2016年8月27日土曜日

北海道に上陸・石勝線夕張支線の旅

2016/8/9 火曜日

10:30苫小牧港に到着です。▼

名古屋からの43時間30分の船旅お疲れさまでした。今年最初の北海道への上陸です。▼

今年の冬は、昨年の大晦日23:59発のシルバーフェリー「シルバークイーン」で北海道を去り、海上で新年を迎えましたが、再びこの乗船口より戻って来ました。▼

「さんふらわあふらの」は欠航。「きそ」は名古屋に戻るようですので、仙台にいる僚船の「いしかり」は苫小牧に戻すのでしょう。19:00に「きそ」が出港したあとは、23:59発の「シルバークイーン」が第2ゲートに入るようですが、その前に第3ゲートから出る21:15発の新鋭船「シルバープリンセス」にはまだ乗ったことがありません。夜の北海道脱出方法はまだまだありますね。▼

まずは苫小牧駅まで路線バスで行きます。タクシー使ってもいいのですが、どのみち鉄道のダイヤが少ないので早く行くこともありません。▼

苫小牧駅で取りあえず青春18きっぷを買い千歳線で出発です。▼

南千歳で乗り換え、新千歳空港まで来ました。▼

ラーメンでも食べましょう。昨年の大晦日の札幌では飲食店が早く閉まり、大したものが食べられなかったので、ここからやり直します。▼

歴代のJALの客室乗務員の制服です。▼

空港内のゆるキャラコーナーのメロン熊です。さあ、夕張に行きましょう。▼

南千歳まで来ました。▼

千歳線の列車を見送った後は石勝線の番です。▼

14:33夕張行きキハ40単行が、午後の乾いた空気の向こうから近づいてきます。▼

千歳発のこの列車。2年前のリベンジです。

いい塩梅です。▼

いつものスタイルで出発です。▼

北海道の大地をひた走ります。▼

14:50室蘭本線との分岐点追分に到着。ここで28分の停車です。▼

追分は夕張からの石炭を室蘭港に運ぶための拠点として貨物輸送上重要でした。▼

広大な敷地に、当時活躍したセキを牽くD51や入替用の9600型の姿を重ねてみます。▼

さあ、時間いっぱい。夕張への旅を続けます。ズボンと違いシャツはカラフルです。▼

滝ノ上付近。夕張川を渡ります。このあたりも今度散策してみたいポイントです。▼

新夕張を過ぎ、帯広へ行く本線から別れ、夕張支線に入りました。▼

どんどんと登っていきます。▼

16:23終点の夕張に到着。お疲れ様でした。▼

駅構内の観光案内所は閉鎖。トイレだけが使える状態でした。幸せはいつ来るのでしょうか?▼

8分の停車後、再び折り返します。▼

今度は、どんどん下っていきます。▼

新夕張で16分の停車。石勝線の開通で支線となる前は夕張線の紅葉山という駅でした。▼

新千歳空港で買った「かに飯」をいただきます。▼

夕張川再び。青々とした水面が綺麗です。▼

17:43追分に到着。夕時の日差しが眩しいです。▼

ここからは室蘭本線です。2連ですが、単行で良いくらいの乗車率です。炭鉱の閉鎖後、どんどんと寂れていく北海道の鉄道の現実を目の当たりにします。

車中ずっと夕張山が見えます。▼

北の大地に沈む夕陽。▼

18:52終点の岩見沢に到着。お疲れさまでした。

ここからは函館本線を普通列車で進みます。▼

岩見沢駅で買ったホタテ釜飯をいただきます。駅弁は別腹です。

20:12滝川に到着。

1番のりばには、根室本線のキハ40の単行が停車しています。本線の始発駅ですが、今はとても寂しい限りです。

過ぎ去りし日々の夢を叫ぶとき、さよならと言う言葉が聞こえてきそうです。

1時間半普通列車との接続はないので、スーパーカムイに乗ります。

旭川に到着。ふとスマホを見るとたった今夕張支線廃止という言葉が聞こえてきました。▼

黄色いハンカチを探しに、せめて今日から一人きり旅に出ます。

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