めて見ました。この辺りはお金持ちが多いそうです。▼

常石造船のヤード。とにかくなにもかも大きいのです。

肉眼だとさらに迫力があります。▼

元「ふじ丸」今は"MIRA1"と船体に掛れています。引退直前の4年前に晴海ふ頭で見て以来です。▼

船のスクリュー。小さな船なのでかなりそばまで寄れます。▼

干潮で海底が見えてしまっています。手前のブイはこの警告用とのこと。▼

尾道造船。オーシャン東九フェリー「おーしゃんのーす」「おーしゃんさうす」の生まれ故郷です。昨年11月に引退した「おーしゃんのーす」の乗船時から何処にこの造船所があるか気になっていました。▼

尾道造船の対岸は瀬戸内クラフト。今年3月に乗った酒田沖の飛島に行く「とびしま」の生まれ故郷です。今回最大のミッションは以上2つの造船所の現場検証。脳裏と写真にしかと証拠を焼き付けました。▼

船長さんによると尾道周辺は潮流が激しく、操船はとても難しいとのことです。(写真は新尾道大橋と尾道大橋)

15:15尾道ポートターミナルに到着。お疲れさまでした。▼

さてラーメンでも食べようと思ったら、2年前に寄った尾道駅の隣の店は閉店していました。▼

駅ビルのラーメン店で日替わり定食¥800也を頂きます。隣のカウンタ席に座った女性(30台後半くらい)は歳の割には少女趣味。レモン一色のフリフリの服とおそろいのスカートでちょっとびっくり。一人で賢明にラーメンをすすっていました。▼

時刻は16:10。お腹も膨れましたし、これからしまなみ海道で四国に渡ります。

尾道大橋で向島に渡ります。左側、右側それぞれの奥が尾道造船、瀬戸内クラフトです。

因島大橋を渡り因島へ。

17:05因島大橋バス停に到着。乗ってきたバスは因島の土生港まで行きます。ここで17:39発今治行きのバスに乗り換えます。▼


そういえばバスの車中で、日本に在住と思しき西洋系の外国人のお姉さんほぼパーフェクトな日本語で「どちらのバス停で乗り換えればいいでしょうか?」と聞いていましたが、運転手さんは少しパニクったらしく、普通に「因島大橋です。」と答えればいいものを、「ノリカエブリッジ!ブリッジ!」と何故か日本語とも英語とも言えない片言を連呼。「ブリッジ」だけだと何処の橋だか分からないので、お姉さんは(?)な顔をしていましたが、適当に空気を読んで無事このバス停で下車していました。


バスは約20分遅れて到着。補助席も使いましたが、乗り残しが出てしまいました。(写真は生口橋で因島から生口島へ渡る車中、運よく乗れました。)

多々良大橋。生口島から大三島へ渡ります(あとはひたすら補助席からズームして撮影)。

大三島大橋で伯方島へ。

伯方・大島大橋で大島へ。

ふと西の空を見ると島影に隠れる夕陽が見えます。

来島海峡大橋の手前で渋滞です。GWのせいか1時間近く遅れています。

来島海峡大橋を渡れば四国です。定刻の今治到着時刻は18:29ですが、19:30今治発東予港行きオレンジフェリー連絡バス間に合うかどうかが怪しくなって来ました。

19:30ジャスト今治に到着。すぐさま乗ってきたバスの後ろについた東予港行き連絡バスに乗り換えです。まさに間一髪です。(このバスは早乗り乗船用連絡バス(無料)なので、20:50発のバス(有料)でも乗船には間に合います。)

20:25東予港に到着。この会社のフェリーは初めて乗ります。

今日の寝ぐらの四国開発フェリー(オレンジフェリー)「おれんじ8」です。

2等寝台の波間に揺られる旅の始まりです。


2 件のコメント:

  1. 「ジュゴン」は魅力的な航路であるだけでなく、船長の解説つきとはかなりポイント高いですね。最近は週末の旅を避けるようにしていましたが、ここに行く時は考えなくてはいけません。
    そして、まさか「第十親交丸」が登場するとは思いもかけない展開。定期航路ではないこの船、観光鯛漁に駆り出されていましたか。他にもいろいろ活躍しているのでしょうね。

    初めてしまなみ海道を通ったのは、実はバスに乗ってのことでした。たくさんの航路をどうやってつなぐか考えているうちに面倒になりバスへ逃避w。それも因島大橋での乗り換えがうまくいくかドキドキでした。「因島大橋」のバス停の写真を見るたび、その時のことを懐かしく思い出します。

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    1. 「第十親交丸」は午前中に走島に行く時に何気に撮ったのですが、午後「ジュゴン」に乗ったときに観光鯛漁の観覧用だったことが判りました。船長さんの解説が無ければ、造船所以外はただボーっと乗っていたかもしれません。

      この旅でも当初は尾道から今治まで船でと考えていましたが、さすが時間的にその余裕は無さそうでバスで渡りました。

      「ドキドキ」という意味では、初めて行くところはいつもそうですね(笑)。

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