2017年5月19日金曜日

出雲市→福山:三江線・福塩線・陰陽横断の旅

2017/5/2 火曜日

今日は山陰本線で出雲市から下関方面に進みます。▼

10:16発浜田行きキハ120です。▼

いつものスタイルで出発です。▼

田儀付近から日本海が見えてきました。▼

白い砂浜と青い海。途中下車したくなる景色が続きます。目の前の家々には赤い石州瓦が目立ちます。▼

江の川を渡ります。▼

江津に到着です。▼

キハ120再び。ここからは12:34発三江線浜原行きで進みます。▼

終点の三次まで行く列車は5:53と15:15の2本しかなく途中で乗り継いでも終点までいけるのは1日3本という秘境路線です。前から乗ろうと思いつつ乗る機会を逃していました。▼

キハ120の生まれ故郷は言わずと知れた新潟鉄工所ですが、経営破綻による再編前は鉄道車両以外にも粟島汽船「フェリーあわしま」などの船も製作していました。▼

江の川に沿って進みます。

石見川本で列車交換。旅館の人たちが江津に帰る宿泊客をお見送りしていました。それなりに観光資源はあるようなのですが、来年の3月末で三江線は廃止になってしまうのは残念です。▼

とにかく江の川です。江の川は中国地方最大の川の割りに流域に平野を作らなかったので無能川とも呼ばれていたそうです。▼

江の川の鉄橋をわたると粕淵(写真は鉄橋を渡り終えた後方展望)。粕淵の次が終点の浜原です。▼

14:41浜原に到着。この列車はここでエンジンが切られ、折り返し17:08の江津行きとして出発するまで2時間あまりこの駅に留置されます。▼

反対側のホームより三次方面を望みます。このホームに三次行きがやってくるのも約2時間後の17:04です。▼

他に同業者が2人ほどいましたが何処かに行ってしまいました。駅構内で休憩しましょう。▼

実は三江線オリジナルの萌えキャラもいます。▼

出雲市駅で買ったかに寿司を頂きます。▼

だれもいない駅構内でまさに至福のときです。▼

さあ、江の川に沿って一駅歩いて戻りましょう。▼

山あいの昼下がりをのんびりと。▼

三江線のレールに沿ってどんどこ進みます。▼

粕淵に到着です。出雲市からの乗車券は浜原までだったので、この駅で今日の目的地の福山までの乗車券を買いました。▼

天井から傘がぶら下がっています。何故だろうと思ったらその上にはツバメの巣。駅ノートに何かを書き、17:00発三次行きの列車を待ちます。

列車が来ました。この駅から乗る乗客は自分一人です。

さあ、後半参りましょう。後半~しゅっぱ~つ!

浜原で江津行きとの列車交換。留置されていた列車にも火が入りました。

天空の駅宇都井。地上高20mのホームに上がるには116段の階段を登らなくてはなりません。Wikipediaによると2014年の乗車人数は0人ですが、同業者が2、3人降りていきました。2時間後に三次行きがまだあるので、それに乗るのでしょう。▼

口羽で列車交換のため停車。もう廃線なのに出来たばかりと思しき綺麗なトイレあり。発車前には運転士さんが乗り遅れがないかトイレを確認していました。

この後も目くるめく江の川を満喫中です。

日も落ちもうすぐ終点の三次です。結局最後まで江の川づくしでした。

18:59三次に到着。三江線コンプリートです。お疲れさまでしたといいたいところですが、旅はまだまだ続きます。▼

「♪セブン、イレブンいい気分、開いてて良かった」と思ったらちょうどシャッターが閉じられてしまいました。イレブンまで営業していないとは看板に偽りありです。

少しお腹が空いていますが、19:41キハ120単行で出発です。実は長丁場に備え、福塩線用に予め買っておいたパンとおにぎりは、江の川の景色に見とれながらいつの間にか三江線の車中で全部食べてしまっていたのです。▼

塩町で芸備線から福塩線に分岐します。

ここもなかなかの秘境路線なのですが暗くて外が見えません。明るい時間にまた乗ることにしましょう。約2時間の車中はコーラで空腹を紛らわせます。

21:27府中に到着。福山行きまで約50分程待ちます。とりあえず近くで買ってきたコンビ二弁当で腹ごしらえです。▼

23:01福山に到着。福塩線をコンプリート。三江線と合わせて陰陽横断を完了です。

長い一日はこれで終わりです。鉄旅はいったん終了して明日からは船旅が始まります。

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